前々回のつづきは、鏑木古墳群の滝台古墳から。
御前鬼塚古墳と鏑木大神境内古墳とのほぼ中間にあり、それぞれから300mほどの距離。
すれ違いのできない道路沿いに標柱がありました。
検索すると、じこまさんのサイトにて全長58.2m、後円部径32.7m・高さ5.5m、前方部幅20m・高さ約2mの前方後円墳と知りました。
https://kofun.dosugoi.net/e1086509.html
じこまさんの引用元は奈良女子大学のデータベース。こんな素晴らしい労作があったとは今まで気づきませんでした…
旭市のサイトでは、すぐ北側にある後田遺跡の調査の様子が紹介されていて、その第1図の周辺遺跡マップを見ると滝台古墳は北西方向に後円部を向けていることがわかります。
第2回 後田遺跡 位置と周辺の遺跡 - 旭市公式ホームページ
現地の標柱の背後は深い草藪。
道路がカーブするところは後円部の裾だったのでしょうか。
道路の西側、木々の向こうは崖のようでした。地理院地図を見ると25mほどの比高差。
道路を少し上がったところから振り返って。
左手側に滝台古墳があるはずですが…
滝台古墳の全長58.2mは、横芝光町の媛塚古墳の58.5mとほぼ同じ大きさ。
殿塚古墳に対する姫塚古墳(隣同士)のように、御前鬼塚古墳に対していたのでしょうか(距離は300mありますが)