建築物、公園、街道、坂道
万博へ行った際に梅田スカイビルを訪ねたので、その様子を。 1993年に完成した40階建てですが、2棟の頂部が「空中庭園展望台」によって橋渡しされているのが特徴です。 設計は、京都駅ビルや札幌ドームなどを手掛けた原広司。 飯田市美術博物館(1988年)も…
鬼石(おにし)で古墳を見ていた際、国道で「鬼石多目的ホール」へのサインが目に入り、妹島和世氏設計によるその建築に立ち寄ることができました。 ここにあったんですね。北東から広場越しに。 左が事務棟、右が運動施設棟。トレーニングで汗を流している…
塙保己一記念館見学後は、保己一先生の生家も訪ねました。北西に1.8㎞あたり。 広い駐車場からその生家を。 説明板には国指定史跡と。 塙保己一(1746~1821)旧宅昭和19年11月13日国指定史跡 (前略)この旧宅は、保己一が生誕し、幼時を過ごしたもので、入…
前回のつづき。甲府では盆地の東端、甲州街道沿いの大善寺に参拝しました。 石段を上がり切ったところにある国宝の薬師堂。鎌倉時代の1286年に建てられた、関東周辺で最も古い木造建築とのことですが、古いだけでなく雄大で優美な姿に見とれました。 軒下の…
大塚国際美術館を楽しんだ翌日は、南あわじの丹下健三建築を見に行きました。 福良港の南側、標高150mほどの大見山頂上に立地。 駐車場から見上げた記念館と記念塔。 Wikipediaによれば、若人の広場公園は1967年に開設され、1994年に一度閉園したものの2015…
前回の羽崎中洞古墳から日吉神社参道に戻るときに見えたいた、斜面の建物。 下から見上げると大きいです。この背後に日吉神社。 「羽崎日吉神社の舞台」(市指定有形民俗文化財)の標柱があります。 斜面上側に回って。立派なファサードです。 格子越しに内…
前回の八幡山古墳からは鶴舞公園を通り抜けて鶴舞駅へ。 右端が八幡山古墳。 上記の”現在地”から、道路越しに見る八幡山古墳。 振り返った鶴舞公園は、色とりどりでした 銀杏も良い頃合いで。 No.15の説明板に遭遇。 鶴舞公園歴史散歩15 吉田山元名古屋区長…
今話題の古墳ホテルへ行ってきました。 奈良県天理市の西山塚古墳の裾にて、民家をリニューアルした宿泊施設が誕生。 西山塚古墳は左が後円部、右奥へ前方部で、前方部麓(右)に建っています。 まだ造作中の中庭を囲むように複数の棟が。 鬼瓦の所に前方後…
横沢古墳などがある広沢公園には、江戸時代からの貴重な建物が何棟も移築されています。 . 江戸時代末期の長屋門。 背後の斜面上から。 こちらも江戸時代末期の、豪農の邸宅。その薬医門。 立派な玄関を持つ、瓦屋根建物です。 こちらも江戸末期、樋代官(と…
昨日10月27日(日)は、「まいまい東京」さん主催の街歩きツアーに参加しました。 東大前駅を出発し、本郷界隈の味わい深い町並みを2時間ほど見て回り、最後にたどり着いた見どころが鳳明館本館。 その中も見学できる特別ツアーでした。 建物は築120年。関東…
歓喜院聖天堂のある妻沼の街で、魅力的な近代建築に立ち寄りました。 街の中心を南北に通る道路(県道341号・太田熊谷線)沿いに残っています。 昭和6年築の産科医院だったそうです。 国登録有形文化財 坂田医院旧診療所 登録年月日:平成16年7月23日 所在地…
太田市でいくつか古墳を訪ねた後は、利根川を南に渡って熊谷市へ。 前から訪ねてみたかった、妻沼(めぬま)歓喜院へ。 雨が一旦止みました。四脚門から入ります。 緑が濃い参道。奥に貴惣門。 本殿の聖天堂に到りました。 拝観料700円。 本殿拝観のご案内 |…
2021年12月上旬の上毛シリーズの最後に訪ねた場所は、古墳ではなくお寺でした。 南側の駐車場から見る本堂。三階建ての木造建築です。 東に向く山門から境内へ。 本堂を正面から。 18世紀末の造られた栄螺(さざえ)堂です。 国指定重要文化財 曹源寺栄螺堂…
園城寺亀丘古墳(弘文天皇 長等山前陵)に隣接する森に大きな鳥居がありました。 石段の奥へ進むと大木。 崩れ気味の石垣の間を上がってみます。 石段を上がって振り返って。石がゴロゴロしており、落ち葉も堆積していて、おそるおそる入ってきました。 その…
今回は、5月25日に巡った東京建築祭の特別公開建物の、後半をまとめます。 こちらは千代田区神田美土代町にある安井建築設計事務所の東京事務所。 1924年に建築家・安井武雄が創設した建築事務所で、創業100周年を機にこの場所に移転(2024年1月)したばかり…
神田ポートビル見学後は、300m程東の岡田ビルへ。 道路側は、柱と梁だけ残ったような不思議な建物です。 壁も、むき出しのコンクリート。 手すりの向こうは床に穴があいて地階が見えます。 見上げると空が。 公式サイトによれば、1969年築の不適合建築に対し…
5月25日の東京建築祭、丸の内のビルを見た後は新橋の堀商店へ行ってみましたが、折り返しの行列だったので、内幸町から神保町へ移動。 神田ポートビル | 東京建築祭 学士会館の前で地上に出て 博報堂旧本館(1930年竣工、岡田信一郎設計)を目にしながら 特…
前回の新東京ビルジングの南西角側から見る、国際ビルヂングの北東角側。 外観デザインは谷口吉郎によるものだそうです。 ビルの南東側は丸の内仲通りで、心地よい並木道があります。 中へ入ると、こちらも2階吹き抜けエントランス。 ここもイーゼルでのパネ…
先月の25・26日の両日で、東京建築祭が開催されていました。 プログラム | 東京建築祭 ガイドツアーのイベントもあったのですが抽選はことごとく外れ… 25日に申し込み不要で行ける建物を、いくつか巡りました。 最初に向かったのは、丸の内3丁目の新東京ビル…
奈良で佐紀盾列古墳群を訪ねた後は、京都で旅仲間に合流。 京阪三条駅から三条大橋を西へ。鴨川を撮った写真に目的地の先斗町歌舞練場が写っていました(中央左) 公式サイトによれば、先斗町歌舞練場は大正14年に着工し昭和2年(1927)に完成。設計は大阪松…
2024年5月19日は、こちらの特別見学会に参加することができました。 【イベント開催】張替酒店 特別見学会2024|参加者募集中 | サイトについて/お知らせ | Deepランド 千葉県習志野市の京成大久保駅から徒歩7分、県道69号(御成街道)沿いにある酒屋さん。…
前回の、島の山古墳からは川合大塚山古墳へ、奈良盆地を西へ歩きました。 島の山古墳の前方部(南)側の道を西へ歩きはじめると、「ならクル C10 太子道ルート」の表示が。 聖徳太子が斑鳩から飛鳥へ通ったという筋違い道はここだったのか、と感動しましたが…
富雄丸山古墳見学後は、せっかく奈良に来たので、まずは宝来山古墳を目指してみました。 乗換案内アプリで調べると、バス&電車と徒歩とがあまり時間が変わらなかったので歩いてみました。 ほとんど住宅街を歩くのですが、結構アップダウンがあって味わい深…
穴ヶ葉山古墳で「葉っぱ」を堪能した後は、山国川を東に渡って大分県へ。 川から500mほどにある、相原山首(あいはらやまくび)遺跡を訪ねました。 遺跡は、風の丘葬祭場の敷地内に古墳公園として整備されています。 相原山首遺跡 風の丘葬祭場は煉瓦壁の荘…
麻布台ヒルズになる前、2016年10月時点での、三年坂の上からの我善坊谷。 現在(2024年2月)の様子。 若干画角がずれましたが、手すりの向こう側のコンクリ壁や、右寄りの3つのビルが同じであるのがわかるでしょうか。 かつてのスリバチ地形が眠っています…
2月13日の夜、運良く当選した「美術手帖」主催の麻布台ヒルズ 解説付きアート&ギャラリーツアーに参加しました。 完成してから初めて訪ねた麻布台ヒルズ、地下鉄神谷町駅から集合場所へ向かう途中に外へ出て見上げた、麻布台ヒルズ森JPタワー。 そのタワー…
阿武山古墳の南斜面には、京大地震観測所の建物があったのでちょっと寄り道。 地震観測所なので山の上の森の中ですが、モダンな建物は”眠れる森の美女”的な雰囲気。 通路の半円アーチ、縦長の窓、上が隅丸の窓、シンプルな庇。 煉瓦の縁取りがアーチ部分の丸…
穴吹駅で、うだつの町並みのことを知り、ちょっと寄り道。 停めやすそうな、道の駅へ。 駐車場の北側は、かつての舟着き場。背後(南側)の吉野川の河川港でした。 説明板によると、藍で繁栄した街だったとのこと。 文政元年(1818)の脇町分間絵図江戸時代…
日野の古墳を訪ねた際に立ち寄ったスポットをいくつか。 坂西横穴墓群から谷ノ上横穴墓群へ向かう途中に通った日野市役所・日野市民会館。 上記の左の市民会館は「ひの煉瓦ホール」の愛称。壁面のカーブと煉瓦タイルが親しみやすい印象。 吹き抜けのエントラ…
下関から宇部空港に向かう途中、今回の旅で最後に訪ねたスポットは宇部市渡辺翁記念会館。 北側の側面。 正面から。建築家・村野藤吾の傑作です。 正面玄関前。 3年前に来た時に、あと一歩のところで見学できず(コロナで県外者は入れず) 今回は”リベンジ”…