第1展示室にはいってすぐ、縄文土器が出迎えてくれる。
弥生時代の高床式建物の横の壁に、環濠の大きさを示す表示(大きなV字形)があった(講演会で言及されて知った)
幅10m、深さ5m(だったと思います)
集落の周囲を掘り廻らすのは相当な労力がかかったはず。
そして掘り出した土を流用して墳丘を・・・と勝手に想像しました。
箸墓古墳の精巧なジオラマ。
民家のつくりの方に目が行ってしまう。
反対側は、築造当初の葺石姿が再現されている。
こちらは群馬県お富士山古墳の長持型石棺のレプリカ。現物はこの春、現地でアクリル板を通して見た。
http://massneko.hatenablog.com/entry/2014/04/08/222453
埴輪は実物。並ぶと実に壮観。
神門4号分の出土品。消滅したのは実に残念。
岡山県倉敷市楯築墳丘墓(弥生時代の双方中円墳)の石製品の複製。
大正時代まで墳丘上にあった楯築神社に伝世し、神石(亀石)と呼ばれて安置されていたそうだ。正面に顔があり弧帯文(こたいもん)が刻まれている。
群馬県前橋市の宝塔山古墳の石室(玄室高さ20cmくらいの模型)
稲荷台1号墳出土の王賜鉄剣の実物が展示されていた。現地での墳丘復元は3分の1スケールになってしまっていたが。
http://massneko.hatenablog.com/entry/2013/06/24/164037
古墳のスケールの比較が実感できる展示。
あれだけ大きい太田天神山だったのに、大仙古墳、どこまで大きいのか。
http://massneko.hatenablog.com/entry/2014/04/04/201906
早く実物をこの目で見たみたい。
駄ノ塚古墳の出土品(実物)もあった。手前左の琥珀棗玉(こはくなつめだま)がとても綺麗だった。これがあのような場所から出てくるとは。
http://massneko.hatenablog.com/entry/2014/01/29/070511
群馬県高崎市綿貫観音山古墳出土品(レプリカ)
ちょうど一年前に訪れた。外は暑いが中はひんやり、見事な石組みだった。
http://massneko.hatenablog.com/entry/2013/08/14/110548
沖ノ島のコーナーでは、実物大のジオラマがあった。
羅生門(平城京入口の方)10分の1スケール。ここから先は奈良時代の展示になる。
この日は第1展示室と企画展示室を2時間で見た。展示室は第6まである。
総合展示の案内サイト