墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

沖縄県の遺跡、戦跡、博物館

識名園 沖縄県那覇市字真地

世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成要素の一つ「識名園(しきなえん)」は、琉球王家の保養や外国使臣(冊封使)の接待のために1799年につくられた、琉球王家最大の別邸。 御殿(ウドゥン)をはじめとする建物と、心字池の周りに琉球石灰岩を…

玉陵(たまうどぅん) 沖縄県那覇市首里金城町・繁多川

首里城見学後、その西隣にある玉陵を訪ねた。 (前回の真珠道とエントリが前後してしまいました) 観覧料300円を納めて敷地内へ。 その手前にあった説明板。 玉陵第二尚王家歴代の陵墓であるこの玉陵は、首里城への要路綾門大道に臨み東は天界寺に隣接するな…

首里城・2020年1月 沖縄県那覇市首里当蔵町

前回のつづき。末吉宮跡から丘を降り、再び上がると首里城公園入口の交差点に出た。 ガイダンス施設の前を通り過ぎた先に守礼門が立つ。 西向きに立つので、順光の後ろ側も。 守礼門の近くには、園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)がある。国王が…

末吉宮跡 沖縄県那覇市首里末吉町

沖縄滞在最終日は、首里城の北から南へ、アップダウンの多いルートを歩いてみた(写真多めです) 最初に目指したのは末吉宮跡。 ゆいレールで首里へ向かう際、首里駅の手前左手に広がる緑のエリアが気になっていた。 「市民病院駅」で降りてホームからそのエ…

今帰仁城跡 沖縄県国頭郡今帰仁村今泊

沖縄では車を借りて、今帰仁(なきじん)城跡まで足を運んでみた。 那覇中心部から高速を利用して1時間半ほど。 世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」を構成する9つの資産のひとつ。 今帰仁城跡かつて琉球に統一王国が樹立する以前の三山時代(北山、…

ジュリ馬祭り 那覇まちまーい「写真好きガイドとカメラ片手にまちま〜い」コース

沖縄シリーズの最終回。 3月19日、午前中に那覇まちまーいの「首里十二支巡り」をした後、那覇市立歴史博物館を訪ね、午後は「写真好きガイドとカメラ片手にまちま〜い」コースに参加した。 たまたまその日の午後に開催されるものから選んでみただけだったが…

首里城城壁 那覇まちまーい「開運 首里十二支巡り」コース

前回のつづき。 車で城巡りをして、夜は桜坂の店を堪能した翌日も、那覇市観光協会が主催する「那覇まちまーい」の2つのコースに参加した。 午前の部は「開運 首里十二支巡り」 公式サイト・開運 首里十二支巡り(11) | 那覇まちま〜いのコース案内は下記のと…

国史跡・中城城跡(世界遺産:琉球王国のグスク及び関連遺産群) 沖縄県中頭郡北中城村大城

前回のつづき。 この日、車で最後に訪ねた場所が中城城(なかぐすくじょう)跡。 公式サイト・中城城跡のご紹介/沖縄の世界遺産 中城城跡で詳しい地図が見られる。 標高150m~170mの石灰岩丘陵上の縁にあり、自然地形と琉球石灰岩の城壁で守られた城内には…

重要文化財・中村家住宅 沖縄県中頭郡北中城村大城

前回のつづき。 読谷村で座喜味城跡などを見た後、南に下って嘉手納基地の西側の大通りを進み、中城城(なかぐすくじょう)跡を目指した。 城跡に近づいたあたりで、「重要文化財・旧中村家住宅」のサインがあったので立ち寄った。 駐車場は無料。入場料一般…

掩体壕・忠魂碑 沖縄県中頭郡読谷村座喜味

前回のつづき。 座喜味城址公園の入口にある読谷村立歴史民俗資料館は長期休館中だったが、いくつか屋外展示があった。 沖永良部島から1972年に移築された「高倉」 床下が屋根の軒付近まで上がっているのは風通しをよくして湿気を防ぐためだそうだ。 こちら…

国史跡・座喜味城跡(世界遺産:琉球王国のグスク及び関連遺産群) 沖縄県中頭郡読谷村座喜味

前回のつづき。 太平洋に突き出た伊計島から、車で1時間強かけて東シナ海に面した読谷村にある座喜味(ざきみ)グスクへ行ってみた。 入場無料、駐車場も無料。 休館中の資料館の向かい側に案内図があった。周辺の森も含めて公園となっている。 石段とゆるや…

仲原遺跡 沖縄県うるま市与那城伊計(伊計島)

前回のつづき。 浜比嘉島へ行った後、一旦平安座島へ戻って、何十という大型石油タンクが並ぶ沖縄石油基地の横を通って宮城島を抜けて伊計島へ渡った。島はすべて橋でつながっている。 台地のようになっている島の平らな上部はほとんどが畑。 そのまん中に仲…

アマミチューの墓・シルミチュー 沖縄県うるま市勝連比嘉

前回のつづき。 比嘉集落から海に突き出た先の島に、アマミチューの墓があった。 一見して奄美から来た人かと思ったら、琉球の天地開びゃく神話に登場する神だった。 以下は「沖縄県勝連町教育委員会 文化財パンフレットより」として引用されていたブログか…

浜比嘉島 家並みと比嘉グスク 沖縄県うるま市勝連比嘉界隈

前回のつづき。 藪地島のジャネー洞を見た後は、海中道路を渡って対岸の浜比嘉島へ行った。 グーグルマップに「赤瓦屋根」というサインが出たので、そこを目指した。 島の北西に「浜」集落が、東沿岸に「比嘉」集落がある。 比嘉集落で海岸近くの駐車場に停…

ジャネー洞(藪地洞穴遺跡) 沖縄県うるま市与那城屋慶名(藪地島)

前回のつづき。 与那城監視哨跡へ行った際にグーグルマップを見ていたら、すぐ近くの島の突端に、ジャネー洞と書かれた遺跡のマークが目に入ったので行ってみた。 カーナビに目的地設定をして橋で島へ渡る。橋を過ぎてすぐに「ジャネー洞」の小さな表示を見…

与那城監視哨跡 沖縄県うるま市与那城屋慶名(よなしろ やけな)

前回のつづき。 勝連城を見た後、そこから3kmほどにある与那城監視哨跡(よなしろ かんししょうあと)へ向かった。 こちらの方のブログで知った戦争遺跡。 teitowalk.blog.jp 川沿いに広い道に車を停めさせて頂いて、郵便局の右の道を進む。 井戸の名残り(…

国史跡・勝連城(世界遺産:琉球王国のグスク及び関連遺産群) 沖縄県うるま市勝連南風原

沖縄2日目はレンタカーで3つの世界遺産・グスクを中心に回ってみた。 「琉球王国の城(グスク)及び関連遺産群」が世界遺産として登録されたのは2000年で、5つのグスク(首里城、中城城跡、座喜味城跡、勝連城跡、今帰仁城跡)と、その関連遺産の4つの遺物(…

崇元寺公園~沖縄県立博物館・美術館 沖縄県那覇市泊・安里・おもろまち

前回のつづき。 スマホでグーグルマップを見ていたら、「旧崇元寺石門」という史蹟の印が出ていたので寄ってみた。 ゆいレールが川沿いを通っている安里川の対岸に石垣がある。 正面に向かうと見事な三連アーチの石門があった。これがお寺の門だったとは。 …

那覇まちま~い「パワースポット奥武山と山下町めぐり」ツアー・3(真珠道・落平編)

前回のつづき。 山下町を巡ったあと更に斜面を上って、丘に沿って今も残る真珠道(まだまみち)跡へ向かった。 真珠道は16世紀初頭か使われている道筋で、かつて琉球王朝時代に首里城と那覇港を結ぶ幹線道路・軍用道路だった。 一列になって歩く。 グレーチ…

那覇まちま~い「パワースポット奥武山と山下町めぐり」ツアー・2(山下町第一洞穴遺跡・ペリー区編)

前回のつづき。 奥武山公園の次に、県道7号を横断して南西に隣り合う山下町へ。 下のグーグルアースで、運動公園と斜めのグリーンベルト状の丘陵との間のエリア。 この山下町は、戦後の一時期「みなと村ペリー区」になった(1957年まで) 戦前から「山下町」…

那覇まちま~い「パワースポット奥武山と山下町めぐり」ツアー・1(奥武山公園・沖宮編)

3ヶ月ほど前の4月中旬に沖縄に行った時の続き。 シュガーローフの戦跡の説明板の脇に「那覇まちま~い」とQRコードが印刷されたシールが貼られていたのでアクセスすると、観光客だけでなく地元の方も対象とした「ガイドと巡る街歩きツアーコース」紹介が20以…

那覇市立壺屋焼物博物館 沖縄県那覇市壺屋

前回のつづき。 壺屋界隈歩きの最後に、スマホで目的地として目指していた那覇市立壺屋焼物博物館を見学した。 やちむん通り沿いに入口があるが、正面の幅が狭く、かつ奥まっていてあまり目立たない。 グーグルマップには入口が表示されないのでグルグル迷っ…

壺屋やちむん通り界隈・2 沖縄県那覇市壺屋

前回のつづき。 壺屋やちむん通りは東端が国道330号に突き当たる。 その場所には井戸と大きなガジュマルの木があった。 以下は説明板より。 東(アガリ)ヌカー アガリヌカーは村ガー(共同井戸)の一つです。「アガリ」は東のことを指す方言で、この井戸は…

壺屋やちむん通り界隈・1 沖縄県那覇市壺屋

前回のつづき。 土曜日はブラブラできる時間が3時間程あったので、ブラタモリで紹介されていた登り窯を見ようと思い、ゆいレールの牧志駅で下車。 スマホを頼りに国際通りから裏道に入ってみた。 魅力的な路地だらけ。 陶片が埋め込んである道に出た。 道の…

シュガーローフの名残り(慶良間チージ) 沖縄県那覇市おもろまち

前回のつづき。 那覇では市内何ヶ所かを巡ったのでエントリしていきます。 まずは”シュガーローフの丘”を再訪。 ゆいレールの「おもろまち駅」南口から西に200mほどの場所にある。 丘を西側から。正面に大きな石が置かれていたが、前回はお弁当屋さんがあっ…

斎場御嶽(せーふぁうたき) 世界文化遺産・琉球王国のグスク及び関連遺産群 沖縄県南城市

2013年の8月、ガンガラーの谷の前に訪れた場所。 公開時間は9時~18時。 少し早く着いたので、すぐそばの知念岬で海を眺めた。朝から強烈な日差しだった。 砂浜に下りていく藪の小道もあったが、ハブが怖くて行けなかった。 すぐに時間が経って斎場御嶽入口…

旧海軍司令部壕 沖縄県豊見城市

前回のガンガラーの谷の写真を探したときに他の写真も見つけたので、今回と次回とで沖縄の別の2ヶ所を紹介します。 ・旧海軍司令部壕 空港や県庁から車で15分ほどの丘の上にある。住所は豊見城(とみぐすく)市だが那覇市と接する地区で沖縄戦史では「小禄(…

ガンガラーの谷・サキタリ洞遺跡で国内最古(9千年以上前)の埋葬人骨発見のニュース

2014/12/11の琉球新報の記事より。 県立博物館・美術館(安里進館長)は11日、南城市玉城前川の観光施設「ガンガラーの谷」内にあるサキタリ洞遺跡で、9千年以前のものとみられる人骨が見つかったと発表した。 人骨は、頭部や上半身部分などで関節が組み…

「久米村(クニンダ)~琉球と中国の架け橋~」展 @沖縄県立博物館

沖縄県立博物館で開催されていた企画展。2014年10月19日まで。大人500円。 久米村(クニンダ)は、沖縄県庁のすぐ北西側、福州園のある現在の久米エリアにあって、明朝時代に福建から「先端技術」を持って移住してきた人々で構成されたコミュニティーだった…

対馬丸記念館 波上宮 ○や(まるや)食堂 沖縄県那覇市若狭

浦添グスクから那覇空港へ向かう途中、市内の対馬丸記念館に寄った。 大人500円 AM9時~PM5時 木曜定休 入口横にある対馬丸の模型。 1944年8月21日に那覇を出港した「学童集団疎開」船は翌日に米潜水艦の魚雷攻撃で沈没。乗員1788名の内、1482名が犠牲に。学…