うのべ山古墳は津田湾東端の突き出し部の根元あたりの山裾にありました。
住宅街に面した草むらで、標高は10mほどの地点。
草をかきわけて中へ進むと、石がゴロゴロした小山が。
解説板もありました。
3世紀前半、四国最古級の前方後円墳(積石塚)でした。
四国最古級の前方後円墳
うのべ山古墳
「うのべ山古墳」は、今から約1750年前の3世紀後半につくられた四国最古級・津田湾最古の前方後円墳です。
この古墳の特徴は、土の代わりに石を積んでつくられた「積石塚」と呼ばれる珍しい古墳で、全長は37mあります。
積石塚の古墳は、古墳時代前期と呼ばれる古い時期につくられた古墳としては、香川県と徳島県の一部にしかない珍しい特徴をしています。
その中でも「うのべ山古墳」は香川県の東の端にあり、一番低い所につくられています。
他の積石塚古墳の中でも最も特徴があり、津田湾古墳群では最古の前方後円墳です。
さぬき市教育委員会
さぬき市文化財保護協会
後円部を見上げて。
後円部墳頂を。
振り返った前方部。
前方部はロープで
前方部から見る後円部側。
全容を収めるのは難しかったですが、正面が後円部、右へ前方部。