建築物、公園、街道、坂道
2022年7月16日の土曜日は横須賀へ建物見学。 月末に解体が始まる聖ヨゼフ病院の旧病棟。ツイッターで見た新聞記事で見学会があることを知りました。 神奈川:旧病棟解体前に見学会 聖ヨゼフ病院:地域ニュース : 読売新聞オンライン 多分参加者は100人超だっ…
今回も、古墳ではなく建物を。 グーグルマップからの情報で、営業時間ぎりぎりでしたが行ってみました。 岐阜にある、伊東豊雄氏によるもうひとつの著名建築、市営の斎場です。 駐車場から見た姿。 エントランスに近寄って。 屋根のうねうね、それと一体化し…
北方町から東に6㎞、岐阜の中心街に向かい、7年前に竣工した図書館建物へ。 「みんなの森 ぎふメディアコスモス」は平成27年(2015)7月18日開館。伊東豊雄氏が手掛けた図書館建築です。せんだいメディアテークの15年後。 金華山の麓の立地。 広場を挟んだ向…
京丹後市から再び豊岡市へ向かう前に、気になる美術館があったので寄りました。 京都の料亭と「おもたせ」の店である紫野和久傳(むらさきのわくでん)は、明治3年にこの地で料理旅館として創業したそうです。 ここに”食品工房”が建てられ、植樹により森がつ…
11月28日、aini(旧TABICA)という体験ガイドサイトで知ったツアーに参加しました。 最寄りは千駄ヶ谷駅ですが、信濃町駅から絵画館などを見ながら東側の青山門へ。 こちらの大きなモザイク壁画は旧国立競技場の貴賓席上部にあった「ギリシアの女神像」で、も…
前回の香川県庁から2㎞東に、もうひとつの丹下建築が残っています。 旧香川県立体育館は1964年竣工。1300席のスタンド席がある競技場や複数のトレーニングルームがある(あった)そうですが、2012年に耐震改修の調査をした際に競技場の天井が落下する恐れが…
峰山の石清尾山古墳群を見た後は香川県東部へ移動。 途中で丹下健三設計による建物を2つ、外から見学。 1つ目は、香川県庁舎旧本館、現在の東館。左のビルが現在の本館。 1958年竣工の地上8階、 Wikipediaによれば、丹下の初期の傑作で、ファサードは日本の…
前回の外観につづき、今回は内部です。 1階のロビーを東側階段の途中から。 2階のロビー壁画を西側から。 その向かいは雄大な開口部。 壁画を正面から。 1階の展示室にある模型。壁画も見えます。 天井が高く開放的な空間です。 折板構造の天井がよくわか…
アントニン・レーモンドが設計した群馬音楽センターは、高崎駅の西700mほどの、高崎城址公園、高崎市役所、高崎市立中央図書館などが建ち並ぶ高崎の”中心”に位置します。 竣工は1961年。この日は開館60周年を記念する講演会&コンサート(群馬交響楽団)が開…
10月23日の土曜日は高崎へ、古墳ではなく建築見学。 アントニン・レーモンド(1888~1976)が手掛けた2つの建築を巡りました。 レーモンドは、オーストリアハンガリー帝国(現チェコ)生まれの建築家で、プラハ工科大学で建築を学んだ後にアメリカへ移住、フ…
市が尾の横穴墓を見に行った際、渋谷で途中下車して、建築家の白井晟一(しらいせいいち)に関する展覧会を、当人が設計した松涛美術館で鑑賞しました。 改めてみると、古墳的な香りも感じる建物正面です。 美術館の開館40周年の企画です。 2つの期間で内容…
前回の雷電塚古墳群から1.3㎞南西にピンが立つ、「五千頭の龍が昇る聖天宮」に興味が湧いて訪ねてみました。 田園地帯に道教寺院の「天門」が出現。黄色い瓦が載る反り返る屋根の両端には龍が。 入口前の説明板。 聖天宮(せいてんきゅう)所在地:坂戸市大…
前回の岩名古墳へ行った時の様子です。 改札は地下にある清水公園駅を振り返って。 緩く坂を上がると清水公園。その一部の小さい子エリア。 ポニー乗り場もあります。 そこと隣接して、国の重要文化財が。 流山市から移築された、旧花野井家住宅。 重要文化…
松戸市にある戸定邸(とじょうてい)は、徳川慶喜の弟で水戸藩最後の藩主・徳川昭武が建てた邸宅。明治になってから2年を経て1884年に竣工したそうです。 入館料250円。 明治時代の徳川家の住まいがほぼ完全に残る唯一の建物とのことで、重要文化財指定を受…
前回のつづき。 松戸では久々に戸定邸(とじょうてい)を訪ねようと思っていたので、グーグルマップを見ながら適当な場所でバスを下車。新開橋という停留所でした。 バス通りは旧街道の風情を残していました。角町のT字路前の出桁建築。 近くには看板建築も…
栗山古墳前の小道を北へ進むと、台地下に降りる階段があった。 高低差は20mぐらい。 この後、松戸方面へ歩こうと思っていました。当初進もうとした北方向。左側が江戸川側の崖線です。 が、方針を変更して下に降りました。 崖下の江戸川沿いには「ちば野菊の…
ここからは栗山古墳を訪ねた時の様子を。 北総鉄道の矢切駅は地下駅なので、駅舎は小さな体育館のような感じでした。 駅を背にすぐ左に丘へ上る道。その先に配水塔のドームが見えています。 坂を上がっていくと屋根を見渡せる場所も。 栗山配水塔は堂々と聳…
前回のつづきの日本橋浜町です。 浜町公園の西縁沿いに残る、キュービックなモダン建築。 玄関周りのタイルや敷石もゴージャス。 庇の瓦波が素敵です。グーグルアースで見ると、平らな屋上があって一部ペントハウスが建っているようでした。 その向かいの公…
前回の谷口家住宅に続いての浜町界隈。 日本橋浜町には料亭のような建物がまだ幾つも残っていました。 グーグルで調べると、株式会社一雅堂という表具店のようでした。 こちらは個人のお宅。 玄関周りや屋根の大きな平屋部分に風格があります。 こちらは「浜…
昭和27年築の谷口家住宅は「料亭の姿を留めながら改装した専用住宅」だそうです。 以下が中央区サイトの解説。 前庭や待合の前室、各部屋の構成や意匠に料亭建築の特徴を良く留めている。天井に埋め込んだ照明、何気ない障子の小窓など、随所に細やかな意匠…
前回エントリの最後の写真。 半年前の写真。 駐車場の後ろに建物が並んでいました。 囲いの内側は現在更地。 ノスタルジックな家並みが残っていましたが… 白い鉄板が痛々しかったです。 2023年末に12階建てのマンションが建つ計画。 長細い区画です。 半年前…
前回につづいての人形町。 大観音寺を背にしての人形町通り。 通りの向こう岸に見えていた建物を、約半年後に目の前から。 なかなか素敵な看板建築です。 お隣は、すき焼き割烹の日山さん。 暖簾の先には立派な階段と枯山水。 そこから人形町通り沿いに150m…
人形町で一番賑わいのあるあたり、甘酒横丁にある芳味亭(ほうみてい) 中央区のサイトには昭和初期の建築とありますが、現在の店舗は真新しい雰囲気です。 かつての建物はどこだったのだろうと検索していると、ストリートビューにありました。2018年までは…
いよいよ日本橋人形町です。 日比谷線の人形町駅を出ると目にとびこんできた、親子丼の玉ひでの行列。 人形町通りの西側のエリア、一本並行する道に残る看板建築。 別の日に、別の角度から。 こちらの豆腐屋さんは中央区のサイトにも載っています。昭和初期…
日本橋”半島”の南側、首都高6号線の高架近くの建物を。 こちらは醤油会館の南側、入正醤油東京出張所の並びの建物。扉脇にも「イリショウ醤油」の小さな看板が。 その南の高速高架下にあった箱崎川第一公園。日本橋箱崎町です。 かつては行徳河岸と呼ばれて…
前回に続いての日本橋蛎殻町です。 水天宮通りの西側に並行する小道にある三軒長屋。 銅板の看板建築が残っています。 右隣も見事な亀甲模様。 この右端のお宅が「伍徳」として中央区のサイトで紹介されています。大正3年築。 町家から看板建築に移行する過…
前回の永楽屋さんから100mほど東、新大橋通りの一本南に並行する小道沿いに残る建物。 (資生堂)ゾートスサロン平沢さん。看板が出ているので現役店舗なのでしょう。 2階壁面の意匠が可愛らしいですが、建てられたのは昭和3年(1928) 昭和初期の店舗建築を…
前回のうなぎ屋さんの後は、120mほど東の「永楽屋」を訪ねました。 日本橋小網町から日本橋蛎殻町へと移ります。 新大橋通りの北側に並行する枝道に、出桁造りの1軒が小料理屋になっていました(THE GATE) 一本南側の枝道にモルタルファサードの三軒長屋。手…
前回の三軒長屋の50mほど南にも、エアポケットのように残っている建物がありました。 「喫茶・軽食 桃乳舎」は昭和2年築。 石材風の柱・梁・アーチと、タイル張りで見事に装飾されたファサード。 メニューは驚愕の値段でした。 下記は中央区のサイトから。 …
今回も、小網神社の周辺を。 こちらは神社から北に80mほど、四つ角を左にすぐにある”倉庫建築”(中央の3階建て) 中央区のサイトに解説あり。築年は不明だそうです。 東堀留川の名残を伝える、建築家により再生された倉庫建築。高い天井高や荷揚げ用の開口部…