前回の鏑木大神境内古墳から4~500m西にも3つの墳丘が残っている。
周囲が畑で道路からも目立っていた干場(ほしば)古墳。
近寄ってみましたが、標柱は見つけられませんでした。
草が密生していて地表面のわからず。
古墳マップさんによれば径3.6m・高さ1.8mの円墳で、こちらも旭市指定史跡。
検索すると旭市のサイトにて、この東100m(現在畑地)で発掘調査が平成28年に行われ、円墳跡(径20m)と石棺が検出されたことを知った。盗掘されていたものの残った石棺内から人骨4体分が見つかっている。
干場古墳の南西120mほどの三叉路の真ん中にも墳丘が残っていますが、現地では気づかずにスルーしてしまいました(迷って周囲を3周は回ったというのに…)
千本塚古墳はストリートビューで。
ふっき~さんが訪ねたときには石棺材が露出していたようです。
千本塚古墳の120m北西には原畑古墳のピンが立ちます。
初めにグーグルマップの導きで南東側の細道へ歩いて入りました。
道は下って田んぼの脇へ。
その左手の斜面上が原畑古墳のようですが、アプローチできる状態ではなく。
西側に回っていくと、鏑木郵便局の駐車場脇からの小径があり、辿っていくと近寄れました。正面突き当りが墳丘(の木立)
突き当りに標柱あり。
標柱を南側から。この古墳も墳丘面を認識するのは難しかった。
前方部の先端側(?)
奈良女子大による「前方後円墳データベース」によれば、原畑古墳は全長31mの前方後円墳。後円部径16m・高さ3m、前方部幅16m・高さ3mとのこと。
次の御塚古墳へは鏑木郵便局から南に車で2分のはずだったが、出だしを北に間違えたためグーグルマップに大回りで誘導された。
最後の信号待ちで、目の前に興味深い施設があったので車中から。
ボーリングのピンに描かれているのは観音様。
検索すると、ナニコレ珍百景にも出た「ユートピアナイキ千代の里」という既に閉鎖された施設でした。御塚古墳の400m南西です。
こちらのサイトに詳しい解説があります。