前回の糠塚古墳群から5㎞ほど南東、大塩川の左岸に、高森山古墳と常世・竹花古墳が300mの距離を置いて並んでいた。
県道69号を南下していて見えてきた大きな土盛り。
そこはお墓の山でした。マップには常世共同墓地と。
南側、この見事な桜の木の脇が頂上に続く路の起点でした。
中腹から南方向を。
そこから振り返った頂上方向。
頂上は開けていて、石造の如来坐像が安置されていました。
北西方向。晴れていたら飯豊山地が望めるはず。
東側を(以下広角で)。雄大な雄国山を望みます。
南側、会津若松の方向。
西側に大きく広がる会津盆地。対岸まで7㎞ですが、ちょうど真西の端に灰塚山古墳があります。
周囲との比高差15mほどもあって、非常に眺めがよいところでした。
グーグルマップには高森山”古墳”とありますが、いくつかのサイトには「古墳かどうかは不明」との記載になっています。
グーグルアースで見ると、長軸で100mを超えているように見えます。
埼玉古墳軍さんのサイトでは、木々でこんもり覆われていた2002年時の様子が見られます。
「磐梯山の噴火に伴う流れ山などの自然地形なのかもしれないが、どう考えても古墳時代人が放って置きそうにない代物である。」とコメントされていますが、そのとおりのように感じられました。