墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

建築物、公園、街道、坂道

スポル品川大井町(旧国鉄広町アパート跡) 東京都品川区広町

4年前に東急大井町線の車窓から見たアパート群。 その後がどうなっているのか未確認だったので前回エントリの帰路、大森から大井町に立ち寄った。 東急大井町線に乗り換えて進行方向右手の窓を見ていたら、全く異なる風景があったので次の下神明駅で降りて歩…

大森射的場跡 闇坂 東京都大田区山王

前々回の続き。 山王熊野神社から台地の縁の沿った道を北東に進んだあたりに「山王遺跡」のピンが立っていた。 位置的には大森山王ホームズの敷地内だったので門前から。ピンは奥の木々の辺り。 後で東京都遺跡地図情報を見ると、大森駅前の天祖神社を含む周…

ACT (Artists Contemporary TOKAS) Vol. 1 ”霞はじめてたなびく” @トーキョーアーツアンドスペース本郷(TOKAS本郷)

NHK日曜美術館のアートシーン(3/10)で紹介されていた展覧会へ行った。 会場のトーキョーアーツアンドスペース本郷は初めて訪ねたが、古くてモダンな外観の素敵な建物だった。 南東側から(手前の3階建て) 昭和3年(1928)に建てられた旧職業紹介所で、194…

臼田坂 東京都大田区南馬込

前回のつづき。 川端龍子記念館から100mほど東、龍子記念館入口の交差点から北に上る坂があった。 かなり古びた標柱に、臼田坂(うすだざか) 臼田坂坂付近に、古くから臼田を姓とする人が、多く住んでいた関係から、この名が起こったといわれている。 坂の…

川端龍子記念館・龍子公園 東京都大田区中央

前回のつづき、熊谷恒子記念館から南東に、緩く左右にくねる道を歩いていくと龍子記念館に行き当たる。 日本画家の川端龍子(かわばたりゅうし)については、向かいの「龍子公園」門前に詳しい解説板がある。 臼田坂下に画室を新築した 川端龍子(かわばたり…

鐙坂 東京都大田区南馬込

前回つづき。 熊谷恒子記念館見学後は、南東に600mほどにある川端龍子記念館へ向かった。両地点は台地の縁に沿って緩やかにくねる一本道で結ばれている。 歩き出した最初の十字路は、鐙坂(あぶみざか)と交差していた。 左に上る鐙坂。 西馬込駅前の案内図…

熊谷恒子記念館 東京都大田区南馬込

前回のつづき。 池上梅園の後は馬込文士村界隈を歩き、いくつかの記念館を訪ねた。 初めに向かったのは熊谷恒子記念館。 住宅街だが起伏があって歩きがいのあるエリア。枝道に気になる石段が。 コンクリの下から元の石が顔を出している。 上がった先は細道。…

旧石川組製糸西洋館(外観) 埼玉県入間市河原町

前回のつづき。 稲荷山公園を西側から出たのは、マップ上の西洋館のピンが気になったから。 国道16号を南西に向かうと、道路沿いに大きな西洋館が現れた。 道路から少し高くなった敷地に聳え立つ煉瓦タイル壁の建物。 入間市による説明板があった。 入間市景…

渋谷区道玄坂二丁目開発計画(仮称)

前回のつづき。 昨年12月、渋谷駅桜丘口地区を歩いた後に、東急文化村で開催されていたロシア絵画展へ行き、雄大な風景画に魅了された(1/27で終了) 帰路、東急本店の向かい側にも大規模再開発現場があることを知った。 渋谷の真ん中にこんな広い開発用地が…

渋谷駅桜丘口地区市街地再開発(2018年12月⇒2019年2月)

2018年12月下旬■と2019年2月上旬と、街区が閉じる前後で中を歩いてみた。 渋谷駅西口の南端から歩道橋を上がって国道246号を渡ったところ(2018年12月■) 歩道橋を降りてその先を右折したところ■ 周囲の店舗は全て閉まっている■ 2019年2月上旬では街区には入…

旧公衆衛生院・ゆかしの社(港区郷土歴史館など)の内部 東京都港区白金4丁目

前回の外観・エントランス編につづいての室内編。 正面階段を上がってのエントランスが2階。吹き抜けホールに入って振り返った入口。 そこにあった全体案内図。 2・3・4階に郷土歴史館が、5階にがん在宅ケア緩和センター、6階に学童クラブなど、1階に子育て…

ゆかしの社・旧公衆衛生院(港区郷土歴史館)外観と正面エントランス 東京都港区白金4丁目

東京都庭園美術館で岡上淑子展を見た際、東に500mの白金台駅そばにある港区郷土歴史館を見学した。 すぐ隣には、東京大学医科学研究所がある。 写真奥が港区郷土歴史館のある旧公衆衛生院で、建物は2002年に国立保健医療科学院として統廃合されて埼玉県和光…

大崎ガーデンシティ(住友不動産大崎ガーデンタワー・大崎ガーデンレジデンス) 東京都品川区西品川1丁目

昨年竣工した大崎ガーデンシティを訪ねてみた。 5年近く前の2014年6月時点の様子。元は国際自動車教習所。 2015年6月時点。 2016年10月時点。 2018年春に竣工した住友不動産大崎ガーデンタワーは、地上24階で延床面積は約18haで、日比谷公園(16ha)を上回る…

紀伊國屋ビルディング(新宿本店) 東京都新宿区新宿3丁目

昨年11月、新宿にて一足早い忘年会があった。久々の新宿だったので、店に行く前にブラブラと。 三越が「ビックロ」に変わってから6年半が経過。 その斜向かいには、昔ながらの紀伊國屋書店。 2017年に東京都の歴史的建造物に選定されている地上9階・地下2階…

旧 日向別邸 静岡県熱海市春日町

2018年12月24日、2ヶ月ほど前に予約を入れていた「旧日向別邸」を見に熱海へ出かけた。新聞記事で長い修復期間(2019/1~2022/3)に入ると知ったので。 熱海へは、東海道線で東京駅から2時間弱の旅。 駅から徒歩5分の好立地。 駅前のバス通りを東に下り、途…

旧高畠駅舎(旧山形交通高畠線 高畠広場) 山形県東置賜郡高畠町高畠 

「道の駅たかはた」 の観光案内所で、美しい建物のパンフレットがあったので寄ってみた。昔の中心街の突き当たりのような場所。 地元特産の高畠石をふんだんに使った堂々たる駅舎は昭和9年の築。 中には入れなかったので外観のみ。 丸型ポストや錆びのバス停…

ショウナイホテル スイデンテラス(SUIDEN TERRASSE) 山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣

ショウナイホテル スイデンテラスは、ネットで宿泊先を探していて偶然知った。 前回の荘銀タクトのト(T)もテラスだったので、鶴岡には今、2つのホットなテラスが建っている。 2018年9月にオープンしたばかりの2階建てのホテルで設計は、なんと坂茂氏。 美…

荘銀タクト鶴岡(鶴岡市文化会館) 山形県鶴岡市馬場町 

前回のつづきで、酒田駅の跨線橋の窓から。 ”特急いなほ”の上りに乗車。隣の留置線に国鉄色の車両があった。 鶴岡駅で降りて、乗ってきた特急をお見送り。 鶴岡で見たかったのは「荘銀(しょうぎん)タクト鶴岡」という建物。 昨年9月に森美術館での「建築の…

本間美術館(本間家旧別荘「清遠閣」・本間氏別邸庭園「鶴舞園」) 山形県酒田市御成町

前回の山居倉庫から新井田川を越えた北側の旧市街地には、本間家旧本邸や旧鐙屋、山王くらぶ、相馬樓など、江戸中期から明治期にかけて建てられた貴重な文化財(建物)が徒歩圏内に複数残っていて興味を惹かれていたが、雪が激しくなり歩きにくい状況になっ…

山居倉庫 山形県酒田市山居町

前回のつづき。 土門拳記念館からは、ブラタモリにも登場した山居倉庫へ。 明治26年(1893)に建てられた木造倉庫が12棟並んでいる。 手前の棟は「夢の倶楽」という観光物産館、一番奥が「庄内米歴史資料館」になっている。 物産館のカウンターでは地酒をワ…

土門拳記念館 山形県酒田市飯盛山

前回のつづき。 来る途中の電車の中で、酒田の見どころを探していると「土門拳記念館」があった。 駅から少し離れていて、タクシーを利用。 記念館の暖かい室内に入って、一息ついた。 土門拳(1909~1990) はここ酒田市が郷里で、自身の7万点の作品を市に…

みちのく民俗村(後編) 岩手県北上市立花

前回のつづきの、みちのく民俗村。 旧校舎の民俗資料館見学後は、園内の池の周囲に移築された古民家群を時計回りに巡った。(各所の説明は下記の公式サイトから。写真多めです、40枚超) http://michinoku-fv.net/view.php 初めに豪雪地田の湯田地方(現西和…

みちのく民俗村(中編・民俗資料館:旧黒沢尻女学校校舎) 岩手県北上市立花

前回のつづき。 みちのく民俗村の中で唯一の近代的な木造2階の建物は、昭和2年(1927)に建てられた旧黒沢尻高等女学校校舎。昭和53年にここに移築されてからは民俗資料館となっている。 みちのく民俗村の施設なので入館は無料。 1階の展示は農作業用具や日…

みちのく民俗村(前編) 岩手県北上市立花

前回の北上市立博物館の見学後、みちのく民俗村の建物を見て回った。 小道を上がった先の藁葺き屋根へ向かう。 享保13年(1728)築の旧菅野家住宅は国指定重要文化財。 南部領と境を接していた北上市口内町長洞(旧伊達領)にあった、大肝入という上位村長ク…

宮本家住宅(店舗・宮清大蔵) 北条ふれあい館 茨城県つくば市北条

前回のつづき。 旧矢中家住宅(矢中の社)見学の際、その日は斜向かいにある宮本家住宅見学をすすめられたので(その日はご主人が在宅とのことで)、そちらも訪ねてみた。 通り沿いに板と漆喰の壁と塀がある。 2階建ての店舗は蔵のような造り。 西側の駐車場…

旧矢中家住宅(矢中の杜)・室内 茨城県つくば市北条

前回の”外観編”に続く”室内編”。(写真多めです) 旧矢中家住宅・矢中の社(やなかのもり)は2010年からNPO法人による保全活動・公開運営が開始され、通常毎週土曜日に一般でも見学可能になっている。 玄関前にて”邸宅維持修繕協力金500円”を納めて室内へ。 …

旧矢中家住宅(矢中の杜)・外観と庭 茨城県つくば市北条

平沢官衙から1kmほど西に、江戸時代から筑波山参拝の門前町として栄えた北条の町があり、その中心部に昭和初期に建てられた近代和風住宅・旧矢中邸が残っている。 通り沿いの壁にある案内。現在はNPO法人「矢中の杜の守り人」によって土曜日に一般公開が行わ…

旧平櫛田中邸アトリエ 東京都台東区上野桜木

今回は文化財ウィーク関連ではないが、11月上旬に訪ねた建物を。 彫刻家・平櫛田中(ひらくしでんちゅう:1872~1979)のアトリエは、2年近く前に谷中を散歩していた際に、閉じた門の外から外観をチラリと拝見して気になっていた。 かるびさんのエントリで、…

静嘉堂文庫 東京都世田谷区岡本

今回は東京文化財ウィーク2018の公開関連での最後のエントリ。 今年は、静嘉堂文庫美術館の隣に建つ「静嘉堂文庫」の建物内見学にも当選しました。 11月4日の午前・午後で各15人ずつの枠。往復葉書きでの申し込み。 大学等の紹介状を持つ研究者であれば、事前…

三岸家住宅アトリエ(アトリエM) 東京都中野区上鷺宮

今回も東京文化財ウィークで拝見した建物の紹介を。 11月4日に特別公開があり、10時と13時の各回30名の枠だったが、事前申し込みで枠内に入ることができた。協力金1000円。 西武新宿線の鷺ノ宮駅から北へ徒歩9分。 住宅街を歩いていると階段があった。 目的…