墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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麻布台ヒルズ アート&ギャラリーツアー 東京都港区麻布台

2月13日の夜、運良く当選した「美術手帖」主催の麻布台ヒルズ 解説付きアート&ギャラリーツアーに参加しました。

 

完成してから初めて訪ねた麻布台ヒルズ、地下鉄神谷町駅から集合場所へ向かう途中に外へ出て見上げた、麻布台ヒルズ森JPタワー。

 

そのタワーの正面入口前の広場。左は奈良美智の作品です。

 

左が麻布台ヒルズ森JPタワー、右が麻布台ヒルズレジデンスA。

 

タワー入口前の上部には渦巻く屋根。

 

反射光もきれい。


東京タワーがチラリ。

 

タワーの反対(南)側の入口。

 

南西側のエントランス。

 

見上げると首が…

 

エスカレーターを上がって振り返って。

 

タワーのエントランスホール内部は2層吹き抜けになっていて、上空にはアート作品が並びます。

 

2階(実際には1階)から。

ツアーもここからスタート。森美術館学芸員の方の解説によるツアーでした。


こちらはオラファー・エリアソンの作品。

十一面体の同じ個体の集積で、その個体は主に工場などの排煙から集塵された亜鉛が素材になっています。

多面体のつなげ方には、AIによるシュミレーション技術(ゴーグルで見る)が使われているとのことです。

 

ツアー行程とは前後しますが、麻布台ヒルズギャラリーで開催されているオラファー・エリアソン展へも。

 

複数の振り子の組合せで曲線(リサジュー曲線)を描き出す装置。図形は毎回異なりますが(後ろに貼られているのがそのサンプル)、エントランスの立体作品の形はこの装置からの図形が元になっているそうです。

 

ひとつの光源からこんなにも多彩な光が。

 

光や風、水や氷などに「作品」を作らせる仕組みを作るアーティスト、と理解しました。

 

入館料一般1800円。予約が必要です。

麻布台ヒルズギャラリー開館記念 オラファー・エリアソン展

 

ツアーでは他に2つのギャラリーを訪ねました。

こちらは集英社のマンガアート・ヘリテージギャラリー。

SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE(集英社マンガアートヘリテージ)

集英社マンガアートヘリテージ | 麻布台ヒルズ - Azabudai Hills

 

2月末までは、尾田栄一郎「ONE PIECE」の世界に入れます。


カラー作品も良いですが、活版で刷られた作品が良かったです。日本で唯一残る機械使っている動画にも感動。

 

お茶室には、コロタイプ印刷の掛け軸。

 

そのお隣のギャラリー「舞台裏」では落合陽一氏の「ヌル庵:騒即是寂∽寂即是騒」展。

現代アートの販売(通販)・コミュニティ | ArtSticker

入ると目の前お茶室。

音(大きいです)に合わせて床の間(?)奥壁が動きます。

 

バーカウンターに並ぶ茶碗。

 

棚には土偶も。

ツアーはこの後にオラファー・エリアソン展で、終了となりました。

素敵なツアーでした。企画、実施された各位に感謝申し上げます。

 

ツアー終了後、ビルの33階の展望台へ行ってみました。

 

吹き抜けスペースに大階段、後ろはカフェ。

 

窓の外には法灯のような東京タワー。

 

帰路、神谷町駅へのルート(すべて地下)の素敵な屋根。

 

かつての落合坂の地表あたりかと想像しました。