2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧
前回の広山寺古墳から南に1.4kmの場所には、赤坂将軍塚古墳。 墳丘の北側に、標柱と説明板と石碑が立ちます。 その説明板。 市指定記念物(史跡)文化財保護条例第五条の規定により左記の通り指定する。種別:記念物(史跡)名称:赤坂将軍塚古墳所在地:上…
前回の藤沢古墳の1km東に広山寺古墳があった。 広山寺の境内森の北西端に墳丘が。 上記右端に説明板。 上田市指定文化財広山寺古墳 史跡本原地区には多くの古墳が点在しているが、これはその中で最も規模が大きく、墳形および内部構造とも比較的完全な状態で…
前回の二子塚古墳見学後は、上田盆地の山裾を東へ回り込んで真田町へ。真田氏本城(松尾城)跡や真田氏歴史館などもあるエリアで興味を惹かれたが、時間の都合で古墳のみの探訪とした。 最初に向かったのは国道144号(鳥居峠を経て嬬恋村へ続く長野街道)沿…
前回のつづき。 秋和大蔵京古墳の見学後は上田バイパスを東に移動して、市街地にある二子塚古墳へ向かった。上田駅前の道をまっすぐ北へ2㎞強上がっていった場所にある。 神社があるせいか墳丘の周囲の隅々まで、きれいに整備されていた。 後ろを振りむくと…
2018年12月10日、JR東日本・大人の休日倶楽部パス(連続する4日間乗り放題)の4日目に、上田市へ日帰り墳行をしました。 1万5千円のパスですが、1日目に北上往復(東北新幹線)で2万8千円、2日目に酒田へ行って1万3千円(上越新幹線)、3日目は新庄経由で帰…
「道の駅たかはた」 の観光案内所で、美しい建物のパンフレットがあったので寄ってみた。昔の中心街の突き当たりのような場所。 地元特産の高畠石をふんだんに使った堂々たる駅舎は昭和9年の築。 中には入れなかったので外観のみ。 丸型ポストや錆びのバス停…
前回の安久津八幡神社参拝後は、道を隔てた向かいにある「道のえき・たかはた」内の「レストラン縄文」にて昼食を取った。(夫婦で行動していたので昼食は必須) 道の駅の一画は観光案内所になっていて、付近のジオラマもあった。 それをよく見ると、すぐ東…
前回のつづき。 考古資料館見学後は、風土記の丘の東隣にある安久津八幡神社へ向かった。 境内には三重塔があり、古都の趣き。 安久津八幡神社は貞観2年(860)、慈覚大師の発願による阿弥陀堂建立に始まり、前九年の役の後に源義家が鎌倉の鶴岡八幡を勧請し…
前回のつづきの山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館。 入場料は一般200円。他に見学者は無く、行った時点で電気をつけていただいた。 大きな展示室の中央に縄文期の復元住居がある。 反対側に回ると作業をする人々がいた。なかなか広い室内。 5500年前の押…
前回のつづき。 うきたむ風土記の丘考古資料館の駐車場に着くと、まず広場の雪山が目に入った。 手前が安久津(あくつ)2号墳、左後ろが安久津1号墳だった。 右へ回り込むと、堂々とした開口部があった。 現地の詳細な解説板。 安久津2号墳「古墳」というの…
前回の稲荷森古墳を見学後、当初は米沢盆地を横断して下小松古墳群をしようと計画していたが雪山登山になりそうだったので変更して、山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館を訪ねることにした。周辺にいくつか古墳もあったので。 まずはグーグルマップで途中…
前回のつづき。 赤湯駅に着いたのは10時半少し前。ここからレンタカーを予約していた。雪があったが鶴岡ほどではないので予定どおりに借りる。 駅にあった周辺地図。中段右端に稲荷森古墳(いなりもりこふん)の紹介があった。 稲荷森古墳(Inarimori Ancien…
前回のつづき。 宿泊していたスイデンテラスからタクシーに乗って鶴岡駅に7時半ごろ到着。 駅前は雪に埋もれた部分が多かった。 跨線橋を渡って酒田方面のホームへ。 向かい側には村上行き普通列車が到着。 国鉄色の車両もあった。 こちらのホームにも酒田行…
ショウナイホテル スイデンテラスは、ネットで宿泊先を探していて偶然知った。 前回の荘銀タクトのト(T)もテラスだったので、鶴岡には今、2つのホットなテラスが建っている。 2018年9月にオープンしたばかりの2階建てのホテルで設計は、なんと坂茂氏。 美…
前回のつづきで、酒田駅の跨線橋の窓から。 ”特急いなほ”の上りに乗車。隣の留置線に国鉄色の車両があった。 鶴岡駅で降りて、乗ってきた特急をお見送り。 鶴岡で見たかったのは「荘銀(しょうぎん)タクト鶴岡」という建物。 昨年9月に森美術館での「建築の…
前回の山居倉庫から新井田川を越えた北側の旧市街地には、本間家旧本邸や旧鐙屋、山王くらぶ、相馬樓など、江戸中期から明治期にかけて建てられた貴重な文化財(建物)が徒歩圏内に複数残っていて興味を惹かれていたが、雪が激しくなり歩きにくい状況になっ…
前回のつづき。 土門拳記念館からは、ブラタモリにも登場した山居倉庫へ。 明治26年(1893)に建てられた木造倉庫が12棟並んでいる。 手前の棟は「夢の倶楽」という観光物産館、一番奥が「庄内米歴史資料館」になっている。 物産館のカウンターでは地酒をワ…
前回のつづき。 来る途中の電車の中で、酒田の見どころを探していると「土門拳記念館」があった。 駅から少し離れていて、タクシーを利用。 記念館の暖かい室内に入って、一息ついた。 土門拳(1909~1990) はここ酒田市が郷里で、自身の7万点の作品を市に…
前回の翌日の2018年12月8日から、1泊2日で山形県の酒田・鶴岡、米沢盆地東部を回った。今回は夫婦で、初日は建築物、次の日は古墳も回った。 東京駅6:08発の上越新幹線「とき301号」で新潟駅へ行き、特急「いなほ1号」に乗り換え。驚いたことに乗り換えは同…
前回のつづきの、みちのく民俗村。 旧校舎の民俗資料館見学後は、園内の池の周囲に移築された古民家群を時計回りに巡った。(各所の説明は下記の公式サイトから。写真多めです、40枚超) http://michinoku-fv.net/view.php 初めに豪雪地田の湯田地方(現西和…
前回のつづき。 みちのく民俗村の中で唯一の近代的な木造2階の建物は、昭和2年(1927)に建てられた旧黒沢尻高等女学校校舎。昭和53年にここに移築されてからは民俗資料館となっている。 みちのく民俗村の施設なので入館は無料。 1階の展示は農作業用具や日…
前回の北上市立博物館の見学後、みちのく民俗村の建物を見て回った。 小道を上がった先の藁葺き屋根へ向かう。 享保13年(1728)築の旧菅野家住宅は国指定重要文化財。 南部領と境を接していた北上市口内町長洞(旧伊達領)にあった、大肝入という上位村長ク…
前回のつづき。 江釣子古墳群を見学した後の、この日最後の見学先としては、雨も降っていたので北上市立博物館を選んだ。 北上川を東に渡って丘を上ると駐車場。その脇に気になる説明板があるので行ってみる。 陣ヶ丘という中世からの城跡だった。 陣ヶ丘こ…
前回のつづきの江釣子古墳群。 4支群の最後は、えづりこ古墳公園内にある八幡支群へ。 ここは毎年9月にえづりこ古墳祭りが行われる場所で芝生広場や大きな駐車場も完備されていた。 古代をイメージした石の造形も。墳丘もイメージのようだった。 ちょっとア…
前回のつづき。 江釣子古墳群の五条丸支群と、連続する猫谷地(ねこやち)支群には、あちらこちらに石積みが残っていた。 道路脇に石積みを見つけ、その先に車を停めて戻った五条丸7号墳。 残ってよかった。 その後ろ(道路の北側)の林の中に5号墳。 手前が…
前回のつづきの江釣子古墳群。レンタカーを利用していたが、徒歩だと1時間離れたエリアになる。 崖上に沿った道を東に向かうと少し開けた場所に出た。駐車場もある資料館(民俗資料館)だが廃館となっていた。前庭にはチェーンが。 真新しい説明板があったが…
前回の花巻市熊堂古墳群見学後は東北道を南に戻って北上江釣子ICで下り、東北道がその上を通る長大な江釣子古墳群へ向かった。 江釣子(えづりこ)の地名由来は、北上観光コンベンション協会のサイトに、アイヌ語での「神々の遊び場」とある。 http://www.ki…
胆沢城跡見学後、近くの水沢ICから東北自動車道に乗って、当初は予定していなかった花巻の熊堂古墳群を訪ねた。 前々回の、日本最北の前方後円墳・角塚古墳から、ほぼ真北に25kmの地点になる。 花巻ICを下りて2分で熊野神社に到着。 まずは参拝。 拝殿に向か…
前回の角塚古墳見学後は、車で12,3分の奥州市埋蔵文化財センターへ向かった。 大きな建物で正面玄関の柱や軒が寺社のような造りになっている。この施設は胆沢城跡に隣接していた。 1階では蝦夷の雄、アテルイ(阿弖流為)がお出迎え。 延暦8年(789)の巣伏…
2018年12月の2度目の週末、50歳以上で会員になれるJR東日本・大人の休日倶楽部の期間限定販売の倶楽部パス(@15000円)を使って遠出をした。 当初そのチケットは周遊券のようなもの(つまり一筆書きに回るタイプ)と勘違いしていて、土曜日に鶴岡市で2つの…