前回の鶴山古墳から東に400mほどに亀山古墳の印があったので立ち寄った。
二車線の県道に出ると、向こう側に結構な土盛り。
南側には菅原神社が鎮座。
太田市教育委員会のサイトによれば、亀山古墳は全長58mの前方後円墳。埴輪片の特徴から築造年代は鶴山古墳築造後の5世紀後半頃と推定されるそうだ。
後円部径31m・高さ9mの二段築造、前方部は高さ3mの幅の狭い台状で、主体部は竪穴式系、葺石には川原石を使用、盾形の周堀を持つと考えられるとのこと。
http://www.page.sannet.ne.jp/gooki/p/shiteiigai/shiseki/shiseki1.htm
拝殿で参拝して左から墳頂へ登らせていただく。墳丘南側は社殿によって削られた部分があった。
墳頂から神社を見下ろす。
平坦は墳頂。
墳頂から北側斜面を見下ろす。
斜面を下りて、墳頂を見上げる。
少し後ずさって。
北西側の道路から。
現地では円墳だと思い込んでいたが、右の高まりが前方部であるのか…?
「太田市の古墳」の、鶴山古墳の項の地図に亀山古墳が記されるが、そこには丸く円墳的な表現になっている。
また「群馬県古墳総覧(2017)」を参照すると直径35mの円墳または前方後円墳で、埋葬施設は竪穴系(不明)と記載されていた。