墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

三星(サムソン)美術館 Leeum(リウム) ソウル特別市龍山区漢南洞

ソウル旅行の最後の訪問地は、サムソングループが収集した古美術とモダンアートが見られる美術館とした。

「Leeum」の名は三星創始者で美術館を設立した故・李秉喆(イ・ビョンチョル)氏の苗字「Lee」に、美術館を意味する語尾の「um」を組み合わせたものだそうで、オープンしたのは2004年。

 

南山の南麓、グランドハイアットホテルの南隣にあり、地下鉄6号線の漢江鎮駅から徒歩6分程、坂を上った先にある。

 

通りから少し下ってLeeumと書かれた美術館入口。

 

円柱が並ぶエントランスホール。

入館料は10000ウォン≒1000円。

 

奥のカウンターで借りれるオーディオガイドには日本語もあって便利(1000ウォン≒100円)

 

ホール中央のドームに吊り下がるのは韓国の作家・崔正化の錬金術という作品(2014年)

 

エントランスホールのみ撮影可で、そこには名和晃平の作品もあった。

 

ロビーはmuseum1とmuseum2の、2つの建物へとつながっている。

 

先史から朝鮮時代に至る韓国美術の国宝と宝物が展示されているmuseum1は、スイス人建築家、マリオ・ボッタの設計。

公式サイトに外観写真と詳しい解説がある。

http://leeum.samsungfoundation.org/html_jpn/introduction/structure01.asp

 

最初に4階に上がって作品を見ながら降りてくるが、陶磁器や書画の名品だけでなく、三国時代(5~6世紀)の古墳からの出土遺物もあって大変見応えがあった。

公式サイトの写真はクローズアップすることもできる(金属工芸にチェックを入れてサーチを)

http://leeum.samsungfoundation.org/html_jpn/collection/traditional.asp

 

先日東博でみた金冠塚古墳出土のものとよく似ている、「山」の字を縦に並べたような意匠の金銅冠(新羅:5,6世紀)も上記で見られる。

 

下記はmuseum2の入口。

フランス人のジャン・ヌーベルの設計。これも公式サイトに詳細なインタビューが。

http://leeum.samsungfoundation.org/html_jpn/introduction/structure02.asp#architect

李秉喆氏を引き継いでグループを発展させた李健熙(イ・ゴニ)氏が収集した1910年以降の韓国現代美術と1950年代以降の世界のモダンアートのコレクション。

マーク・ロスコも2点展示されていた。

 

唯一撮影可だったのは出口にあったオラファー・エリアソンの作品。

半円の蛍光管と鏡が組みあわさった「重力の階段」(2014年)

 

こちらは階段の対面の鏡に映った方。家族写真を何枚も撮ってしまった。

 

ミュージアムショップの様子。

 

入口ホールからは、レム・コールハースが設計したサムスン児童教育文化センターへも繋がっていたが、このときは入れなかった。

http://leeum.samsungfoundation.org/html_jpn/introduction/structure03.asp


つまり、Leeumでは展示作品のほかに、世界的に著名な建築家三人の建築作品も味わうことができる。

 

が、展示物をじっくり見てしまい、建物を撮る時間がなくなってしまった・・・

 

最初の通路の床面も宮島達男の作品であったことがエントリを書いている今わかった。「境界を越えて」(2005年)

 

最後に目にしたのは屋外テラスにあったアニッシュ・カプーアの「大きな樹と眼」(2011年)