墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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志賀の大仏 滋賀県大津市滋賀里町

百穴古墳群を見た後、旧山中越の道をさらに少し上がると、道路脇に大きな石仏が。

 

とても柔和なご尊顔。

 

頭の上まで3m以上あります。「大仏」は「おぼとけ」とふりがなが。

大津市指定文化財 彫刻
石造阿弥陀如来坐像(志賀の大仏)一躯
高さ約3.5m、幅約2.7mの花崗岩に、厚肉彫に彫出した高さ約3.1mの阿弥陀如来坐像です。13世紀頃に造られたと考えられ、上半身に彫刻の主力をおいたゆったりとした雰囲気のただよう石仏です。
この石仏の横を通る道は、崇福寺跡から山中町を経て京都の北白川へぬける旧山中越(志賀の山越)で、大津側の入口に位置するこの場所と、山中町の西教寺門脇、京都の北白川に石仏があり、いづれも山中越を利用した旅人が道中の安全を祈願したともいわれています。
現在、地元で「大仏講」がつくられ、大切にお守りされています。
昭和63年11月11日 大津市教育委員会

 

地域の方々に守り継がれてきたのですね。

 

お堂を道路側から見たところ。大仏さまのところには屋根がありません。

 

そのために外光があたって、迫力ある姿をしっかりと拝めました。

 

さらに道を登ったところに崇福寺跡がありますが、ツアーはここで折り返しました。

https://www.shiga-ec.ed.jp/www/contents/1438304524592/html/common/other/55d173d3007.pdf

 

ストリートビューでも、大仏さまから先へは進めないようです。

 

百穴古墳群入口との間にあった、巨石(石室材?)に彫られた仏さまも古そうでした。

2024年6月上旬訪問