2016-01-01から1年間の記事一覧
前回のつづき。 この日も昇寛さんのサイト地図・多摩地域の古墳のお世話になっていたが、稲荷塚古墳から北に徒歩5分の場所にも、もう一基あったので行ってみた。 少し下って道がY字に交わるあたりで振り返って。 その道路脇の三角地帯に、庚申塚とともにかろ…
前回のつづき。 この日の次の目的地、稲荷塚古墳はスマホマップで徒歩28分と出た。高架線をくぐり乞田川を渡ると幅広の多摩ニュータウン通り。正面の丘陵の向こう側だった。 ここは”時間の節約”に方針変更し、モノレールを見ながら駅へ戻って乗り場のタクシ…
前回のつづき。 美術館を出て、右に向かうとサンリオ・ピューロランドがある。多摩センターに来たのは10年以上前にここへ家族で来たとき以来。 今回は橋を渡らずに下の道へ。 200m近く北へ行くと東京都埋蔵文化財センターがある。 2017年3月12日までの企画展…
12月4日の日曜日、世田谷区郷土資料館見学後に、多摩センターへ展示と古墳を見に出かけたが、途中で立ち寄った美術館の展示が素晴らしかった(展示は12/4で終了) 京王線と小田急線と多摩モノレールが乗り入れる多摩センター駅。 最初に開通したのは京王線で…
直前の回のつづき。 特別展「野毛大塚古墳」を見た後に本館の常設展へ。 原始から現代にわたる世田谷の考古資料、民俗資料、古文書、絵画などが展示されている(入館無料) 野毛大塚古墳の出土物なども通常はこちらで見ることができる。 縄文後期(約4000年…
今年の8月に出土遺物が重要文化財に指定されたことを記念した「野毛大塚古墳展」へ、12月4日の最終日に見に行った。 会場は世田谷区立郷土資料館。東急世田谷線の上町停留所から徒歩3分ほど。 昭和39年(1964)9月に開館した都内最古の公立地域博物館で建物…
飲み会の帰り道、東銀座駅から東京駅まで夜散歩。 今年の9月にオープンした銀座プレイス。刻々と明かりが変化していた。 和光のショーウィンドウのしろくま親子。 親の方は首を左右にゆっくりと動かしていた。 中央通り沿いの夏の花のような電飾。 ブルガリ…
目黒川の川下方向(12月中旬) 春はここで花筏が見られました。 massneko.hatenablog.com
品川区大崎4丁目の、多分無名の坂にて。 生暖かい夜でした。 (iphoneで)
これまで足を運んだことのなかった金沢文庫へ、極楽寺秘仏の特別展を見に出かけた。 (本展は12/18で終了。12/19~2017/2/9は設備工事で休館中で、2/10より「愛された金沢八景~楠山永雄コレクションの全貌~」展を開催) カメラの電池が切れていてすべてipho…
前回のつづき。 川越シリーズの最終回。 愛宕神社古墳から南西に300m弱、国道16号(川越バイパス)を渡った反対側に浅間神社古墳がある(バイパス敷設時にどちらかが削平されなくてよかった) 国道に平行する道に面した鳥居。右の石碑には富士浅間神社とある…
前回のつづき。 仙波河岸公園内には崖上の愛宕神社への階段が設けられていた。 階段下にあった神社の案内。 愛宕神社地形は高さ6m、東西30m、南北53mの円墳で父塚といわれ川越市の指定文化財となっています。鎌倉時代、武蔵七党のひとつの村山党に属した仙波…
前回のつづき。 三変稲荷神社古墳を見学後、氷川神社古墳へ向かった。 川越の氷川神社で検索すると”古墳時代(欽明天皇2年・541年)の創建”とされる氷川神社がヒットするが、そちらは喜多院の北1kmに鎮座する、例大祭で著名な神社。 川越氷川神社 | 古墳時代…
前回のつづき。 喜多院の山門から徒歩8分ほど、住宅地の中を歩いていくと鳥居が見えてきた。 直前に子どもが3人、元気よく駆け出してきて走り去っていった。 三変土田稲荷は喜多院が所有する神社で別名は榎の木稲荷。ただし、聳えている大木は榎の木ではなく…
前回のつづき。 喜多院の山門を出た道の向かいに日枝神社がある。 社殿の脇の”土手”が、かろうじて残っている墳丘。 下記のサイトにわかりやすく記されているが、手前の道路にかつて後円部があったが、大正13年の県道工事で古墳のほとんどが削られてしまった…
前回のつづき。 日進での墓参のあと、4駅先の川越にある仙波古墳群を訪ねた。 川越の街の周りを西から北~東~南へと囲むように流れる新河岸川右岸の丘の上に6基の古墳が現存する。 今回も昇寛さんのサイトにお世話になる。 川越市慈眼堂古墳 » 埼群古墳館 …
12月17日の土曜日、さいたま市日進町の満福寺へ。 命日から2ヶ月近く遅くなってしまったが、年内に墓参したいと思っていた。 他界されて9年となる。 同僚のお墓参り 埼玉県さいたま市北区日進町 満福寺 - 墳丘からの眺め 同僚のお墓参り 埼玉県さいたま市北…
前回のつづき。橿原市の古墳めぐりツアーの最後のエントリ。 歴史に憩う橿原市博物館は新沢千塚古墳群があるエリアの西端にある。 なんとここではいつでも本物の埴輪を持ったり触ったりすることができる。 結構厚みがあって重たい円筒埴輪。 家形埴輪は触る…
前回のつづきのツアー、古墳めぐりパート最後の訪問地が日本最大級の規模を誇る群集墳・新沢千塚(にいざわせんづか)古墳群だった。 以下はいただいたパンフの新沢千塚古墳群の項をまとめたもの。 ・古墳の数:古墳群全体で約600基、史跡指定地で約370基 ・…
宣化天皇陵は、前回の小谷古墳から北東に600mほどの場所にある。 周囲を濠で囲まれた墳丘長138mの前方後円墳で、前方部の先に遥拝所が設けられている。 パノラマで。鍵穴の形を底辺から見ていることになる。 宮内庁のサイト「天皇陵」に、わかりやすい地図が…
前回の沼山古墳から700mほど北西、住宅地脇の山裾が次の目的地だった。 下の写真の中央、石垣上の鉄線の背後に、露出した石が見えている。 急な登りを進むと鉄柵の向こうに開口部があった。 墳丘の土が失われて巨石が現われている。山肌に開けられた穴のよう…
前回のつづき。 菖蒲池古墳を見学した後、西に向かい近鉄吉野線を渡って住宅や団地が並ぶ”ニュータウン”エリアに入った。 団地の公園という風情の白橿近隣公園。 公園散策路の石段を上がっていくと、それらしき土盛りが見えてきた。 回り込んでいくと説明板…
前回のつづき。 2番目の探訪地は菖蒲池古墳。 朝に訪れた甘樫丘展望台から1km程、同じ丘陵の南西端に位置する。丸山古墳からも東に1km弱しか離れていない。 日当たりのよい斜面を歩いていく。 鍵のかかった小屋と説明版があった。 国史跡・菖蒲池古墳の現地…
前回のつづき。いよいよ橿原市主催の「古墳めぐりと博物館見学ツアー」のスタート。 2月の天理市のツアーでは参加者20名以上で大型バスによる移動だったので今回もそのぐらいの規模を予想していたが、今回は3組4名だった。 募集枠は天理市並みであったので寂…
前回のつづき。 甘樫の丘からバスに乗り橿原神宮前駅へ。橿原市主催「古墳めぐりと博物館見学ツアー」の集合時間までに50分ほどあったので橿原神宮(かしはらじんぐう)を参拝した。 3月にすぐ近くまで来たが、その際は境内に向かう時間がなかった。 この日…
前回のつづき。 いよいよ、橿原市主催の「古墳めぐりと博物館見学ツアー」の当日となった。 前泊したのはこちらの民宿・吉田さん。実家に泊まるような雰囲気でした。 明日京観光協会がおすすめする民宿は1泊2食付きで一人6000円。 明日香村の民宿 - 飛鳥京観…
前回のつづき。 高松塚古墳見学後、直線距離で2kmほど東、石舞台古墳の近くにある都塚(みやこづか)古墳へ向かった。細いクネクネ路だったので実際の距離は倍くらいか。 スマホマップのお蔭で迷わずに到着。周りを畑に囲まれた斜面にあった。 現地説明板。…
前回のつづき。 高松塚古墳はキトラ古墳から北に約1kmの場所にあり、周囲は国営飛鳥歴史公園の高松塚地区として整備されている。 復元壁画の常設展示施設、高松塚壁画館もあるが開館は17時まで・入館は16時半までで、すでにその時刻を過ぎていた。 公益財団…
前回のつづき。 日没前に訪ねたい古墳がまだ3つ残っていたので、早足で巡った。 まずはキトラ古墳へ。 飛鳥の南端にあり、当初計画では市尾墓山古墳から岡寺へ向かう途中で立ち寄るはずだったが、近くに昼を食べられる店がなく(夫婦で行動する場合は昼を抜…
前回のつづき。 岡寺の次に訪ねたのは飛鳥寺。こちらには30年以上前の学生時代に一度来たきりだった。 推古4年(596)、蘇我馬子によって日本で初めて伽藍を擁する大寺院として創建された飛鳥寺(鳥形山 安居院、旧称は法興寺、元興寺~平城京へ移転)は国の…