前回の猫塚古墳から、500mほど東の姫塚古墳を目指します。
散策路の途中に展望のよいポイントがありました。
こちらの標高は、200mほどです。
そのまま進んだ先に姫塚古墳がありましたが、立入禁止となっていました。
車道側に降りた場所から見る姫塚古墳。
反対側に回り込んだ箇所も立入禁止のロープが。
なかなか大きな墳丘でした。
説明板あり。全長は47mとのことです。
姫塚古墳
史跡 昭和60年7月16日国指定
この古墳は、古墳の形式として代表的な前方後円墳の積石塚であり、石清尾山古墳群の中でも石船積石塚とともに、最もよくその形状を保存している古墳である。
古墳の全長は約43m、高さは約3.6mで、首長の娘の古墳であるという伝承から姫塚古墳と呼ばれている。
高松市教育委員会
高松市のサイトには実測図も。
さらに車道を進んでいくと、小塚古墳がありました。
小塚古墳
史跡 昭和60年7月16日 国指定
この古墳は、北の石船積石塚と南の姫塚古墳のほぼ中間にあたり、前方を北側にむける前方後円墳(積石塚)である。
墳丘中央部を尾根道が縦断しているため、墳丘の元の形状は、はっきりしないが、全長約17mをはかる。古墳群中では最も小さな前方後円墳と考えられている。
高松市教育委員会
小塚古墳の墳頂あたり。どこからどこが墳丘かは把握するのが困難でした。
ここも1933年の調査時の図が、市のサイトで紹介されています。
墳頂から道路側(西)を。
東側。展望は得られず。
いたる所に岩がゴロゴロしています。
少し先から西側を。ここはスリバチ地形で、向かいの山頂が車を停めた駐車場あたり。
スリバチの底までの比高差は50m位あるようです。「擂鉢谷」の地名も見られます。