2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧
前回のつづき。 古墳時代のコーナーにての2つのエリア。 銀装大刀が三振りと銅椀などが並ぶ展示は、茨城県つくば市の下河原崎高山古墳群(古墳時代終末期・7世紀) 11基ある(あった?)古墳群のうち、5号墳(墳長40mの前方後円墳)から埋葬施設が発掘され…
新発見コーナーでは古墳時代に関して、3つのエリアが取り上げられていた。 最初に紹介されていたのは鹿児島県の志布志湾岸沿いの古墳群。 昨年訪ねたばかりなので、現地での記憶がよみがえりました。 志布志湾沿岸地域の古墳群史跡塚崎古墳群 史跡唐仁古墳…
発掘された日本列島展、今年は初日にうかがいました。 平成7年から開催されている展示で今年で27回目。 「国民が埋蔵文化財に親しみ,その保護の重要性に関する理解を深める」ことを目的に、毎年全国で約9千件実施されている発掘調査の出土品から特に注目さ…
この日の最後に訪ねた場所は殿塚・姫塚でした。 芝山はにわ道からの入り口は一見私有地のようなので要注意。 少し先、土の道の突き当りで、何台か停められるスペースがあります。 殿塚・姫塚について 1958年6月28日 国指定史跡 芝山町には古墳が多く散在して…
この日( 2021年5月9日)、最後から2番目に訪ねた(訪ねようとした)のが横芝光町の小川台古墳群。 飯土井台古墳群から6㎞ほど南の、やはり栗山川左岸。古代にはほぼ河口の入り江だったと思われる島状台地の上で、平地との比高差は30m以上。 北側の集落から…
今回も多古町の古墳です。 飯土井台(いどいだい )古墳群は前回の白山古墳群と同じ台地上の1.5㎞南西、栗山川を望む台地縁にあります。 栗山川を6㎞ほど遡ると、しゃくし塚(柏熊古墳群)があります。 訪ねたのは2013年。 飯土井台16号墳も白山古墳群と同様…
旭市の鏑木古墳群を見学した後は、車を借りた芝山町へ戻りがてらいくつかの古墳を訪ねた。 旭市の西側の多古町には全長70m超の前方後円墳の北条塚古墳や柏熊(しゃくし塚)古墳があるが時間の都合で再訪はせず(前回から8年経ってしまいましたが) 柏熊古墳…
前回の原畑古墳の1.2㎞南西の県道(多古笹本線)沿いに、御塚(おづか)古墳があった。他の古墳から少し西に離れるが、鏑木古墳群に含まれる。 手前側がその県道。 標柱を備える。旭市指定史跡の円墳。 道路から見る墳頂。 墳頂の木の根元に古い石碑が置かれ…
前回の鏑木大神境内古墳から4~500m西にも3つの墳丘が残っている。 周囲が畑で道路からも目立っていた干場(ほしば)古墳。 近寄ってみましたが、標柱は見つけられませんでした。 草が密生していて地表面のわからず。 古墳マップさんによれば径3.6m・高さ1.8…
前回に続いての鏑木古墳群。 境内に墳丘がある鏑木大神を南西側から。銀杏の大木が2本あり、そのすぐ後ろに鳥居があります。 畑を背にして正面から。 参拝して振り返って。 7年前に来た時は刈り込まれていました。 上記の右手に墳丘と説明版があります。 市…
前回の滝台古墳(の横)から坂を上がって突き当りを左折、その先のY字路を右へ行くと3つの古墳が並ぶ。 上記のY字路を東から。右端に泥内古墳が見えている。 7年前にもほぼ同じ位置から撮っていたが、泥内古墳・法王塚古墳には気づかなかった。 鏑木大神境内…
前々回のつづきは、鏑木古墳群の滝台古墳から。 御前鬼塚古墳と鏑木大神境内古墳とのほぼ中間にあり、それぞれから300mほどの距離。 すれ違いのできない道路沿いに標柱がありました。 検索すると、じこまさんのサイトにて全長58.2m、後円部径32.7m・高さ5.5m…
今回のエントリで、3000記事目になりました。 これまでも何回かの節目に、エントリ数や連投日数をネタにしてきました。 2015年6月 635記事目ですが、目標1000記事と掲げた時。 連続2000日目は文末で。 2020年夏に連続6年目。 一記事をつくるのに大抵は1時間…
前回の大塚原古墳見学後は7㎞北、葉脈状に谷戸が入り組む台地縁にある鏑木古墳群を巡った。 最初に目指したのは全長80mという大きさの前方後円墳・御前鬼塚(ごぜんきづか)古墳。 旧椿海(つばきのうみ)から少し入った谷戸のそば、標高45m程度の台地上に立…
前回の内裏塚古墳の3.5㎞北東にも、同じく弘文皇子妃の墓があった。 マップ上には陵墓とあるが宮内庁管理ではなく、集落の中に馴染んでいるように感じられた。 詳しい解説。 耳面刀自媛(みみものとじひめ)は藤原鎌足の娘で、壬申の乱を逃れて父の出身地鹿…
芝山町立芝山古墳・はにわ博物館の近くには国史跡の殿塚・姫塚古墳だけでなく、南隣りの山武市にも姿形をよく残す前方後円墳朝日ノ岡古墳や大堤権現塚古墳などがあって古墳ファンには見どころが多い。 が、今回は未訪問が多かった匝瑳市・旭市周辺の古墳を巡…
2021年5月9日の日曜日、4月1日にリニューアル オープンした芝山町立芝山古墳・はにわ博物館を久しぶりに訪ねました。 博物館名にわざわざ”芝山町立”とあって「古墳・はにわ博物館」と中黒が入っている(よって意味の切れ目がわかりにくい)のは、すぐ隣の芝…
芝山千代田駅から徒歩10分ほどのガソリンスタンドがニコニコレンタカーのフランチャイズ店。12時間2,525円〜とリーズナブルで、会津に続いて今回も利用しました。 最初に向かったのは、古墳・はにわ博物館への道すがらにピンが立っていた高田2号墳。 芝山は…
2021年5月9日の日曜日、リニューアルされて間もない「芝山古墳・はにわ博物館」の展示を見に出かけました。 電車とバスで行こうと思ったら、日曜日はバス便が無く、公共交通機関ではたどり着けないとわかったので、最寄りの芝山千代田駅の近くからレンタカー…
2021年4月19日の会津墳行終了。 レンタカーを返却して会津若松駅へ。 駅前には「あいづっこ宣言」の銅像。 会津旅行は生涯4回目で、最初は小学生の家族旅行で記憶の彼方、次が大学生のとき。そして3度目は2012年夏で子供たちを連れての観光で、磐梯高原のペ…
八葉寺から県道69号を会津若松方面へ向かう途中で。 喜多方では雄国山の背後にあった磐梯山も、稜線がしっかりと視野に。 逆側、西方向の会津盆地。そろそろ日が傾いてきました。 今回の会津墳行で最後に訪ねた墳丘は天子宮(てんしのみや)古墳でした。最初…
喜多方市の十九壇古墳群から会津若松市へ戻る途中の県道69号線沿いで素敵な枝道があったので、思わず左折して停車。 ズームした先は小高くなっています。 磐梯山も上のほうまで見え始めました。 地形に惹かれて進んだ先の集落には、阿弥陀堂のある八葉寺があ…
十九壇古墳群は前回の深沢古墳から500mほど南に所在します。 広めの谷戸(水田)を挟んでいるが、同じく雄国山麓の縁で水田との比高差は30m程。 坂道を登っていくと道の左手に説明板が見えてきます。 背後には1号墳。 墳丘を「壇」と呼ぶケースは初めてでし…
前回の田中・舟森山古墳の250m南東に残る深沢古墳。 こちらも墳頂に社殿(熊野神社)を載せていた。 墳丘前は遊具が充実。ブランコはちょっと低すぎたか。 喜多方市教育委員会による説明板。ここも前方後方墳(の可能性) 市指定史跡 深沢古墳この古墳は、雄…
今回も墳名に中黒のある「田中・舟森山古墳」は旧道の四辻の一角にある。 墳丘は周りを住宅地で削られ、隅の丸い長方形の形で残っている。 バス停の後ろ(西側)が墳丘で、手前に大きな記念碑が並び立つ。 上記の右の角にあった集落案内板。古墳の位置は「稲…
観音森古墳は前回の常世・竹花古墳1.5㎞南あたり、会津盆地に東の雄国山側からの丘が張り出したところに、田中・舟森山古墳、深沢古墳、観音森古墳などが雄国山麓古墳群を形成している。 そのなかで斜面の高い側に残っているのが観音森古墳。水田部との比高…
常世・竹花(とこよ・たけはな)古墳は中黒が間に入っていますが、ひとつの古墳名です。 左の立派な石碑では「常世古墳」ですが、平成18年に喜多方市教育委員会が立てた右の標柱では「常世・竹花古墳」 検索した範囲のサイトでは「元は前方後円墳のようだが…
前回の糠塚古墳群から5㎞ほど南東、大塩川の左岸に、高森山古墳と常世・竹花古墳が300mの距離を置いて並んでいた。 県道69号を南下していて見えてきた大きな土盛り。 そこはお墓の山でした。マップには常世共同墓地と。 南側、この見事な桜の木の脇が頂上に…
糠塚(ぬかづか)古墳群は、喜多方の街の北東端、 田付川の左岸500mほどに3基が残る古墳群。 喜多方市のサイト「代表的な文化財と神社仏閣」では一番頭に登場し、”喜多方地方随一の規模をもつ方墳群(4~6世紀:福島県指定史跡)と記される。 代表的な文化…
会津盆地の西縁の灰塚山古墳から北東裾野にある糠塚古墳群へ向かう途中に気になるピンがあったので立ち寄った。 遊歩道には一部線路が残されて、車両も! ディーゼル機関車のようですが、その後ろにはSLも! C11でした。 検索すると、全国600両の保存車両を…