建築物、公園、街道、坂道
穴ヶ葉山古墳で「葉っぱ」を堪能した後は、山国川を東に渡って大分県へ。 川から500mほどにある、相原山首(あいはらやまくび)遺跡を訪ねました。 遺跡は、風の丘葬祭場の敷地内に古墳公園として整備されています。 相原山首遺跡 風の丘葬祭場は煉瓦壁の荘…
麻布台ヒルズになる前、2016年10月時点での、三年坂の上からの我善坊谷。 現在(2024年2月)の様子。 若干画角がずれましたが、手すりの向こう側のコンクリ壁や、右寄りの3つのビルが同じであるのがわかるでしょうか。 かつてのスリバチ地形が眠っています…
2月13日の夜、運良く当選した「美術手帖」主催の麻布台ヒルズ 解説付きアート&ギャラリーツアーに参加しました。 完成してから初めて訪ねた麻布台ヒルズ、地下鉄神谷町駅から集合場所へ向かう途中に外へ出て見上げた、麻布台ヒルズ森JPタワー。 そのタワー…
阿武山古墳の南斜面には、京大地震観測所の建物があったのでちょっと寄り道。 地震観測所なので山の上の森の中ですが、モダンな建物は”眠れる森の美女”的な雰囲気。 通路の半円アーチ、縦長の窓、上が隅丸の窓、シンプルな庇。 煉瓦の縁取りがアーチ部分の丸…
穴吹駅で、うだつの町並みのことを知り、ちょっと寄り道。 停めやすそうな、道の駅へ。 駐車場の北側は、かつての舟着き場。背後(南側)の吉野川の河川港でした。 説明板によると、藍で繁栄した街だったとのこと。 文政元年(1818)の脇町分間絵図江戸時代…
日野の古墳を訪ねた際に立ち寄ったスポットをいくつか。 坂西横穴墓群から谷ノ上横穴墓群へ向かう途中に通った日野市役所・日野市民会館。 上記の左の市民会館は「ひの煉瓦ホール」の愛称。壁面のカーブと煉瓦タイルが親しみやすい印象。 吹き抜けのエントラ…
下関から宇部空港に向かう途中、今回の旅で最後に訪ねたスポットは宇部市渡辺翁記念会館。 北側の側面。 正面から。建築家・村野藤吾の傑作です。 正面玄関前。 3年前に来た時に、あと一歩のところで見学できず(コロナで県外者は入れず) 今回は”リベンジ”…
前回の旧下関英国領事館(竣工1906年)を歩道橋から見ていたら、県道57号を隔てた側にも古い建物が2棟。 左が下関南部町郵便局庁舎(1900年)、右が旧秋田商会ビル(1914年) 下関南部町(なべちょう)郵便局は、現役です。 公式サイトによれば、今なお使わ…
唐戸市場を見た後、カモンワーフの駐車場から道路の向かい側に古い建物が見えていたので行ってみました。 美しい煉瓦造りの建物を東側から。 周囲の壁も、地面にも煉瓦。 1階が展示室で、2階にはカフェ(見学可)などがあります。 素敵な階段、右が入口です…
前回の観音岬古墳の後は安徳天皇陵を見に関門海峡北岸へ。 朝からコンビニおにぎりだけだったので唐戸市場へ。 車を停めた隣の「カモンワーフ」で、来る途中の看板で気になっていた「瓦そば」をいただきました。 唐戸市場のほうは午後3時を回っていたので建…
前回の萬福寺からは益田川沿いに南西1.2㎞ほど進み、この日の最後の訪問先で今回の目的地、島根県立芸術文化センターに到着。 駐車場近くから見る建物。壁にも瓦(石州瓦)が使われています。 入口に向かいます。 左側がエントランス。 エントランス正面に緩…
2023年10月の岡山墳行2日の夜は津山に宿泊。宿の駐車場に車を置いて、日が沈む頃に街中を歩いてみました。 まずはJR津山駅へ。素敵な瓦屋根。 ホームには気動車。次回は鉄道で訪ねたい。 なぜにB'zと思ったら、稲葉浩志さんの出身地でした。 商店街には「rou…
鳥取では梶山古墳だけを見て再び岡山県へ戻ります。この日は津山に宿をとりました。道すがらの奈義町で現代美術を鑑賞。 奈義町現代美術館。1994年の開館で設計は磯崎新。 入館料は一般700円。 入ってすぐは「大地の部屋」宮脇愛子による、≪うつろひ-a mome…
造山古墳を再訪した後は、総社市の酒屋さんへ。 宿寺山古墳のすぐ北側、西国街道沿いの三宅酒造。 4年前に、たまたま訪問。 変わらない店先。 中も。 「都」と「みやこ」(の四合瓶)を購入しました。 時間の都合で、周辺の古墳巡りは次の機会としました。 …
石川県立博物館を見た後は鈴木大拙館を訪ねました。 こちらが入口。駐車場は無いので、車の場合は周囲のパーキングを探す必要があります。 「金沢が生んだ仏教哲学者・鈴木大拙の考えや足跡を広く国内外の人々に伝えることにより大拙について理解を深めると…
別当塚古墳群の見学後、少し時間に余裕があったので、途中の道で案内のあった”万田坑”(の入口)へ寄りました。 県道29号から万田炭鉱館の広い駐車場へ。そこに万田坑ステーションがあって入場券を購入します。 万田坑の開館時間は9時半~16時半(月曜休館)…
宇土半島先端にある三角西港のつづきです。 埠頭近くに石積みの水路がありました。「三之橋」から山の方向。(橋も水路も重要文化財) その山裾に上って振り返って。 後背地に降った雨水が鉄砲水となって街区へ流れ込まないように造られた排水路です。 上記…
三角駅からは、国道57号で宇土半島北側へ向かいます。 その途中に洋館が立つエリア(三角西港)があったので立ち寄りました。 駐車場に停めて洋館へ。復元された洋風旅館「浦島屋」でした。 浦島屋小泉八雲の紀行文「夏の日の夢」の舞台となった洋風旅館。当…
維和島の千崎古墳群からの帰路、北西岸沿いの道路から。 遠くに雲仙岳が望めました。 大維橋で野牛島へ渡ります。 海面なのに鏡面のよう。 すぐに西大維橋を渡って大矢野島へ。 すぐそばにホテルの廃墟。 当初のプランでは大矢野島の南東端の長砂連古墳や上…
伯耆墳行の1泊目は皆生(かいけ)温泉に泊まりました。 以前から行った見たかった東光園。 菊竹清訓(きくたけきよのり)の設計で1964年の築。 正面玄関の西側から。 皆生温泉の街並み。 海岸のすぐそばで、砂浜からは島根半島を遠望できます。 外の居酒屋で…
西予市から松山へ戻る途中で大洲市の、国重文の数寄屋建築があるという臥龍山荘へ立ち寄りました。 町は、山の中をぐるりと回り込んできた肱川が、緩やかに蛇行する盆地にあります。 最初に大洲神社へ参拝。 神社脇の坂を下ると肱川。 途中右手に臥龍山荘。…
小森古墳を訪ねた後は宇和町の郷土資料館を目指しました。車で10分弱。 宇和先哲記念館の駐車場に停めて資料館へ向かう道が「重伝建」のメインストリートでした。 その説明板。 国選定・重要伝統的建造物群保存地区西予市宇和町卯之町伝統的建造物保存地区選…
前回のつづきの出水麓武家屋敷街。 武家屋敷群について江戸時代、薩摩藩は鶴丸城を本城として、領内各地に外城(とじょう)と呼ばれる行政区画を設け統治にあたっていました。また、外城における統治の中心地を麓(ふもと)と呼びました。当時の出水外城の麓…
菖蒲塚古墳から越後平野を横断して古津八幡山古墳群へ向かう中間点あたり、信濃川分流の中ノ口川を渡る直前に、笹川邸というお屋敷があったので立ち寄ってみました。 駐車場脇にあった敷地内地図。思った以上に規模が大きいです。 敷地は約6千坪、邸宅部分だ…
高知では牧野植物園も訪ねました。 高知市街の南東、五台山の頂きにあり、高知駅南口からMY遊バスで約30分のアクセス(車では20分) 内藤廣の設計による牧野富太郎記念館(本館と展示館)を見たかったので立ち寄りました。 グーグルアースで左に見える本館に…
土佐墳行初日の最後に訪ねた場所は、古墳ではなくマンションでした。 地下1階、地上5階建てのマンションです。 塔屋のような部分も(荷物運搬用のリフトがあるようです) Wikipediaによれば、鉄筋コンクリート建築を専門職として手掛けたことのない夫婦が(…
前回の地頭山古墳を見た後は、本厚木駅からバスに乗って神奈川工科大学へ。 昨年から公開されている「広場」を見学しに(要予約) 学生さんも多く乗る神奈中バスに20数分揺られ大学前で下車、受付で名前を照合して構内へ。 周りから見ると、穴の開いた白い箱…
アイセルシュラホールは、岡ミサンザイ古墳(仲哀天皇陵)の後円部東側にあります。 特異な建物の形は、船形埴輪を模しています。 「舳先」側から。 南側、「船」を側面から。左(西)が船首、右(東)が船尾のように見えますが、船形に埴輪は前後同じ形です…
小宅古墳群から鶏塚古墳群への道すがらに、見事な民家がありました。 たまたま通っていた道路沿いで、この広い駐車場が目に留まり。 道路の反対側に説明板。名主の入野家が、天保の飢饉にあたって村民救済事業として建てたとのこと。 国指定重要文化財入野家…
今回からは2022年4月の中旬に訪ねた奈良・法隆寺界隈を。 夫婦旅で、主目的は夢殿の救世観音でした。 到着後、中門の前で右へ。最初に夢殿を目指します。 夢殿の本尊が救世観音。毎年春と秋に一か月ほど特別開帳される秘仏です。堂内撮影は不可。 夢殿秘仏・…