前回のつづきの、近つ飛鳥風土記の丘めぐり。
D支群沿いの園路を登った先に、大きな円墳があった。
「D4号墳」との表示もある。
南へ回り込むと横穴式石室が開口していた。
説明板も。古墳群中で最大規模の石室だった。
D-4号墳
このD-4号墳は、径25m・高さ2.3mを測る円墳で、石室は右片袖。羨道(通路部)の長さ5.8m・幅1.5m・高さ1.6m、玄室(奥室部)の長さ3.9m・幅2.5m・高さ3mと、古墳群の中で最大級の規模を誇ります。石棺・木棺を交え4体以上が順次葬られ、金銅製飾金具・かんざしなど渡来系の特色ある遺物が副葬されていました。6世紀後半の築造です。
羨道部は高さ1.6mあり、入室しやすい。
玄室へ。ぶれました。
高さ3mもある大きな玄室。
天井石も巨大。
奥壁を背にして。
大きさがわかりやすいように人を入れました。
羨道部にて、開口部を。
この時点で15時前。秋の陽射しが傾き始めていたので先を急ぎました。