鳥取では梶山古墳だけを見て再び岡山県へ戻ります。この日は津山に宿をとりました。道すがらの奈義町で現代美術を鑑賞。
奈義町現代美術館。1994年の開館で設計は磯崎新。
入館料は一般700円。
入ってすぐは「大地の部屋」
宮脇愛子による、≪うつろひ-a moment of movement≫という作品。
奈義町/「大地」の部屋≪うつろひ-a moment of movement≫
入口方向を振り返って。
大きな円筒ドームの内部は「太陽の部屋」
荒川修作+マドリン・ギンズによる、≪遍在の場・奈義の龍安寺・建築する身体≫
壁に写された龍安寺の石庭。
逆サイドにも、”円筒中心軸を対称”にして。
湾曲するベンチの中央が、この部屋で唯一くつろげるポイント。
天井のベンチには座れません。
宇宙ステーションに日本庭園を造ったら、実際こんな感じなのでしょうね。
囲い塀も精巧です。
奈義町/「太陽」の部屋 ≪遍在の場・奈義の龍安寺・建築する身体≫
常設展示はもうひとつ「月の部屋」
岡崎和郎による、≪HISASHI-補遺するもの≫
御影石のベンチ。
太陽の部屋を経てこちらに入ったので、とても安らぎました。
太陽の部屋を外から。円筒は南北軸になっています。
北側から。
美術館のとなりにはカフェも。賑わっていました。