2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧
広島空港で車を借りて最初に向かったのは御年代(みとしろ)古墳。 空港の南5㎞ほど、三原市を河口とする沼田川の支流の三次川、のさらに支流の尾原川沿いの立地。 飛行機からも見えた河口までは12㎞程。 国道2号線沿いでもあります。古墳の近くに「ほんごう…
2021年12月、1泊2日で広島県東部の古墳を巡りました。 今回も往路飛行機は窓側がとれたので、初回は空からの眺めを。 羽田を北に向かって離陸。 新木場のあたり。雲の位置が低いです。 右に向かって旋回と思いきや、左に回っていきました。 東京スカイツリー…
大きな本でちょっと値が張りますが(5500円。自分は図書館で借りました…)最近読んだなかで非常にハマってしまった本でした。 彫刻の歴史: 先史時代から現代まで 作者:アントニー ゴームリー,マーティン ゲイフォード 東京書籍 Amazon 彫刻家アントニー・ゴ…
11月28日、aini(旧TABICA)という体験ガイドサイトで知ったツアーに参加しました。 最寄りは千駄ヶ谷駅ですが、信濃町駅から絵画館などを見ながら東側の青山門へ。 こちらの大きなモザイク壁画は旧国立競技場の貴賓席上部にあった「ギリシアの女神像」で、も…
讃岐古墳旅で最後の訪問地は、高松空港に近い城所山(じょうしょさん)2号墳。 果樹園のある丘の北端頂です。軽でないと難しい道でした。また、マップのピンの位置より50mほど南です。 きれいに残る墳丘は説明板によれば、”事業者と住民の熱意により保存・復…
前回の佐賀神社古墳の東、香東川の右岸側にあるのは龍満山(りゅうまんやま)古墳群1号墳。 山裾の枝道を上がっていくと… 最初は何かの施設の方が目立って見落としました。 説明板あり。 龍満山古墳群1号墳龍満山周辺には、以前から横岡山古墳など幾つか古…
前回の舟岡古墳の2.5㎞南西に立地しるのは佐賀神社古墳。 小田池の東側で標高は60m程あります。 周囲は平ら。生垣で囲まれた境内。 崩れ落ちそうな屋根の拝殿に参拝。 その左手に説明板。 史跡 佐賀神社古墳古墳時代後期に造られた横穴式石室をもつ円墳であ…
たまたま、表参道の交差点で見たツリー。 赤い実のようなオーナメントが、たわわでとても綺麗でした。 カメラに気を取られて後ろに下がる(歩道側に、はみ出る)と、お兄さんに注意されます(おつかれさまです) 交差点の対岸から。 山陽堂書店の3階、このと…
前回の矢野古墳から2.5㎞西にピンの立つ舟岡古墳。 県道280号・塩江街道沿いに残る墳丘。 グーグルマップの”クチコミ”には、以前は前方後円墳といわれていたものが発掘調査で横穴式石室が発見され、円墳の可能性が高くなった、とありました。 県道は歩道の余…
さぬき市の津田山古墳群を幾つか探訪した後は高松空港周辺の古墳へ。そろそろ帰りの便が近くなってきました。道すがらにも多くの古墳がありましたが、選んだのは矢野古墳。 遠目にも説明板が目立ってよくわかりました。 その背後(東側)には三郎池。本当に…
けぼ山古墳は、鵜の部の半島の先端近く標高約40mに立地する、古墳時代前期に築造された全長60m程度の前方後円墳です。 まさに、灯台のような立地。 うのべ公園からアプローチします。 展望台から津田湾の眺め。 手前の施設は日本ドルフィンセンター。 イルカ…
うのべ山古墳は津田湾東端の突き出し部の根元あたりの山裾にありました。 住宅街に面した草むらで、標高は10mほどの地点。 草をかきわけて中へ進むと、石がゴロゴロした小山が。 解説板もありました。 3世紀前半、四国最古級の前方後円墳(積石塚)でした。 …
前回の赤山古墳からは、津田湾の南東端に突き出た”鵜部の鼻”にある古墳を目指しました。 目指していたのは「けぼ山古墳」でしたが、小さな半島を東からアプローチしたところ行き止まり。真ん中が名古島でその左が津田湾、右奥の山は小豆島です。 そこから振…
前回の富田茶臼山古墳からは、北の津田湾方向へ。 途中にピンの立つ赤山古墳は、北の海側へ面する丘陵の先端の立地。 この建物の裏側でした。 駐車場の門の後ろが墳丘! 周囲が削られて、登れる様子はありません。 駐車場側から見上げた墳丘。凹んだ部分が気…
さぬき市の富田茶臼山古墳は全長139mの四国最大の前方後円墳。 駐車場の向かいにある看板と、後円部先端側を。 グーグルアースでも後円部を東に向ける鍵穴形がよくわかります。上記駐車場は右下のみろく通池公園のもの。 後円部先端側からのアプローチ。 小…
前回の高松市茶臼山古墳から、さぬき市の富田茶臼山古墳を目指して一路東へ。 道すがらにはいくつも古墳のピンが立っているのですが、たまたま気づいたこちらの古墳へ寄りました。 道すがらといっても迷いました。 南側の田んぼから見上げた段の上に緑の墳丘…
前回の久本古墳から800mほど南にあるのは、(高松市)茶臼山古墳。 茶臼山石土一心院の参道から上がります。 祠の後ろのこの階段を登ります。 途中から山道に。 最後に倒木を除けつつ後円部へ。 半信半疑で上がった先に説明板があって救われた気分! (スマ…
前回の山下古墳の700mほど南にある久本古墳。今は2つの溜池の間に立地。 ここはわかりやすい墳丘でした。石室材もかなり露出。 石室正面の南側から。民家のお隣です。 説明板あり。 久本古墳史跡 昭和50年3月13日 高松市指定久本古墳は、横穴式石室をもつ円…
高松市街で丹下健三の建物を見た後は、平野の東端へ。 古道の面影がある県道30号線に沿って数基が残ります。 最初に北から、山下古墳。 グーグルマップのピンを目指します。道路左に開口していますが、最初は気づかずに通り過ぎました。 正対すればわかりま…
前回の香川県庁から2㎞東に、もうひとつの丹下建築が残っています。 旧香川県立体育館は1964年竣工。1300席のスタンド席がある競技場や複数のトレーニングルームがある(あった)そうですが、2012年に耐震改修の調査をした際に競技場の天井が落下する恐れが…
峰山の石清尾山古墳群を見た後は香川県東部へ移動。 途中で丹下健三設計による建物を2つ、外から見学。 1つ目は、香川県庁舎旧本館、現在の東館。左のビルが現在の本館。 1958年竣工の地上8階、 Wikipediaによれば、丹下の初期の傑作で、ファサードは日本の…
石清尾山古墳群の最後は、ぐるっと歩いてきた尾根筋の北端に隣合う3基。 今、公園のサイトの地図を見ていて、自分が9番から1番まで、ちょうど逆順で見てきたことに気づきました。 https://www.mineyama-park.com/kohun.html 前回の鏡塚古墳から150mほど北西…
前回の石船積石塚から北への小径。 すぐ先に、鏡塚古墳の説明板がありました。 またも希少な双方中円墳、しかも積石塚。 鏡塚古墳史跡 昭和60年7月16日 国指定この古墳は、全国的にも稀な形式の双方中円墳(積石塚)で、同形式の猫塚とともに築造年代では最…
前回の小塚古墳から100mほど道路を進むと、石清尾山古墳群全体の説明板が立っていました。 石清尾山古墳群史跡 昭和60年7月16日指定石清尾山には現在、百をこえる古墳があるが、なかでも墳丘を石で造った積石塚古墳が有名である。これらの積石塚古墳は、全国…
前回の猫塚古墳から、500mほど東の姫塚古墳を目指します。 散策路の途中に展望のよいポイントがありました。 こちらの標高は、200mほどです。 そのまま進んだ先に姫塚古墳がありましたが、立入禁止となっていました。 車道側に降りた場所から見る姫塚古墳。 …
石清尾山2号墳の見学後、徒歩6分と出ていた猫塚古墳へ。 目の前は舗装道路だったが、先がわからなかったので第3駐車場に停めたままで。 進んで行くと道路沿い(左手)には露出した石が。 途中で右に散策路へ入りました。 ほどなく、大きな積石塚の前に。 説…
9号墳から300mほど南には、道路からも開口部が見える一基がありました。 石清尾山古墳群には積石塚と横穴式石室の2つグループがあるとのこと(両者の関連はわかっていないそうでうが) 石清尾山2号墳史跡 昭和60年7月16日指定石清尾山古墳群は、石を積んで…
展望台から駐車場に戻り、今度は北東側にある9号墳へ。 整備された遊歩道ですが注意書きが… 野犬は怖いです。 あずまやもある公園の先に説明板がありました。 石清尾山9号墳史跡 昭和60年7月16日 国指定この古墳は、石清尾山古墳群の中のひとつで、摺鉢谷を…
鬼無町からとって返して石清尾山(いわせおやま)の古墳群へ。 高松市の中心街のすぐ南西の、標高200m前後の3つの峰のひとつで、東麓には栗林公園があるエリア。グーグルマップに「古墳 号墳」と入れると沢山ピンが立ちます。 この地形は、1000万年前の火山…
前回の古宮古墳の100mほど東の民家の庭先に、「こめ塚古墳」のピンが立っていました。 存在感のある巨石です。 横から。土盛りは姿を消し、石組も崩れています。 それでもかつての堂々とした石室を彷彿とさせる姿でした。 背面側は盆栽棚。倉庫の後ろ奥に古…