2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧
前回のつづき。 この日は掛川駅前で借りたレンタカーを使っていたので、浜松市浜北区の内野(うちの)古墳群を見たあとは、東に戻って磐田市の中心部に近い3つの古墳を巡った。 最初に寄ったのは京見塚公園。 現在の天竜川の流路からは3kmほど東だが、かつて…
前々回のつづき。 内野上古墳群の3古墳を見た後は、3~400m北西の谷に造られた二本ヶ谷積石塚群(にほんがや つみいしづかぐん)を訪ねた。 開発されたニュータウンの中で調整池として残された場所に、6基の積石塚(古墳)が保存されていた。公園の北側に駐…
富士山の山開きは7月1日(吉田口)だそうですが、東京近郊に数多く残る富士塚でも山開きの行事が開かれるところがあります。 富士塚は、江戸時代に富士講という富士山を神の宿る場所として信仰する人々によって築かれています。 富士講の開祖は角行(かくぎ…
前回の、山の神古墳の裾にあった周辺案内図。 稲荷山古墳はそこから150mしか離れていなかった。 バス停「内野台北」の後ろが古墳のある小公園。 樹木の中に円墳があった。 現地の説明板。 稲荷山古墳稲荷山古墳は、浜松市浜北区内野台4丁目の丘陵上にありま…
前回のつづき。 山の神古墳は赤門上古墳の200mほど北に残されていた。 階段下の説明板。 山の神古墳別名「内野上2号墳」とも呼ばれており、直径16m、高さ約1.8mの円墳です。墳丘の頂上部分に「山の神」を祀った祠があることから山の神古墳と呼ばれています。…
前回のつづき。 蛭子森古墳の探訪後は、さらに西に5kmほど、天竜川西岸において複数の古墳群が集中するエリアへと向かった。 遠州鉄道の踏切を越える。次の機会にはこの赤い電車にも乗ってみたい。 内野上古墳群は台地の上に開発された住宅地の一画に保全さ…
前回のつづき。 長者屋敷遺跡からは一旦南へ進んで天竜川を渡り、浜松市に入った。 最初に向かったのは蛭子森(えびすもり)古墳。 現在の天竜川からは1kmほど西に離れている。 道路脇に忽然と現れた。 金網の向こうがすぐ墳丘。 柵の向こうの樹木の下に石組…
前回のつづき。 銚子塚古墳、米塚古墳を巡った際に、 道路脇にあった「県指定史跡 長者屋敷遺跡」という看板に惹かれて立ち寄った。 周囲を浄水場施設に囲まれた一画。 入口は浄水場敷地に挟まれた通路のようで、中に入って意外に広くて驚いた。 説明板には…
米塚(よねづか)古墳群は、前回の銚子塚・小銚子塚古墳から500mほど北東の、同じく天竜川の河岸段丘の縁に立地する。 形のよい円墳で周溝(と周堤も?)がきれいに残っている。 静岡県指定史跡の標柱と説明板。 説明板には別に8基の円墳についても記されて…
前回のつづき。 新豊院古墳の見学後は西に3km、天竜川沿いの段丘上にある銚子塚古墳へ向かった。 車が停められるスペースがあり、そのそばに説明板があった。 国指定史跡 銚子塚古墳 附(つけたり) 小銚子塚古墳天竜川を臨む磐田原台地の縁部に造られていま…
前回までの和田岡古墳群は掛川市にあったが、そこから袋井市を上部を横断して磐田市の古墳へ向かった。 最初の訪問地は新豊院山(しんぽういんやま)古墳群。 太田川を渡って「深見橋西」の信号待ちで。目指す古墳は正面の丘陵上にある。 太田川は天竜川の数…
今回の吉岡大塚古墳も和田岡古墳群に含まれる。 春林院古墳の前から吉岡大塚古墳へは一直線に500mほど。 途中は茶畑。 吉岡大塚古墳のそばで振り返った春林院古墳。こちら側の方が少し標高が高い。 吉岡大塚古墳は、周囲も含めて草木が刈られて鑑賞しやすい…
前回のつづき。同じく和田岡古墳群。 春林院(しゅんりんいん)古墳も、原野谷(はらのや)川が削った河岸段丘の縁にあった。 グーグルマップに従って進むと、茶畑の端に誘導された。 溝を越えた木立の中に土盛りが。 振り返ると広がる茶畑。 墳丘の麓に説明…
前回の瓢塚古墳の見学後は、200mほど北西にある行人塚(ぎょうにんづか)古墳へ向かった。こちらも和田岡古墳群のひとつ。 標柱と説明板がある。 古墳群の説明部分は共通だった。 古墳名のいわれはちょっと恐ろしい。 史跡 和田岡古墳群行人塚(ぎょうにんづ…
4月末の遠江古墳探訪記の再開です。 掛川のスマイルホテルに泊まって翌朝8時に駅前でレンタカーを借りた。 最初に目指したのは掛川市の和田岡古墳群の各和金塚古墳(かくわかなづかこふん) 段丘の下から道がついているように見えたので田んぼの中の細道を進…
前回のつづき。 江戸東京博物館へ行った際に、2016年11月に竣工した「すみだ北斎美術館」も訪ねた。 大江戸線の両国駅から徒歩5分。 住宅街にぽっかり空いたような緑町公園の南側に金属彫刻のような建物があった。 設計は妹島和世。建物上部は青空に溶け込む…
前回のつづき。 旧安田公園の北東角は道路を介して横網町公園と接している。 まず目に入るのが東京都慰霊堂の背面側の三重塔。 正面側から。 関東大震災の遭難者の遺骨を納める「震災記念堂」として昭和5年(1930)に竣工し、昭和26年に東京大空襲犠牲者も安…
江戸東京博物館で「発掘された日本列島2018」 を見た後、近くの旧安田庭園(入場無料)へ向かった。 池の対岸には今年(2018)1月にオープンしたばかりの刀剣博物館。渋谷区代々木4丁目から移転してきた。 3年前に来た時には大正15年竣工の両国公会堂(本所…
6月3日、江戸東京博物館で開催中の「発掘された日本列島2018」を訪ねた。 会場は常設展示の一画(写真中央の下の階) 平成7年から毎年開催されている発掘資料の巡回展で、毎年8千件超の全国での発掘調査の中から特に注目された近年の出土品が選ばれて出品さ…
前回のつづき。 山から降りてきて最初に見かけたのは岩水寺(がんすいじ)の太鼓橋だった。 橋の先には道はなかったが、後で調べるとお寺のサイトに、地安坊大権現堂(護摩堂)へ続いているが「現在は道を封鎖」していて、「鳥居前で手をお合わせください」…
前回のつづき。 金刀比羅神社の石段下から目指す古墳をグーグルマップで再入力すると徒歩38分と出た。この日歩く一番長い距離になるので気合を入れて出発。 新東名の下で。東方向。 グーグルマップで表示されたルートでは人形山古墳へは行けそうになかった。…
前回のつづき。 興覚寺後古墳から高根山古墳へは直線距離だと500mほどだが、ぐるりと回るルートなので徒歩26分と出ていた。 ひとつ東側の尾根の縁になるが、すぐ北を新東名が通り、その北はゴルフ場として開発されている。よく残ったが消失した古墳も数十に…
前回のつづき。 天竜二俣駅で転車台を見学した後は再び付近の古墳を巡った。 徒歩で行けそうな範囲で一筆書きに目星をつけて。 初めに天竜二俣から西に4つ目、宮口駅から徒歩5分の興覚寺後(こうがくじうしろ)古墳を目指した。 興覚寺後古墳はホームの「宮…
前回のつづき。 西鹿島駅から天竜二俣駅に戻ったのが13時40分。 転車台ツアーはその便に合わせるように13時50分スタート。 天浜線・天竜二俣駅の転車台見学ツアーは1日1回(土日祝は2回)開催。大人で天浜線利用者は200円 (予約不要:ツアー以外での転車台…
前回のつづき。 天竜二俣駅の転車台ツアーの前に、2駅先の西鹿島駅に近い向野(むかいの)古墳を訪ねた。 昼は一時間に一本になるが、ちょうど往復できる便があったので。 二俣本町駅を過ぎると天竜川を渡る。後ろの窓から。 背後は戦国時代に鳥羽城があった…
前回のつづき。 秋野不矩美術館を訪ねた後は天竜二俣駅へ歩いた。 二俣川の左岸を進む。 川辺の大木は流れが安定している証左か。 魚を網で! 細道に面して古刹があった。東谷山栄林寺で、山門は享保3年(1719)の建立。 公園には回せないメリーゴーランド。…
光明山古墳の見学後は、そこから徒歩20分にある秋野不矩(あきのふく)美術館を訪ねた。 すぐ先で天竜川と合流する二俣川。川底までよく見えた。 美術館入口。建物は丘の上にあり、入口脇の駐車場からも結構登る。 最初は砦のように見える建物。 折り返しの…
前回のつづき。 天竜二俣の中心街から10分ほど歩くと、名刹遠州光明山の看板が出てきた。 すぐ先で小道を登る先行者があったので自分も続く。 上がるとお寺の駐車場で、その先ではすでに説明会が始まっていた。 この位置が前方部裾になる。 振り返った駐車場…
2018年のゴールデンウィーク前半の4月29日、静岡県浜松市天竜区の光明山古墳での現地説明会に参加。せっかく遠江国まで行くので掛川で一泊して周辺の古墳を巡った。 朝一番のこだまに乗車。静岡駅手前で車窓から谷津山古墳のある丘を。 昨年12月に訪ねた、眺…
5月27日の日曜日、15時頃から浦安市総合公園へ。 幕張の海岸で開催していた「レッドブル・エアレース千葉」のパブリックビューイング(無料だが抽選)の券を、当たった方に譲っていただいた。総合公園のバス停の西側には広い芝生広場があるが、その西半分が…