墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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沢田マンション 高知県高知市薊野北町

土佐墳行初日の最後に訪ねた場所は、古墳ではなくマンションでした。

 

地下1階、地上5階建てのマンションです。

 

塔屋のような部分も(荷物運搬用のリフトがあるようです)

Wikipediaによれば、鉄筋コンクリート建築を専門職として手掛けたことのない夫婦が(のちにはその子も加わって)建築。

鉄骨鉄筋コンクリート構造、敷地550坪、地下1階地上5階建て(一部6階)、入居戸数約70世帯、約100人居住。

増築に増築を重ねた外観から、軍艦島と並んで「日本の九龍城」とも呼ばれ、建築物探訪の名所のひとつとして知られる。通称「沢マン」(さわマン)、「軍艦島マンション」

 

公式サイトもあります。短期間でも借りれるようです。

見学案内|沢田マンション

 

入居者募集中の部屋も。住んでみたくなるオーラがあります。

 

東端から。複雑な形をしていますが、見ていてワクワクしました。

 

スロープは、軽なら上がれそうな感じがありました。

 

入口脇に発動機?

沢田マンション建設のきっかけとなった発動機
「二人だけでどこまでやれるのか、人間の力をためしてみたい」「100世帯あるマンションを建設しよう」と、沢田嘉農・裕江夫婦が心に誓い、「沢田マンション」の建設を開始したのは昭和46年(1971)だった。以来、これらの発動機は製材機を動かし、発電機を動かし、地下水をくみ上げるポンプを動かしと、マンション建設における、さまざまな場面で活躍してきた。
展示してあるこれらの発動機は、二人が、瀬戸内海を中心に8年の歳月をかけて日本中から集めたもの。収集当時は、すでに廃棄同然で、部品のないものなども多かったが、嘉農さんが足りない部品は手作りし、補修して、再び動くように蘇らせたものである。発動機を自分の分身のようにこよなく愛する嘉農さんのコレクションは40台に及んでいる。
人間の限りない可能性を証明し、各界の熱い注目を浴びている「沢田マンション」も、沢田嘉農さんと発動機の出会いがなければ、実現していなかったと言っても過言ではないだろう(文・古庄弘枝)

 

文春オンラインにマンションの紹介記事がありました。

「なんなんだこれは?」素人夫婦が独学と自力で作った巨大要塞“沢田マンション”を探訪してみると… | 文春オンライン