墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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斎場御嶽(せーふぁうたき) 世界文化遺産・琉球王国のグスク及び関連遺産群 沖縄県南城市

2013年の8月、ガンガラーの谷の前に訪れた場所。

公開時間は9時~18時。 

少し早く着いたので、すぐそばの知念岬で海を眺めた。朝から強烈な日差しだった。

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砂浜に下りていく藪の小道もあったが、ハブが怖くて行けなかった。

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すぐに時間が経って斎場御嶽入口へ。このときは入口近くまで車で行けたが、今は国道沿いの南城市地域物産館か知念岬公園の駐車場に停めて坂道を上る必要があるそうだ。

 

入口近くにあった世界遺産登録記念(?)のモニュメント。

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下記は、南城市のサイトの御嶽(うたき)の解説。

御嶽とは、南西諸島に広く分布している「聖地」の総称で斎場御嶽は琉球開びゃく伝説にもあらわれる、琉球王国最高の聖地です。

御嶽の中には、六つのイビ(神域)がありますが、中でも大庫理・寄満・三庫理は、いずれも首里城内にある建物や部屋と同じ名前をもっています。当時の首里城と斎場御嶽との深い関わりを示すものでしょう。

はるかなる琉球王国時代、国家的な祭事には聖なる白砂を「神の島」といわれる久高島からわざわざ運び入れ、それを御嶽全体に敷きつめました。その中でも、最も大きな行事が、聞得大君の就任式である「お新下り」でした。斎場御嶽は、琉球国王や聞得大君の聖地巡拝の行事を今に伝える「東御廻り」(アガリウマーイ)の参拝地として、現在も多くの人々から崇拝されています。

 

東御廻り(アガリウマーイ)に特化した観光サイトもあった。

沖縄 世界遺産は東御廻り.com

 

下記は、寄満(ユインチ)という神域

王府用語で「台所」を意味しますが、貿易の盛んであった当時の琉球では、世界中から交易品の集まる「豊穣の満ち満ちた所」と解釈されています。

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寄満(ユインチ)へ行く道を右に分かれて進むと、突き当たりに三庫理(サングーイ)という三角岩がある神域があった。

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巨石がスパッと切れて、鋭角な三角形の通路になっている。

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近づくとその迫力に圧倒される。ゾクッとするような「気」が感じられたような気がした。

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くぐって左に久高島遥拝所があり、石段の向こうに島が望めたが写せなかった(自分の技術の問題で)

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遥拝所は、琉球王国時代は別の場所にあったようだ。

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端正な猫がいた。

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