高知では牧野植物園も訪ねました。
高知市街の南東、五台山の頂きにあり、高知駅南口からMY遊バスで約30分のアクセス(車では20分)
内藤廣の設計による牧野富太郎記念館(本館と展示館)を見たかったので立ち寄りました。
グーグルアースで左に見える本館には牧野博士の蔵書などを収蔵する牧野文庫や図書館、ホールなどがあり、右の展示館では牧野博士の生涯・偉業に関して、資料やジオラマ、映像などで触れることができます。
本館2階が入口です。入園料一般730円。
今度の春からの朝ドラは牧野富太郎がモデルだそうです。
1階から吹き抜けの中庭を囲むように広いテラスがあり、その周りを建物が囲みます。
三角屋根の回廊が連続し、その下に部屋が組み込まれています。
部屋の中で見上げた天井。カーブしていますが船底のような感じ。
ショップとカフェのある棟。カフェの天井はコンクリでした。
渡り廊下を伝って展示館へ。
中庭から見る展示館。
上記の奥側からの眺め。池の配置が絶妙です。
その内部。大屋根の下、仕切り壁で複数の展示スペースが。
とてもリアルな展示も。
大屋根は外の階段テラスへも続いていました。
建物脇の展望スペースからは、北東方向が見渡せました。
そのほかの旅画像。
泊まった高知会館の部屋の窓から見た高知城(右上)
高知市春野郷土資料館へ行きましたが、第3金曜日で休館。
その近くの、人気の鰻店「かね春」。朝9時半に掲出される受付表に名前を記入しました。
贅沢させていただきました。最高でした。
また行きたいです。
そして桂浜。
浜の丘上に立つ坂本龍馬。
この一週間後に、ここに雪が積もっているのをニュースで見て驚きました。
高知県立埋蔵文化財センター。このときは古墳時代に関する展示は見当たりませんでした。
表のピンクが古墳時代の遺跡。左下の宿毛市の古墳もいつか訪ねたいです。
高知県立美術館。
素敵な建物でした。1993年竣工、設計・監理 は日本設計、環境建築設計事務所、山本長水建築設計事務所。
ゴージャスな階段。
こちらの企画展を鑑賞。状況劇場のポスターが懐かしい感じでした。ドキュメンタリー動画に馬の首が出てきてびっくり。
高知空港から南東に4.5㎞の赤岡町にある絵金蔵にも。
幕末の絵師・金蔵の作品を(下記の写真のものはレプリカですが)迫力ある雰囲気の中で味わえました。
土佐藩城下の新市町(現在のはりまや町2丁目)に髪結の子として生まれた金蔵は、幼い頃から画才があり、江戸遊学などを経て土佐藩家老桐間家の御用を勤める狩野派の絵師となったものの、贋作事件に巻き込まれて(真相はわからず)て城下追放となり、各地を放浪後に赤岡に住んでいたおばを頼って滞在し、町の旦那衆の求めに応じ「芝居絵屏風」を描いて広く親しまれたとのこと。
2023年4月から大阪で企画展が開催されるようです。
帰路の機窓から。真ん中席だったので一瞬腕を伸ばして撮らせてもらいました。