2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧
前回のD4号墳から園路に戻って展望台を目指す。 園路左手の巨石は、石室石材か露頭箇所なのか。深入りせずに園路を登る。 第一展望台に到着。北西方向が遠望できた。 ズームすると、あべのハルカスも(右) あべのハルカスまでは約20㎞。手前の緑の”島々”(7…
前回のつづきの、近つ飛鳥風土記の丘めぐり。 D支群沿いの園路を登った先に、大きな円墳があった。 「D4号墳」との表示もある。 南へ回り込むと横穴式石室が開口していた。 説明板も。古墳群中で最大規模の石室だった。 D-4号墳このD-4号墳は、径25m・高さ2.…
11月下旬の三連休、真ん中の22日で奈良のウワナベ古墳の現地説明会抽選に、運良く2名で当選したので、3連休を夫婦で墳行しました。 JR東海のダイナミックパッケージを利用。泊まりは大阪なんばの相鉄グランドフレッサ。 Go to 利用でかなりお得に行けました…
芝増上寺の三解脱門の向かいに立地するレストランクレッセントが10月31日をもって閉店した。 Wikipedia によれば築年は1968年で、「後期ヴィクトリア朝風の建築様式を取り入れた英国風煉瓦造りの洋館」とある。 昭和の初めの香りが漂っているのでは。 壁に煉…
前回の諏訪神社から300mほど北北東にある天龍寺境内にも、横穴式石室が開口する古墳が残っている。 霊符殿(れいふでん)古墳。 径33m、高さ5.9mの円墳と記された解説板。 霊符殿古墳所在地:藤岡市藤岡461-8所有者:天竜寺この古墳は径33m、高さ5.9mの大き…
諏訪古墳・諏訪北古墳は藤岡市街の中心部を通る十石街道沿いの諏訪神社境内に残っている。 広々とした境内。前方後円墳の墳丘に社殿が鎮座。 拝殿前から振り返ったところ。鳥居の向こう側が十石街道。 前方部先端側になる。 後円部の北東側にある池。周濠の…
牛田古墳群の現地説明会に参加した後は、ぺんさんとともに古墳を3カ所巡った。 最初に向かったのは別所堂山古墳。 現地説明会に向かう途中で、道路沿いに説明板らしきものを見かけて気になっていた。 改めて近寄ると劣化して読めないものでした。適当に撮っ…
今回の墳行のメインイベントは発掘現場の現地説明会。 事前の抽選に運良く残り、13時からの会に参加できました。 牛田古墳群を含む川除屋敷裏(かわよけやしきうら)遺跡は、群馬県と埼玉県の県境を流れる神流川(かんながわ)左岸(西側)の低地にあります…
多胡碑を訪ねた後、すぐ北西にピンが立っていた伊勢森古墳へ向かったが見つけることができず、そうこうしているうちに藤岡市での現説の時間が近づいていたので、そこまでのルート沿いに記されていた古墳に立ち寄った。 塚間古墳群は、グーグルマップにピンが…
多胡碑記念館のそばには、2基の古墳が移築復元されていました。 石室が開口する南高原1号古墳。 解説プレートもあります。 南高原1号古墳(上毛古墳総覧多胡村115号)高崎市吉井町神保259、260、261番地より移築本古墳は直径17mを測る円墳で、低い基壇を有す…
多胡碑は吉井石碑の里公園内にあり、多胡碑記念館を擁する。 20台ほど停められる駐車場の脇の林が見事に紅葉していた。 その林の中に、多胡碑を納めた覆い屋がある。 ここも窓から覗いて見学。 山上碑や金井沢碑と比べて一字一字が大きく、石碑の高さも20㎝…
上野三碑のなかで最後に立てられた金井沢碑(かないざわひ)は、丘陵の北東側から500mほど山の中に入った場所にあった。 三碑めぐりのバス停には六角屋根のあずまやが。 振り返ったところは駐車場。根小屋駅までは徒歩9分。 たどってきた道では山の中の雰囲…
ここから3回が上野三碑(こうずけさんぴ)シリーズになります。 日本に18例しか現存しない古代石碑のなかで最古の石碑群で、特別史跡に指定されるとともに、ユネスコの”世界の記憶”(危機に瀕した古文書や書物などの歴史的記録物の保護・振興事業)にも指定…
山名古墳群見学後は、西に300mにピンが立っていた山名稲荷塚古墳へ。そこから薬師塚古墳、裏山古墳へと回ってみた。 山名稲荷塚古墳は山名古墳群から300mほど西に位置する。石碑があるが古墳名ではなく、正一位稲荷大明神とあった。 踏切の音がしたので振り…
前回の山名古墳群の続き。 墳丘が群集するエリアの北側では、覆い屋に守られて、石室が露出していた。 山名古墳群の現地説明板によれば、山名原口Ⅱ-2号古墳。 柵の中の解説板。 山名原口Ⅱ号古墳本古墳は、平成元年度の発掘調査により発見されたものです。直…
前回の、山名伊勢塚に続いての山名古墳群(高崎市指定史跡) 古墳時代後期~終末期(6~7世紀)に形成された群集墳で、現地説明板(下図はその部分)には、指定地一帯に19基の古墳(前方後円墳1、帆立貝形古墳1、円墳17)が保存されているとあった。6世紀前…
前回のつづき。 ららん藤岡のそばで車を借りて最初に向かったのは山名古墳群。この後に上野三碑を巡ったが、そのひとつ山上碑から南東1㎞ほどのところに山名古墳群が展開していた。 県道200号沿いに駐車場がある。説明板完備。 高崎市指定史跡 山名古墳群山…
11月8日の土曜日、藤岡市で発掘調査中の古墳群の現地説明会に当選したので、周囲の古墳・遺跡巡りも含めた墳行をしました。 東京駅を6時前に出る高崎行に乗って倉賀野駅で乗り換えて、一駅戻った北藤岡駅で下車。 8時を少し回ったところ。 駅舎の様子。 すぐ…
今回の京都旅行で最後に訪ねた場所が、伝道院。 この日は妻子は別行動になったので一人で回っています。 地下鉄の五条駅から10分ほど歩いていくと、周りの街とは雰囲気が異なる建物が現われました。 エキゾチックな意匠がふんだんに使われています。 上記の…
エースホテルの建物周囲を歩いていたら、裏手にあたる東洞院通りのすぐ南に、堂々とした近代建築があるのに気付いた。 明治35年(1902)に建てられた中京郵便局(現役!) 三条通り(右)と東洞院通り(左)の角から。 京都市情報館のサイトによれば設計は逓…
この日の宿は開業して間もないエースホテルを、Go to 利用で。 星降るような明かりのエントランス。右奥がレセプション。 3階のルーフトップバー。 そこから見下ろす中庭。 朝の中庭。 中庭から見上げた増築部分。 3人で予約しましたが、Tatami suite という…
祇園閣からは「ねねの道」を南にゆっくりそぞろ歩き(家族タイム) 途中で団子と抹茶をいただいたりしながら。 石塀小路を覗いたところ。 歩いて通り抜けましたが、いたるところに撮影禁止の札が貼ってありました。以前は歩けないほどの観光客だったのでしょ…
京セラ美術館からはタクシーを利用して6分程で八坂神社へ参拝。 茅の輪もくぐりました。 右の社殿は、旅行から帰った直後に国宝指定されるというニュースがありました。 拝殿のすぐ前には舞殿があるので、正面からは写真に収めにくいのですが(と言い訳を) …
京都市京セラ美術館(旧京都市美術館)は、2020年春にリノベーションされて開館したばかり。 もともとは、昭和天皇の即位を記念して関西の財界や市民の寄付により昭和8年(1933)に竣工した「大礼記念京都美術館」で設計者はコンペで選ばれた前田健二郎。 鉄…
前回のつづき。 一旦宿に戻って家族と合流し、再び同じ路線を辿って出町柳駅へ。賀茂大橋を渡って南側の住宅街に回り込むと北村美術館がある(赤レンガの建物) その南隣に、特別公開期間中の四君子苑の門がありました。 ここを知ったきっかけは、雑誌「CASA…
京都旅行2日目。しばらくは建築巡りになります… 朝一で向かったのは鴨川沿い、神宮丸太町駅の近くにある旧京都中央電話局上分局。 旧東京中央郵便局(KITTEの改築前)を手掛けた吉田鉄郎の作品。 駅のある鴨川左岸から建物を遠望(中央) 遠望だと、塔の上部…
前回の恵解山古墳見学後は、北へ30分ほど運転して京都市内へ。 東寺の門がまだ開いていたので拝観した(午後5時閉門、入場は4時半まで) https://toji.or.jp/admission/ 五重塔は高さ約55m。日本で最も高い木造建築。 現在の塔は、寛永21年(1644)に再建し…
大山崎山荘を見学した後は北東に3㎞、長岡京市にある国史跡・恵解山(いげのやま)古墳を訪ねた。 墳丘北側から西側にかけて二車線の道路が巡るが、車を停めるには少し離れた勝流寺城公園や西山天王山駅などの有料駐車場を利用することになる。 墳丘北側から…
今城塚古墳見学後は高槻市内のロイヤルホストで昼を食べ(満席で並びました)、北東に9㎞移動して京都府に入ってすぐにある、アサヒビール大山崎山荘美術館を訪ねた。 JR京都線の山崎駅近くの駐車場に車を停めて、踏切を渡り、なかなか急な坂を登る(駅から…
今城塚古代歴史館では、令和2年度秋冬企画展として「三島埴輪総覧」展が開催中でした。(令和3年2月23日まで開催) 今城塚古墳や太田茶臼山古墳から背後の丘陵は、複数の古墳群に500基以上を擁する古墳エリア。 はじめに淀川の北岸に位置する三島は、古墳時…