熊本県の古墳、寺社、遺跡
大塚古墳の次に訪ねた経塚西古墳は群中の西端、通りからは南への枝道の先。 坂を上がって左手に墳丘があります。 経塚西古墳との標柱も。 裾から見上げた墳頂。 墳頂の様子。 墳頂から南方向。ビニールハウスの向こうに有明海も見えています。 現地説明板は…
前回の小塚古墳から道なりに350m東へ向かうと大塚古墳が現れます。 後円部の先端側から。 後円部を横(北側)から。 現地では、この北側にかつて前方部があったと勘違いしていました。 こちらは玉名市歴史博物館にあった解説。 経塚・大塚古墳群(熊本県指定…
前回の経塚古墳からはすぐ南の小塚古墳へ。 道路沿いですぐにわかります。 以下は、玉名市歴史博物館展示室での経塚・大塚古墳群の解説における小塚古墳の箇所。 ●小塚古墳経塚古墳に隣接する直径約33mの円墳。平成8年度の発掘調査で壺形埴輪が出土した。壺…
玉名市歴史博物館の展示で知った経塚・大塚古墳群は、三ノ岳の北西麓、舌状台地上に立地しています。熊本空港への帰路に立ち寄りました。 最初に向かった経塚古墳。 周囲は針金格子の柵で囲まれていますが、一箇所開閉できるところがあったので、そこから墳…
前回の伝左山古墳と、県道を挟んだ南側に「補陀落渡海(ふだらくとかい)碑」のピンが立っていたので行ってみました。 碑のある繁根木稲荷神社への石段。 上がった先の稲荷神社。 ここが稲荷山古墳の後円部であったことを、伝左山古墳を玉名市のサイトで調べ…
伝佐山(でんざやま)古墳は、玉名市歴史博物館から600mほど南南西、国道347号のすぐ北側、繁根木川の西180mほどにあります。 国道から一本裏道沿い。 なかなか大きな墳丘です。 その説明板。 玉名市指定史跡 伝左山(でんざやま)古墳指定年月日:昭和46年2…
石貫ナギノ横穴群は、前回の穴観音横穴から250mほど南東、舌状台地の反対側の繁根木(はねぎ)川右岸の斜面にあります。 横穴から100mほど南にも見学者用駐車場がありました(右へ上がってすぐ右) そこから歩道を歩いて行くと、左に上がる階段が。 すぐ上が…
前回の大坊古墳から北に車で8分ほどには、石貫ナギノ横穴群があります。 まずは奥側の石貫穴観音横穴。見学者用駐車場あり。 その手前に、石貫穴観音横穴への枝道があります。 田畑の間の、気持ちの良い散歩コース。 中央の中腹に見えています。 ズームで。 …
大坊古墳は、前回の永安寺東古墳から南西に700m弱にあります。 やはり、集落の背後の丘の斜面に立地。 急階段を上がって振り返って。 施錠されている石室入口前には複数の解説が。 大坊(だいぼう)古墳の解説。 国指定史跡 大坊(だいぼう)古墳昭和52年2月…
永安寺東古墳は、前回の西古墳のすぐ隣に残っています。 西古墳側から見ると、墳丘がえぐれているのがわかります。 東古墳側に、両古墳の説明板がありました。 国指定史跡 永安寺東古墳・永安寺西古墳所在地:熊本県玉名市玉名字永安寺指定年月日:平成4年12…
万田坑の外観を見た後は南東に13㎞、玉名市玉名の古墳へ。 九州新幹線の新玉名駅から徒歩20分弱のエリアです。 50mほど南に、10数台が停められる駐車場あり。 そこから北に、民家の間の道を進むと”ドーム”に出ます。 麓にある説明板。 永安寺西古墳永安寺西…
前回の萩の尾古墳から南に900mほど、関川を渡った南側には別当塚古墳群があります。 道路沿いに、なかなかの規模の円墳が並んでいます。 関区公民館のすぐ南に、別当塚西古墳。 径30mほどの円墳です。その墳頂。 墳頂から西方向。 南方向。「グリーンランド…
国史跡・萩ノ尾古墳は、前回の潜塚古墳から2.2㎞南東の諏訪川右岸、熊本県との県境近くにあります。 古墳の石室の鍵は500mほど北西の、ヤマアキショップヒラヤマで借りることができます。 有明工業高等専門学校への上り道四辻の南東に、古墳への石段あり。 …
2023年3月上旬の肥後墳行の2日目(最終日)は、熊本県の北西部を中心に回りました。 まずは市街に近い釜尾古墳から。 午前6時ころに現地到着。まだ月がきれいでした。 墳丘の西隣の菅原神社。周囲は住宅地なので静かに参拝。 その右隣に墳丘が。 シートと網…
千金甲(せこんごう)古墳の甲号の近くへ行った後は、道路の南側の丙号・乙号へも寄りました。 道路から見た丙号(中央) 道に面して扉がありますが、しっかり施錠。 金網越しに墳丘を。 金網の間から開口部をズーム。 角にミラーを置いていただけると、なん…
前回の二軒小屋古墳の見事な石室を堪能した後は、3㎞南西の千金甲(せごんこう)古墳へ。 坪井川沿いの国道から、金峰山南麓の斜面の細道を上がって行くと、ありました。 内部が見られないことは分かっていましたが、「倒木の危険」が理由だったとは。 国指…
この日(2023年3月上旬)、最後から2番目に訪ねたのは二軒小屋古墳。 額田大玉さんや平家蟹さんのブログで見て、機会に恵まれれば見学したいとかねてより願っていました。 グーグルマップに導かれた集落。ここを左に入ります。 車で入ると、そのままバックす…
前回の北園鬼塚古墳から北西2㎞の西岡神宮も訪ねました。 中世や近世に築かれた、宇土城跡の東麓に鎮座していて、代々の宇土城主が崇拝していたそうです。 安産祈願の神社なら熊本県宇土市の西岡神宮 拝殿に参拝。その右手に歴史資料館があります。 基本的に…
向野田古墳を見学した後、そこから西に1㎞の北園鬼塚(きたぞのおにづか)古墳へ寄りました。 宇土半島の東端の根っこ。 西からの山塊から平野に移ったあたりで周囲は田畑になっています。 墳丘の大木が目立っています。 墳丘は草が刈られ整備されています。…
前回の塚園古墳群からは車で40分以上南下して、2年前の墳行の際に目前で見そびれた、宇土市の向野田(むこうのだ)古墳へ向かいました。 ちなみに、今回の墳行は北や南に行ったり来たり。出だしのチブサン古墳の下調べ不足が響きました。 向野田古墳は、前回…
鬼のいわや古墳見学後は400mほど西、祈願合格神社への枝道のそばの塚園古墳群1号墳へ。 枝道への分岐あたりから振り返ったところに目立っていた墳丘。 スタルペスさんのサイトによれば、塚園古墳群1号墳は残存長40m、後円部径14m・高さ4mの前方後円墳とのこ…
高熊古墳見学後は南西に3㎞ほどの、鬼のいわや古墳へ。 周辺には他にも多くの古墳が展開しているのですが、時間の都合で熊本市中心部へのルート沿いの古墳を選んでいきました。 グーグルのナビに従っていくと、祈願合格神社に到着。 祈願合格神社 – 宗教法人…
前回までの津袋古墳群からは、計画では西に8㎞移動して、石室公開が再開されたチブサン古墳を見学するつもりでしたが、念のために電話で確認するとその日の枠はすでに満杯とのこと。グーグルマップの情報欄の営業時間を見ていただけという初歩的ミスでした… …
7基が残る、津袋古墳群の最後に訪ねた平原塚古墳は、朱塚古墳から120m程南でした。 墳丘は無くなっており右の屋根の下に石棺が露出しています。左の石組は「圃場整備完成記念碑」 標柱あり。 そこに解説あり。 平原塚古墳は、今からおよそ1600年前に造られた…
朱塚(しゅづか)古墳は、前回の頂塚古墳から600mほど北東にあります。 東側の上内田川に向かっての緩やかな斜面が、幅広の棚田になっているところ。 斜面下側から。 畦道をアプローチ。 標柱の解説には、石室にベンガラが残っているとのこと。 今からおよそ…
津袋古墳群の頂塚(ちょうづか)古墳は、前回の五社宮古墳のすぐ北にあります。 ここも大塚古墳と同様に、大きな看板が、 斜路を登っていくと、その頂が墳丘です。 築造時は今の倍以上の直径、28m程の円墳だったとのこと。 熊本県指定文化財。史跡津袋古墳群…
前回の続きの津袋古墳群。一本松公園からは、北の4基へ向かいました。 五社宮(ごしゃぐう)古墳へとグーグルマップのナビで到着した目的地は、谷の下でした。 そのさきに鳥居と参道があり、こちらが古墳への道でもありました。 道が細くて車を停められるス…
前回の茶臼塚古墳から望んだ小町塚古墳(ズームで) その標柱の解説。 県指定文化財 津袋古墳群(小町塚古墳)今からおよそ1500年前、茶臼塚古墳の後に造られた円墳です。平成3年の調査の結果、もとの大きさは直径23.7mであったことが分かったので、現在その…
津袋古墳群の茶臼塚古墳と小町塚古墳は一本松公園内にあります。 南東側の駐車場に停めました。 さまざまな遊具や運動施設のある公園です。 丘の上、あずまやの向こうに茶臼塚古墳があります。 階段を上がって行くと、墳頂の祠が見えてきました。 高さがあっ…
御霊塚古墳は、津袋古墳群の南東の立地。 写真付きの説明板が立っているのでわかりやすいです。 熊本県指定史跡御霊塚古墳(ごりょうづかこふん)指定日:昭和52年(1977)6月20日所在地:山鹿市鹿本町津袋306ほか6世紀個半頃に造られたお墓(古墳)です。造…