墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

荘銀タクト鶴岡(鶴岡市文化会館) 山形県鶴岡市馬場町 

前回のつづきで、酒田駅跨線橋の窓から。

 

特急いなほ”の上りに乗車。隣の留置線に国鉄色の車両があった。

 

鶴岡駅で降りて、乗ってきた特急をお見送り。

 

鶴岡で見たかったのは「荘銀(しょうぎん)タクト鶴岡」という建物。

昨年9月に森美術館での「建築の日本」展にて、SANAA妹島和世氏と西沢立衛氏のユニット)の設計になる、波が折り重なるような屋根の建築模型を目にして、実物を見たいと思っていた。

 

鶴岡駅からはグーグルマップに徒歩24分とあったので、タクシー利用で到着。

北側入口から。

 

パノラマで。

雪のために、屋根の様子がわかるように離れて全容を撮ることが難しかった。

隣の敷地に庄内藩校・致道館(国史跡)の建物が残っているが、建物周囲の屋根を1階部分まで下げて”ボリュームをコントロール”することで、周囲の建物との調和を目指した そうだ(建築の日本展カタログより)

 

正面のサイン。ロゴマークは屋根の形をあしらっている様子。

タクトは、Tsuruoka Art Culture Terraceの意味だそう。

 

建物外側の軒下を、北から東に歩けるようになっている。

 

屋根から雪がひっきりなしにドサドサ落ちるので要注意。

 

少し先から振り返って。

 

反っている部分の屋根はどう支えているのだろう。

 

東側入口の先から。入口は北と東の2ヶ所になる。

 

上記の右側。

 

東の入口を入ったところ。巨大な吹き抜けがある。 

 

上記は、この平面図の現在地の位置から。

大屋根の中に入れ子のようにホールが入り、周りに回廊空間を設ける「鞘堂形式」 を採用している。

 

この大きなコンクリ壁の内側に、舞台と客席がある。 

 

足元には可愛らしいソファ。右に楽屋側への扉がある。

 

扉の向こう側。

 

東側入口から、今度は建物内側の"回廊”を通って北側入口へ。

窓際のソファは宙に浮いているよう。

 

正面奥が北側(市役所側)エントランス。 

 

そこから右への分岐。練習室に沿ってホールが続く。

 

窓際には、うさぎ耳の椅子。

 

正面エントランス側から振り返って。波打つ網目パーテーションで、内を外が区分けされる。

 

開いている箇所があったので階段を上がってみた。

 

階段の上から見下ろした正面入口。 

 

回り込むように階段がつく。天井の曲面を鑑賞できた。

 

窓から外の様子。

 

この時はリハーサル中だったので、客席内部を見ることはできなかった。

前出カタログによれば、客席と演者が一体となるように奥行きを抑え、ホール全体に生音が響き渡る”ワインヤード型”を採ったのだそうだ。

ホール内の様子は公式サイトで見ることができる。月に2回の見学会の日程(要事前申し込み:300円)の手続き方法も載っていた。

https://tact-tsuruoka.jp/information

 

一階のトイレ脇の通路は東大門デザインプラザを思い起こした。

 

タクシーを呼んで宿へ向かった。 次回は夏に、コンサートを聴きに来たい。

 

グーグルアースではまだ建設中(2019/1現在) 

 

建物は、雑誌「新建築」2018年1月号の表紙を飾っている。その素晴らしい写真は道路を隔てた北隣の鶴岡市役所(6階建て)から撮ったもののようだ。

http://www.japan-architect.co.jp/jp/new/book.php?book_cd=101801