墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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阿武山地震・防災サイエンスミュージアム(旧 京都大学阿武山観測所) 大阪府高槻市奈佐原

阿武山古墳の南斜面には、京大地震観測所の建物があったのでちょっと寄り道。

 

地震観測所なので山の上の森の中ですが、モダンな建物は”眠れる森の美女”的な雰囲気。

 

通路の半円アーチ、縦長の窓、上が隅丸の窓、シンプルな庇。

 

煉瓦の縁取りがアーチ部分の丸味を強調している印象。


丸窓には憧れますね。

 

連続する窓。

 

_| ̄の形に平面プランで中央に塔屋があります。

 

登ってみたい。

 

玄関前の木が野生のように育っていました。

 

こちらの記事によれば、建物は昭和5年(1930)築で設計は大倉三郎。京都大花山(かざん)天文台や同志社大学明徳館なども手掛け、後に京都工芸繊維大学学長を務めた方だそうです。

街の防災 山から見守る 京都大学阿武山観測所(時の回廊) - 日本経済新聞

 

いつか見てみたいと思っていた、大阪市中央区の生駒時計店を手掛けた方でした。

大倉三郎 - Wikipedia

 

高槻市のサイトにて建物内や屋上からの写真も見られます。

地震観測の歴史を学べる「京都大学 阿武山観測所」。毎月見学ツアーも開催されています。 | 観光協会からのお知らせ | 高槻市観光協会公式サイト たかつきマルマルナビ

 

毎月見学ツアーが開催されているのですね。再訪しないと。

一般見学会申込み - 特定非営利活動法人 阿武山地震・防災サイエンス