墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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矢野古墳 香川県高松市三谷町

さぬき市の津田山古墳群を幾つか探訪した後は高松空港周辺の古墳へ。そろそろ帰りの便が近くなってきました。道すがらにも多くの古墳がありましたが、選んだのは矢野古墳。

 

遠目にも説明板が目立ってよくわかりました。

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その背後(東側)には三郎池。本当に溜池の多い讃岐エリアでした。

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広めの畦道をアプローチします。

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石に刻まれた説明文。

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矢野古墳
後期古墳で6、7世紀頃のものと推定される。
南西向きに築かれた円墳、横穴式石室と羨道(入口から棺を置く石室までの道)とも巨石で構築、羨道の長さ5.7m、幅1.2m、高さ1.7m、玄室(棺を納める室)は奥行3.8m、幅2m、高さ3mで、古くは2,3個の土器を出したといわれている。
平成6年12月 三谷地区地域おこし事業推進委員会

 

すぐ背後に開口していました。

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中へ入ってその大きさに感動。高さ3m!

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奥壁に向かって左側壁。

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右側壁も巨石。

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奥壁は4段です。

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奥壁を背にして。飛行機に乗る直前なのに靴が泥だらけに。

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フラッシュで。

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羨道にて開口部を。

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この眺めは、多分古代からあまり変わっていないでしょう。

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目の前の小川で靴底の泥を落としました。