墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

常設展、企画展

すみだ北斎美術館 東京都墨田区亀沢

前回のつづき。 江戸東京博物館へ行った際に、2016年11月に竣工した「すみだ北斎美術館」も訪ねた。 大江戸線の両国駅から徒歩5分。 住宅街にぽっかり空いたような緑町公園の南側に金属彫刻のような建物があった。 設計は妹島和世。建物上部は青空に溶け込む…

復興記念館 東京都墨田区横網

前回のつづき。 旧安田公園の北東角は道路を介して横網町公園と接している。 まず目に入るのが東京都慰霊堂の背面側の三重塔。 正面側から。 関東大震災の遭難者の遺骨を納める「震災記念堂」として昭和5年(1930)に竣工し、昭和26年に東京大空襲犠牲者も安…

刀剣博物館 東京都墨田区横網

江戸東京博物館で「発掘された日本列島2018」 を見た後、近くの旧安田庭園(入場無料)へ向かった。 池の対岸には今年(2018)1月にオープンしたばかりの刀剣博物館。渋谷区代々木4丁目から移転してきた。 3年前に来た時には大正15年竣工の両国公会堂(本所…

発掘された日本列島2018 @江戸東京博物館・両国

6月3日、江戸東京博物館で開催中の「発掘された日本列島2018」を訪ねた。 会場は常設展示の一画(写真中央の下の階) 平成7年から毎年開催されている発掘資料の巡回展で、毎年8千件超の全国での発掘調査の中から特に注目された近年の出土品が選ばれて出品さ…

天浜線・天竜二俣駅 転車台見学ツアー

前回のつづき。 西鹿島駅から天竜二俣駅に戻ったのが13時40分。 転車台ツアーはその便に合わせるように13時50分スタート。 天浜線・天竜二俣駅の転車台見学ツアーは1日1回(土日祝は2回)開催。大人で天浜線利用者は200円 (予約不要:ツアー以外での転車台…

秋野不矩美術館 静岡県浜松市天竜区二俣

光明山古墳の見学後は、そこから徒歩20分にある秋野不矩(あきのふく)美術館を訪ねた。 すぐ先で天竜川と合流する二俣川。川底までよく見えた。 美術館入口。建物は丘の上にあり、入口脇の駐車場からも結構登る。 最初は砦のように見える建物。 折り返しの…

静岡県富士山世界遺産センター 静岡県富士宮市宮町

前回のつづき。 この日(3/17)のもうひとつの目的地は、昨年12月に開館した静岡県富士山世界遺産センター。 大鳥居は元からあった浅間神社の一之鳥居。グーグルアースではまだ昔の建物・駐車場になっている(2018/5) 昨年「坂茂展」で模型を見て、実物を早…

高砂緑地の松籟庵・松籟荘跡と茅ヶ崎市美術館「版の美Ⅰ 浮世絵・新版画(幕末~昭和)」展 神奈川県茅ヶ崎市

前回のつづき。 戸塚の古墳を見た後は、茅ヶ崎へ移動。東海道線で4駅目。 茅ヶ崎駅前から海側へ向かう通りは、サザン通り・高砂通り・雄三通りの3本ある。 雄三通り沿いにはかつて加山雄三が住んでいたとのこと。高砂通りを進んでいくと、通りの由来の高砂緑…

ビュールレ・コレクション 至上の印象派展 @国立新美術館・六本木

3月中旬に訪ねた美術展。関西墳行が終わってからエントリしようと思っていたが、いつの間にか会期末が迫っていた(~5/7) タイトルどおりの”至上の”印象派コレクションを中心とした素晴らしい展示だった。 エミール・ゲオルク・ビュールレ(1890~1956)は…

「ヌード NUDE 英国テートコレクションより」展 @横浜美術館・みなとみらい

前回の旧足立正邸見学の帰路、横浜での展覧会に寄った。 みなとみらいの横浜美術館で開催中の「ヌード NUDE 英国テートコレクションより」展。 英国のテート・ブリテン(旧テート・ギャラリー)、テート・モダンなどを含む美術館群を運営する組織を「テート…

聖路加タワー界隈 東京都中央区銀座・築地・明石町

4月の初め、 聖路加タワーの展望レストランにて集まりがあって参加。 銀座の方から歩き始めたら、歌舞伎座の近く、昭和通り沿いの「日東コーナー」に張り紙が。 ビル老朽化により3月23日で営業終了、銀座1丁目に移転とのこと。かなり前に来たことがあったが…

「世界の眼で見る古墳文化」展と佐倉城址公園の桜 @国立歴史民俗博物館・佐倉

3月末の土曜日、佐倉の歴博で開催されている「世界の眼で見る古墳文化」展を見に行きました。 https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/project/index.html チラシやポスターにある、眼鏡の武人がインパクト大。 文字をもつ国家や宗教が生み出される前段階に…

市川市東山魁夷記念館 中山の坂道 千葉県市川市中山

前回のつづき。 中山法華経寺で満開の桜を堪能後、400mほど北に歩いた場所にある東山魁夷記念館を訪ねた。以前に一度、来たことがあったがブログを始める前だった。 住宅街の坂道を上った台地の上、木下街道沿いの広い敷地にヨーロッパ風の建物が建っている…

重森三玲庭園美術館(無字庵庭園・旧重森三玲邸・旧鈴鹿家住宅) 京都府京都市左京区吉田上大路町

吉田神社参道の鳥居を背に西に100mほど進むと、きれいな白壁に囲まれた一画があった。 美術館の看板等は無く、閉じた門の表札には無字庵の小さな表札があるだけで、スマホマップを見ながらウロウロしていると公開時間の10分ほど前に門が開いてそれと分かった…

プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光 @国立西洋美術館・上野

前庭の梅の花と、国立西洋美術館。 2月24日から開催されているプラド美術館展、ポスターに使われているこの絵は、巨匠ベラスケスによる「王太子バルタサール・カルロス騎馬像」(1635年頃) 実際の作品は天地が2mを超える大作で、モデルのバルタサール・カル…

「和歌山の埴輪~岩橋千塚と紀伊の古墳文化」展 @東京国立博物館・上野

「仁和寺と御室派のみほとけ」展を見た際に、同じ平成館で催されていた「和歌山の埴輪」を見た(3月4日で終了) 考古展示室の一画で”特集”としての展示。 岩橋千塚(いわせせんづか)古墳群は約850基という日本最大級の数が集まる古墳群。その西端に立地する…

「アラビアの道 サウジアラビア王国の至宝」展ほか @東京国立博物館・上野

週末の夜間開館で仁和寺展を再訪。大阪・葛井寺の千手観音菩薩座像(国宝・8世紀)を拝観。 一般的な千手観音は千手を40本の腕で表すが、こちらの像は実際に千本以上の腕が確認される唯一の千手観音像(1041本) 正面から側面から後ろから、じっくり拝観させ…

特別展 運慶 鎌倉幕府と霊験伝説 @神奈川県立金沢文庫

昨年は東博の運慶展に感銘したが、 それと関連もする運慶展を金沢文庫へ見に行った。 ポスターになっているのは愛知県瀧山寺(たきさんじ)の梵天立像。像高106.5cmの木造で、明治初期に補修された彩色がよく残る。 東博で展示された聖観音の脇侍(帝釈天像…

ブリューゲル 画家一族 150年の系譜展 @東京都美術館・上野

昨年(2017)の「バベルの塔展@東京都美術館」「ベルギー奇想の系譜展@Bunkamura」に引き続いて、今年もブリューゲルの展覧会が東京で開催されている。 今回は「画家一族 150年の系譜」と副題にあるように、16~17世紀のフランドル地方で、ピーテル・ブリ…

新座市立歴史民俗資料館 埼玉県新座市道場

前回のつづき。 新座市立歴史民俗資料館は「道場」のバス停から徒歩3分。 資料館パンフの交通案内には、ひばりが丘駅、大泉学園駅、志木駅、朝霞台駅からのバス利用が案内されている。 先日、新座駅から歩いた平林寺から南に2kmの地点。 入場無料。一つの展…

板橋区立美術館 板橋区立郷土資料館 東京都板橋区赤塚

4つ前のエントリのつづき。 赤塚城址公園から丘を降りると板橋区立美術館。 このときは「世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦」という企画展が始まっていた(1/8で終了) ポスターにもなっている絵本「夜の木」から。 タラブックスは、この「…

歌川国貞~錦絵に見る江戸の粋な仲間たち~展 @静嘉堂文庫・世田谷区岡本

1月20日の土曜日夕方、この日から開催される歌川国貞展を見に静嘉堂文庫へ出かけました。 解説によると、菱川師宣が始めたとされる浮世絵は、初めは2,3色の色使いであったものが鈴木春信によって多色刷りへと進み、裕福な趣味人の間で行われた「絵暦交換会」…

特別展 仁和寺と御室派のみほとけ~天平と真言密教の名宝~ @東京国立博物館・上野

真言宗御室派の総本山仁和寺と全国各地の御室派寺院の仏像や書画の名品を集めた展覧会が東博で始まったので、金曜日の夜間開館時に見に行った。 京都の仁和寺は、仁和4年(888)に宇多天皇が開山した真言密教の寺院で、宇多法皇が出家後に御室(僧坊)を造営…

愛宕神社・出世の階段(愛宕男坂) NHK放送博物館 愛宕隋道 清岸院 青松寺 東京都港区愛宕

年が明けて1月2週目に愛宕神社へ参拝した。 こちらは一昨年(2016年)秋に参拝したときの写真。ストックしたままになっていた。鳥居の色が塗りなおされる前の状態。 今年は1月1週目に訪ねたが、参拝を待つ列が長かったので翌週に出直した。 1週目では石段の…

若王子古墳群 静岡県藤枝市若王子

前回のつづき(写真多いです、49枚) この日の最後に訪ねたのは藤枝市の若王子(にゃくおうじ)古墳。 静岡駅から西へ東海道線で5駅、藤枝駅で下車し、バス(30分に1本)で9つ目の蓮花寺池公園入口で降りる。 バス停から5分ほど歩くと蓮花寺池公園に到着。 …

足利織物記念館(旧木村織物輸出工場) 栃木県足利市助戸仲町

前回のつづき。 今回の足利市文化財公開イベントについてはいただいたチラシや市のサイトを見て、沢山の公開場所の中から足利駅周辺の何ヶ所かの目星をつけていた。足利市駅に着いてからまずは東に1km程にある足利織物記念館を目指した。 時間の節約にと足利…

IZU PHOTO MUSEUM・ヴァンジ庭園美術館 静岡県長泉町東野クレマチスの丘

前回のつづき。 清水柳北古墳の探訪後は、地図上では近くに位置していた「クレマチスの丘」へ行ってみた。 直線距離は2km強だが、その間には愛鷹山の尾根と深い谷があり、上ったり下りたりジグザグに進んで倍ぐらいの道のりで辿り着いた。普通にクレマチスの…

「古代の造形~モノづくり日本の原点」展 @三の丸尚蔵館・皇居東御苑

皇居東御苑にある三の丸尚蔵館で、宮内庁が管理する考古出土物の展覧会が開催されている。 それほど広くない展示室ではあるが、御物(ぎょぶつ:文化財保護法対象外)でなければ国宝・重文であろう名品ばかり数十点が出ている。 石・土(焼き物)・金属とい…

旧吉田茂邸 神奈川県中郡大磯町国府本郷

前回のつづき。 大磯町郷土資料館のある神奈川県立大磯城山公園には、旧吉田茂邸やその庭園も含まれていた。 2つのエリアの間を東海道が通る。箱根駅伝の4区にあたるところ。中央奥が東海道の西方向。左の木立が旧邸宅の敷地になる。 東海道に面した門を入る…

大磯町郷土資料館(旧城山荘跡)神奈川県中郡大磯町西小磯

前回のつづき。 横穴墓を見学して斜面を下りていくと、木々の向こうに大きな建物が出現。 大磯町郷土資料館は、かつてこここにあった三井家の別荘・城山荘の建物をモチーフとしていた。 ちなみに現在犬山市にある国宝の茶室「如庵」(じょあん:1618年に京都…