古墳を訪ねて沼津市をさまよっていたとき、駅に近い中心街に不思議な通りに出くわしました。
車道の両脇がアーケードなのですが、歩道上部も建物です。
しかも、個性のある建物だらけ。高さは3階前後で、統一感があります。
右の建物は、屋上は続いているようです。
ある建物の壁にこんな解説が。
完成当初のアーケード名店街
昭和29年、全国に先駆けての防火帯建築として鉄筋コンクリート造の近代的な商店街が完成した。沼津一の商店街として繁栄し、全国から視察団や来街者が訪問した。
この通りの南側入り口看板は骨組みのみ。
ストリートビューで。
ここからは別の、晴れの日。
角の丸みが近代建築的。
アーケードの角にもカーブがありました。
通りに沿う横長の建物。いいですね。
直交する枝道の上にも、屋根が続きます。
曲面と曲面の競演。
駐車場になった更地では、断面が観察できます。
普通のマンションになった部分も。いずれ全体がそうなるのでしょう。
マンションの並びには、個性派が頑張っています。
こちらは、上部の看板も曲面。
よく見ると、タイル貼り?
検索すると、再開発が進行中とのこと。既に一部は解体されているかも知れません。
静岡沼津のアーケード名店街 再開発本格始動へ 2029年に新ビル [静岡県]:朝日新聞デジタル
「商都・沼津」往時しのぶ名店街の内部公開 今秋に解体して再開発へ [静岡県]:朝日新聞デジタル
2023年10月~11月