旭市の鏑木古墳群を見学した後は、車を借りた芝山町へ戻りがてらいくつかの古墳を訪ねた。
旭市の西側の多古町には全長70m超の前方後円墳の北条塚古墳や柏熊(しゃくし塚)古墳があるが時間の都合で再訪はせず(前回から8年経ってしまいましたが)
柏熊古墳群、北条塚古墳 (千葉県多古町) - 墳丘からの眺め
グーグルマップにピンが立つ、白山(しろやま)3号墳へと向かいました。
県道(多古山田線)すぐ脇で、訪ねやすい場所。
踏み跡を辿ります。
墳頂は開けていました。東を向く後円部。
後円部へ移って、振り返った前方部。
奈良女子大の「前方後円墳データベース」を調べると、白山3号墳は全長30mの前方後円墳で後円部径16m・高さ5m、前方部幅20m・高さ4mとのこと。
このデータベースには長軸の向きまで記されています。消滅したものも含んで総数5229基も!
白山3号墳と道路を挟んだ県道の西側、墓地の一画にも土盛りがありました。
見るからに墳丘ですが…
その頂上から白山3号墳方向を(中央の電柱の後ろ)
ちば情報マップ(ふさの国文化財ナビゲーション)で調べると、白山古墳群は前方後円墳1基、円墳5基から成ることがわかりますが、すべて県道の東側にで3号墳の北に2基、南に3基の円墳。
奈良女子大のデータベースで、近くに白山1号墳(全長20mの前方後円墳)があることを知りましたが、位置情報は多古町北中1163とあるので白山3号墳の南東側。
墓地の一画の土盛りは 古墳ではないのでしょうかね。