阿武山で古墳と建物に魅了された後は、弁天山古墳の尾根筋に戻って今城塚古墳とその近くの墳丘へ。
今城塚古墳とバス通りを挟んだ北側に残る前塚古墳。
こちらが後円部のようで、裾のカーブに沿って小川が。
グーグルアースで。右下が今城塚古墳の前方部左隅。
検索するとペんさんのサイトに。墳丘の感じがつかめやすい、西(かつて短い前方部がった側)や北から見学されていてさすがです。
引用させていただくと、前塚古墳は全長94m、後円部径69m、前方部幅25mの帆立貝式前方後円墳で築造年代は5世紀初頭。明治期に長持式石棺が露出し、仿製鏡、鉄刀、鉄鉾などが出土したとのこと。
Wikiediaを見ると、その長持形石棺は近つ飛鳥博物館にあるとのこと。過去ブログを見たら撮っていました。
近つ飛鳥博物館 大阪府南河内郡河南町大字東山 - 墳丘からの眺め
凝灰岩製で、長さ約2m・幅約0.6m・高さ約0.8m。蓋は印籠蓋の形状で蒲鉾状を呈し、側石には各1個の縄掛突起を有する。突起のある前後両端には三角形の沈刻文も認められているとのこと(Wikipediaより)
前塚古墳見学後、200m北東の郡家車塚(ぐんけくるまづか)古墳へ。ここも前方後円墳です。
北の斜面上側の道路からは木立が見えるのみ。
南に回り込むと水田が。中央奥がくびれ部のようです。
住宅に囲まれた水田というのも貴重な風景でしょう。
墳丘西端、住宅ぎりぎりの前方部先端側。
「岡本町第一ポケットパーク」が奥にあるのかと思いましたが、右手前のスペースでした。
行き止まりの先。
グーグルアースで。左が前方部、右が後円部ですね。
ぺんさんが訪ねた2018年時点は前方部先端側の家が建つ前だったようで、くびれ部の美しい曲線の撮影に成功されています。
郡家車塚古墳は全長85.6m・後円部径51.3m・高さ7.4m、前方部幅31.8m・高さ3.8mとのこと。
そして、今城塚古墳へご挨拶。
思わず深呼吸する大きさ。
堤の上に、日本最大級の形象埴輪群。
壮観の一言。
前方部左隅と、提の円筒埴輪列。
いつか、はにコット古墳フェスも見てみたいと思います!