墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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体感!しだみ古墳群ミュージアム SHIDAMU 愛知県名古屋市守山区大字上志段味字前山

古墳公園を興奮気味に歩いた後は付随する施設、”しだみゅー”を見学。

 

Aのところが帆立貝形古墳的なロゴ。

展示室は一般200円。入り口前には広い駐車場(無料)があります。

 

カフェや体験活動室も備える立派な施設です。

展示室|歴史の里 しだみ古墳群

 

展示室に入るとまず目に入る大型スクリーン。志段味古墳群の成り立ちがわかる動画が流れます。


かつての濃尾平野を南西上空から見た様子。

 

河川のくねくね度が凄いですが、そのくねくねで堆積した高まりに小集落があり、丘陵先端部に大集落と古墳群があることがわかります。

 

西側の丘陵端には、以前訪ねた岐阜の古墳群。

 

岡崎平野の古墳まで示されています。

 

そして現れる騎馬と、志段味大塚古墳に埋葬された王!

 

かっこよい。

 

リアル。


絵で、後ろに従う人々も!

 

副葬品の大刀が復元されています。

 

それほど大きくはない展示室ですが、じっくり半日ぐらいは過ごしたい内容の濃さ。

 

そうすると、ここで日が暮れてしまうので恐縮ですが早足で…

 

西大久手古墳の、この鶏の埴輪は美しいと思いました。

 

こちらも前回も登場の巫女形埴輪。

 

こちらは志段味大塚古墳からの鶏形埴輪。さきほどのより少しずんぐりしたリアルさ。

 

水鳥形埴輪は頭部のみ(志段味大塚古墳)

 

断夫山古墳(左)、勝手塚古墳(中)、東大久手古墳(右)の円筒埴輪。なかなか多様です。

 

最初に柵越しに覗いた東谷山白鳥古墳などからの須恵器。

 

東谷山の古墳群は、近いうちにまた訪ねたいです。

 

伊勢湾から庄内川を少し遡ったこの場所に古墳がある理由は、水上交通と陸上交通の結節点(交通の要衝)であったから。

 

収蔵庫のチラ見できます。



中央には、直見のアイランド展示も。

 

名古屋市内の古墳からの形象埴輪。

 

東古渡町遺跡からの家形埴輪。

 

小幡長塚古墳からの大きな家形埴輪。

 

その屋根を妻側から。

 

小幡長塚古墳からの猪形埴輪。

 

同古墳からの馬形埴輪は、目がポイントとのこと。

 

こちらは蓋(きぬがさ)形埴輪。貴人にさしかける日傘の上飾りですね。



円筒埴輪に関する詳しい解説が。

 

製作に使われた道具。


刻まれた様々な記号!

 

さわって”刷毛目を感じる”コーナーまで、至れり尽くせり。

 

おじゃましました。お世話になりました。また来ます。

 

2階の親子コーナーには、大久手5号墳的な半墳丘形遊具。

 

このソファーセット欲しいです。真ん中は造り出し付きですから志段味大塚でしょう。

 

すでに50万人が来館されていました。

2024年12月上旬訪問