前回のつづき。
秋野不矩美術館を訪ねた後は天竜二俣駅へ歩いた。
二俣川の左岸を進む。 川辺の大木は流れが安定している証左か。
魚を網で!
細道に面して古刹があった。東谷山栄林寺で、山門は享保3年(1719)の建立。
公園には回せないメリーゴーランド。
その公園にて満開のつつじ。
懐かしい時代の看板があった。
川べりにあった毘沙門堂。
その後ろは緑の支流。
小山の樹木が入道雲のようだった。
駅の方向へ進むと、駐車場の先に古い車両が2両留め置かれていた。
説明板もある。キハ20443は昭和37年(新車配置)から昭和62年まで25年間、旧国鉄二俣線(現・天浜線)だけを走り続けた車両だった。
もう一両はブルートレインの中間車両。
ナハネ20347は昭和45年から「あさかぜ」として活躍し、隣のキハと同じく昭和62年(国鉄がJRとなった年)に引退。
反対側の側面は化粧直し中のようだった。
そばには、JNR・国鉄の緑のコンテナも。
駅前広場の向かいには蒸気機関車C58の展示も。
整備すれば復活する?
天浜線・天竜二俣駅は路線の拠点となるような規模の駅だった。
駅舎もホーム上屋も国登録有形文化財。昭和15年の国鉄二俣線開業当初に建設されたもの。昭和62年の民営化で天竜浜名湖鉄道・天竜浜名湖線として引き継がれた。
掛川駅方面への1番線ホーム。
1番ホームと駅舎のあるホームとの間の線路はトロッコ体験コーナー。
新所原(しんじょはら)駅方面への2・3番線ホーム。
ホームへは構内踏み切りを通っていく。
構内踏み切りから西側。右奥はさきほどの展示車両。
ホーム屋根と梁の一部は木製。
末端の妻側。
外側から。
3番ホームの外側には、さらに側線が4本。そして奥には転車台のある車庫がある。
転車台見学ツアーが13:50からあるとのことだったので参加した。
少し時間があったので、その前に一ヶ所古墳探訪。
つづく。