墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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千葉県内の博物館・資料館

芝山町立芝山古墳・はにわ博物館 千葉県山武郡芝山町芝山

2021年5月9日の日曜日、4月1日にリニューアル オープンした芝山町立芝山古墳・はにわ博物館を久しぶりに訪ねました。 博物館名にわざわざ”芝山町立”とあって「古墳・はにわ博物館」と中黒が入っている(よって意味の切れ目がわかりにくい)のは、すぐ隣の芝…

千葉県立中央博物館「千葉の鉄道が拓いたー観る・住む・運ぶ」展~七天王塚 千葉県千葉市中央区青葉町・亥鼻

前回のつづき、千葉市の青葉の森公園内にある千葉県立中央博物館。 エントランス手前から半地下空間を見下ろす。 1988年に完成した建物で設計は日本設計。 6月2日まで、企画展「千葉の鉄道が拓いたー観る・住む・運ぶ」が開催されている。 エントランスホー…

「世界の眼で見る古墳文化」展と佐倉城址公園の桜 @国立歴史民俗博物館・佐倉

3月末の土曜日、佐倉の歴博で開催されている「世界の眼で見る古墳文化」展を見に行きました。 https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/project/index.html チラシやポスターにある、眼鏡の武人がインパクト大。 文字をもつ国家や宗教が生み出される前段階に…

八幡山山頂古墳 静岡八幡神社 静岡県静岡市駿河区八幡山

前回のつづき。 静岡浅間神社からは静岡駅の南東にある八幡山古墳を目指した。グーグルマップで知った場所。 この日の朝、谷津山古墳から良く見えた、島のような丘の上にある(再掲) 安倍街道の停留所からバスに乗って静岡駅まで出て南口へ向かい、歩くと18…

千葉市埋蔵文化財調査センター 千葉市中央区南生実町

前回のつづき。 船橋界隈を歩いたあとは車検に出していた車をピックアップして千葉市内最大の前方後円墳である大覚寺山古墳を目指した。 京葉道路に乗って蘇我ICで降り、5分ほどで千葉市埋蔵文化財調査センターに着く。 センターの目の前に目指す古墳がある…

芝山はにわ博物館・釈尊館(芝山仁王尊) 芝山町立芝山古墳・はにわ博物館

前回のつづき。 殿塚・姫塚古墳から2kmほどの場所に、芝山仁王尊(芝山はにわ博物館)と芝山町立のはにわ博物館がある。両者の距離は、徒歩5分くらい。 はじめに芝山仁王尊 観音教寺へ。お寺は台地の端にある。石段下の平地に町立の広い駐車場がある。 石段…

木更津市郷土博物館 金のすず、旧安西家住宅、きみさらずタワー 千葉県木更津市

前々回のつづき。 稲荷森古墳を見たあとは、金鈴塚古墳出土の「金の鈴」の実物を見に太田山へ向かった。自転車で5分くらい。 坂の下の駐車場に自転車を停めて歩いて登る。 中腹の一角で、旧安西家住宅という移築された茅葺民家を見学(無料) 磨きこまれた床…

講演会「千葉ニュータウンの昔むかし」 @千葉県白井市文化会館

9月6日(土)13:30~15:00 千葉県教育振興財団主催の講演会(入場無料)を聴講した。 (副題は「千葉北部地区の歴史をさぐる」でしたが、もし自分がつけるとしたら「千葉ニュータウンは太古の昔からニュータウンだった」かな、という話です) 千葉県白井市…

国立歴史民俗博物館 屋外展示 臼杵磨崖仏レプリカ 千葉県佐倉市

歴博は、佐倉城跡・佐倉連隊施設跡の丘の上(佐倉城址公園内)にあるが、北からの入口から少し上った右側、連隊時代の衛兵所跡の一角に、大分県臼杵(うすき)市の「古園石仏大日如来像」が実物大で再現されている。 下記に説明板を転載。 「日本を代表する…

国立歴史民俗博物館 総合展示第1展示室(原始~古代) 千葉県佐倉市

第1展示室にはいってすぐ、縄文土器が出迎えてくれる。 弥生時代の高床式建物の横の壁に、環濠の大きさを示す表示(大きなV字形)があった(講演会で言及されて知った) 幅10m、深さ5m(だったと思います) 集落の周囲を掘り廻らすのは相当な労力がかかっ…

「弥生って何?!」 国立歴史民俗博物館 企画展示 千葉県佐倉市

企画展は入口のパネルを除き、撮影不可だった。 写真のバックは青森県弘前市の砂沢遺跡から出た、高さ20cmの「弥生時代の土偶」 岩木川北麓の丘陵上にあるこの遺跡では、弥生時代前期後葉の前4~3世紀の水田跡が見つかり、前一千年起の水田跡としては列島最…

国立歴史民俗博物館 常設展示 縄文土偶 千葉県佐倉市

縄文時代の土偶については、ちょうど今、日経の日曜版「美の美」で、「土偶の一万年」という特集が連載中。8月10日は「中」の巻で「仮面のビーナス」と「縄文のビーナス」、「ハート形土偶」の写真が掲載されていた。 歴博の縄文のコーナーは、レプリカがほ…

加曽利貝塚博物館 後編 千葉県千葉市

常設展を見た後に、企画展の一部屋にはいった。 入口に掲げられた「ごあいさつ」 「そして、貝塚は守られた」の展示では、加曽利貝塚の消滅の危機を救った先人の努力が、当時の写真や新聞記事とともに紹介されていた。 「普段見られない記録類」出土状況が方…

加曽利貝塚博物館 前編 千葉県千葉市

国内最大級の貝塚である「加曽利貝塚」には2年程前の晩秋に家族で訪ねたが、博物館は休館日だった。リニューアルのために8月から当面の間は閉館するというニュースを見て、日曜日の午後に再訪した。 <a href="http://www.sankei.com/region/news/140602/r…

市原市埋蔵文化財調査センター 常設展示 千葉県市原市

前回のつづき。 講演会の後、展示室を見学した。 なお、このセンターでは、非常に充実した情報量の豊富なHPを作っていて、「電脳展示室」では個々の展示物の解説もある。見てから行くか、行ってから見るか、ですが。 http://www.city.ichihara.chiba.jp/ma…

いちはら埋文講座 邪馬台国時代のいちはら 市原市埋蔵文化財調査センター

土曜日の午前、ネットで知った講座に参加した。会場は市原市埋蔵文化財調査センター。 前から一度訪れたいと思っていた場所だった。土日祝が閉館と聞いていたので今まで来られなかったが、月に一度の「埋文講座」(及び夏休み子供体験講座)開催日は土曜日でも…

郭沫若記念館 千葉県市川市

前回のつづき。 須和田遺跡の台地を北側に降りると、斜面のひらけた場所に郭沫若(かくまつじゃく)記念館がある。(復元移築) 敷地全体が記念公園として整備されている。この時はピンクのゆりの花が幾株もきれいに咲いていた。4月初旬は緑の部分全体が芝桜…

芹澤ガーデンギャラリー 須和田遺跡 千葉県市川市

前回のつづき。 国分寺・国分尼寺の次は、須和田遺跡を初探訪。その前に、遺跡入口手前にある芳澤(よしざわ)ガーデンギャラリーへ立ち寄った。ここは数台停められる駐車場があるが「車での来館はご遠慮ください」とあった。 平成14年に市川市の市制執行70…

千葉県立中央博物館大利根分館  水郷佐原水生植物園 千葉県香取市扇島

前回のつづき。 鹿島臨海工業地帯の港公園から車で30分ほどで千葉県立中央博物館大利根分館に着く。「水郷佐原水生植物園」の裏手になる。 利根川の北側になるが、ここも千葉県。 来るのは2度目。4月から9月までしか一般公開しておらず、前回来たのは去年…

房総風土記の丘資料館 千葉県印旛郡栄町

前回のつづき。 房総のむらの「江戸時代エリア」から、森の中の小道を辿っていく。途中林の中に古墳もあって、歴史も遡っていく雰囲気。 小さな谷へ降りて、再度上ったところに資料館がある。外の車道を通って資料館正面の駐車場に停めることもできる。 「房…

房総のむら 千葉県印旛郡栄町

前回の続き。 「房総のむら」は千葉県立の体験型博物館。成田ICから車で20分ほどの場所にある。 http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/ 園内は広大で、ちょうどTDLと同じ51ha。 平成16年に「房総風土記の丘」と統合され、原始・古代から近現代までの歴史を体験…

DIC川村記念美術館 にわのわ マーク・ロスコ 千葉県佐倉市

前々回のつづき。 「印旛郡市文化財センター」へ行ったあとに、DIC川村記念美術館へ行った。 こちらにはマーク・ロスコの素晴らしい展示部屋があるので、時々伺う(といっても年に一度行くか行かないかですが) 到着は15:30くらい。閉館間際で空いているだ…

下総歴史民俗資料館 ムササビ形埴輪 人頭形土製品

佐倉でレプリカのムササビ君と出会ったタイミングで、滑河の本物のムササビ君の写真掲載OKとの連絡を成田市の生涯学習課からいただいた。 下総歴史民俗資料館(滑河駅下車) http://massneko.hatenablog.com/entry/2014/04/30/220027 このときはスマホの電池…

「発掘のチカラ」展 印旛郡市文化財センター 千葉県佐倉市

別の博物館でいただいた賑やかなチラシの「発掘のチカラ ~変わりゆく街・歴史、そして未来~」に誘われて、佐倉の「印旛郡市文化財センター」に夫婦で出かけた。 http://www.inba.or.jp/news/newsindex20131203.html 子供がサッカーの練習から帰ってくるま…

堀之内貝塚 市川考古博物館(再訪) 千葉県市川市

とても暑い休日。子供の学校に行って用事を済ませた後、ついでに近くの博物館を再訪した。 堀之内貝塚がある丘にある市川考古博物館。 博物館入口横からは遠くまで見渡せる。 博物館正面の広場。前回来た時は3月で芝生に座れるような感じだったが、今回は草…

印西市立印旛歴史民俗資料館 千葉県印西市

前回のつづき。 酒々井町の墨小盛田古墳のあと、佐倉市の飯郷作遺跡を目指したが、途中でちょっと北に上がれば、5/3に入りそびれた「印旛歴史民俗資料館」に行けることに気がついた。印旛沼にかかる橋(というか土手)を渡って車で5分ほど。 【再掲】資料館…

流山市立博物館 「弥生土器を熱く語ろう」

前回のつづき。 展示を見た後に、講演会に参加した。都合により午前の部のみの参加。 10:00~10:20 主旨説明と弥生時代の概要 まずは時代区分のおさらい。弥生時代のはじまりについてはBC8世紀とすることが多いが、BC10世紀とする説もある(AMS年代測定法…

流山市立博物館 千葉県北西部地区文化財巡回展「文化の絆 ~モノとヒトとの出会い~」

5/10の土曜日、流山市立博物館で「弥生土器を熱く語ろう」という講演会に参加した。現在開催中の、千葉県北西部地区文化財巡回展「文化の絆 ~モノとヒトとの出会い~」にも魅かれたので。(当企画展は5/18まで) 講演会は、流山市加村台遺跡、市川市国府台…

白井市郷土資料館 上宿古墳 GW北総墳行①

5月3日、よく晴れた。子供2人がそれぞれ予定があったので、夫婦で墳行。 「北総線の小さな旅」に記載されていた「道作(どうさく)古墳」と、埼群古墳館さんお勧めの「上宿(かみじゅく)古墳」、および近くの郷土資料館を訪ねた。 まずは白井市郷土資料館へ…

地球の丸くみえる丘展望館 屏風ヶ浦 GW家族墳行⑤

銚子駅前の案内板。駅前の蕎麦屋で遅めの昼食をとった。 ここで家族は銚子電鉄に乗って、いぬぼう駅で落ち合うことにした。 地球の丸くみえる丘展望館は銚子半島の最高地点にある。展望台からは360度の素晴らしい眺めが得られる。 東側、太平洋側の方向。真…