阿武山古墳の南斜面には、京大地震観測所の建物があったのでちょっと寄り道。
地震観測所なので山の上の森の中ですが、モダンな建物は”眠れる森の美女”的な雰囲気。
通路の半円アーチ、縦長の窓、上が隅丸の窓、シンプルな庇。
煉瓦の縁取りがアーチ部分の丸味を強調している印象。
丸窓には憧れますね。
連続する窓。
_| ̄の形に平面プランで中央に塔屋があります。
登ってみたい。
玄関前の木が野生のように育っていました。
こちらの記事によれば、建物は昭和5年(1930)築で設計は大倉三郎。京都大花山(かざん)天文台や同志社大学明徳館なども手掛け、後に京都工芸繊維大学学長を務めた方だそうです。
街の防災 山から見守る 京都大学阿武山観測所(時の回廊) - 日本経済新聞
いつか見てみたいと思っていた、大阪市中央区の生駒時計店を手掛けた方でした。
高槻市のサイトにて建物内や屋上からの写真も見られます。
地震観測の歴史を学べる「京都大学 阿武山観測所」。毎月見学ツアーも開催されています。 | 観光協会からのお知らせ | 高槻市観光協会公式サイト たかつきマルマルナビ
毎月見学ツアーが開催されているのですね。再訪しないと。
一般見学会申込み - 特定非営利活動法人 阿武山地震・防災サイエンス