墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

常設展、企画展

安藤忠雄展 光の教会の実物大レプリカ @国立新美術館

国立新美術館の開館10周年を記念する企画展、「安藤忠雄展―挑戦―」を見に行った。 展示テーマは6つに分かれていて、 プロローグでは建築家となる以前に世界放浪した際のスケッチや最初の作品(現・アトリエ~原寸大で一部を再現)、第一部では「住吉の長屋」…

運慶・興福寺中金堂再建記念特別展 @東京国立博物館

11月26日まで開催中の運慶展へ行きました。 平安末期から鎌倉初期にかけて活躍した仏師・運慶(12世紀半ば~1224年)の現存作品30数体のうち22体が一堂に会していて、父・康慶や実子・湛慶、康弁らの作品も含めて国宝や重文ばかりの作品40点近くを拝観できま…

新宿区立漱石山房記念館 東京都新宿区早稲田南町

2017年9月24日に開館した新宿区立漱石山房記念館は、草間彌生美術館のすぐ北西、徒歩2分ほどの場所にある。 整備されたばかりのようなきれいな石畳の坂。 その中腹に記念館が建つ。建物北側には庭のように漱石公園も。 夏目漱石は、明治40年(1907)9月から…

草間彌生美術館 東京都新宿区弁天町

3連休の間に、10月1日に開館したばかりの草間彌生美術館を訪ねた。 一日4回、時間指定の入れ替え制(最大90分、定員50名)となっていて事前の予約が必要。年内は一杯で、1月以降の発売開始が11月1日の10時から(オンラインで)となっている。一般1000円。 都…

「松戸の古墳時代」展 @松戸市立博物館

9月2日の午後、松戸市立博物館で講演会を聴講した。 タイトルは「松戸の古墳をとらえなおす」 、講師は学芸員の小林孝秀氏。 2時間たっぷり、パワポ80枚近くの資料による濃い内容で、弥生時代末から古墳時代にかけての、下総〜関東〜日本列島+朝鮮半島という…

龍ヶ崎市歴史民俗資料館 茨城県龍ヶ崎市馴馬町

前回のつづき。 千葉県印西市の道作古墳を見学後、利根川を越えて北に車で30分ほどの龍ヶ崎市の博物館と古墳を訪ねた。 鉄道だと常磐線の佐貫駅で関東鉄道龍ヶ崎線に乗り換えて2駅目の終点の町。 まず向かったのは龍ヶ崎市歴史民俗資料館。想像していたより…

足利市役所郷土資料展示室 栃木県足利市東砂原後町

前回のつづき。 ココ・ファームを後にして足利の中心市街に戻る途中、 足利市の郷土資料展示室へ行った。グーグルマップを見ていて気になっていた場所。 「郷土展示資料室」の看板に従って敷地に入ると、建築資材置き場のようなところに着いた。 上記から振…

渡辺英明写真展「PEN-F を通して見たパリ」 @オリンパスギャラリー東京(新宿)

昨日(8/25)から来週水曜8/30まで開催中の、故・渡辺英明氏の回顧展へ行きました。 1964年生まれで日芸写真学科卒、朝日学生新聞社で25年間写真記者をつとめ、2014年からはフリーランスとなった写真家。愛称”ジャン”さん。 昨年夏にこの写真集を完成させた…

「新指定 重要文化財 野毛大塚古墳-世田谷の中期古墳-」展 @東京国立博物館・上野

タイ展へ行った際に同じ平成館で開催していた野毛大塚古墳に関する企画展示も見た。 野毛大塚古墳は世田谷区野毛にある全長82mの帆立貝形古墳で、5世紀の築造。 東京都内で最も美しく墳丘を残す(私的な感想です) massneko.hatenablog.com 墳丘には4つの埋…

「タイ 仏の国の輝き」展 @東京国立博物館・上野

2017年、日タイ修好130周年を記念する展覧会が今週末(8/27)まで開催中。 タイでは今でも国民の95%が仏教を信仰し、その歴史にも仏教文化が深く関わっている。本展ではタイ族前史の古代国家からスコータイ朝、アユタヤー朝、ラタナコーシン朝(現王朝)に…

「そこまでやるか 壮大なプロジェクト」展 @21_21 DESIGN SIGHT・六本木

六本木の東京ミッドタウンにある「21_21 DESIGN SIGHT」で開催中の展覧会を見に行った。 「そこまでやるか 壮大なプロジェクト」展 8組のアーチストの作品や製作過程が展示されている。 ジョルジュ・ルースによる「トウキョウ 2017」 館内の一隅に組まれた木…

松本民芸館 長野県松本市里山辺

前回のつづき。 針塚古墳から松本民芸館までは車で7,8分(徒歩は20分)の距離だった。 長屋門の前にも若干車が停められるスペースがある。 入館料一般300円。9時~17時の開館で16時半まで入場できる。 この時点で16時20分でぎりぎりのタイミングだった。 松…

松本市立考古博物館 長野県松本市中山

前回のつづき。 松本市立考古博物館は中山霊園を出てすぐのところにある。 入場料は一般200円。 3月~11月は月曜休館だが、12月~2月は土・日・祝日以外が休館となる(年末年始は休館) 公式サイトの利用案内にJR松本駅前バスターミナルから中山線「中山霊園…

朝霞市博物館 埼玉県朝霞市岡

前々回のつづき。 東所沢駅から次の目的地、木曽呂の富士塚がある最寄り駅・東浦和駅を目指すが、北朝霞駅で途中下車して朝霞市博物館へ立ち寄った。 以前に柊塚古墳を訪ねた際に近くまで来ながら行きそびれていた。 massneko.hatenablog.com 博物館には柊塚…

清瀬市郷土博物館 東京都清瀬市上清戸

前々々々回のつづき。 中野坂上駅から大江戸線を使って練馬駅で降り、西武新宿線に乗り換えて清瀬駅へ向かった。 目指す「中里の富士塚」の近くに清瀬市郷土博物館があったので立ち寄った。 駅の外に出ると1番のバスが停まっていて、乗るとすぐに発車。2つ目…

「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」展 @東京国立近代美術館

竹橋の近美で開催中の、戦後日本の住宅建築展を見に行った。 チラシによれば、企画元は東京だが2016年にローマのMAXXI(マキシ)国立21世紀美術館、2017年3月にロンドンのバービカン・センターを巡回し好評を博している。 人気の理由はそもそも日本の建築が…

熊谷守一美術館 東京都豊島区千早

先日、豊島長崎の富士塚を訪ねた際に近くにあった美術館を訪ねた。 有楽町線の千川駅と要町駅との間くらい、住宅街の中にある「熊谷守一美術館」 かつての画家の住まい・アトリエの跡地に1985年に美術館が建てられた(2007年に豊島区立となっている) 熊谷守…

ジャコメッティ展 @国立新美術館(開館10周年記念展)

先月になってしまったが、国立新美術館で開催中のジャコメッティ展へ、始まった直後に行った。 アルベルト・ジャコメッティ(1901~1966)はスイス(のイタリア語圏)に生まれ、フランスで活躍した彫刻家。若い時期は同時代のキュビスムやシュルレアリスムの…

「奈良美智がつくる茂田井武展 夢の旅人」@ちひろ美術館・東京 東京都練馬区下石神井

公益財団法人いわさきちひろ記念事業団が運営する「ちひろ美術館」は、西武新宿線上井草駅から徒歩8分ほどの閑静な住宅街にある。 1977年に開館した建物の設計は海の博物館(鳥羽市)や牧野富太郎記念館(高知市)を手掛けた内藤廣(1950~) 複数の展示室が…

遠藤利克展 ー聖性の考古学ー @埼玉県立近代美術館

”現代の日本を代表する彫刻家”である遠藤利克(1950〜)の個展は、関東では25年ぶりとのこと。 自分は以前、越後妻有トリエンナーレで2つの対照的な作品を見て強い印象を受けた。 水を閉じ込めた作品は松之山の「森の学校キョロロ」で。 massneko.hatenablog…

没後40年 幻の画家「不染鉄」展 @東京ステーションギャラリー

たまたま手に取った案内チラシにあった「山海図絵」(大正14年・木下美術館蔵)に惹かれ、久々に東京駅の美術館へ。 不染鉄(ふせん てつ:1891~1976)は、小石川の光円寺の住職・不染信翁の子として生まれたが日本画を学び、学校(現・京都市立芸術大学)…

「生誕140年 吉田博展」 @東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館 西新宿

まだ行っていない展覧会ですが、昨年に千葉市美術館で同展を見て素晴らしかったので。 明治から昭和にかけて、風景画の第一人者として活躍した吉田博(1876~1950)の回顧展が新宿で開催されています。 木版という手法で表現された、高山や海辺において光と…

旧白州邸 武相荘(ぶあいそう) 東京都町田市能ヶ谷

前回のつづき。 この日の最後に訪ねたところは、白州次郎・正子夫妻が昭和17年から暮した武相荘(ぶあいそう) 公共交通機関では、小田急線鶴川駅から鶴川街道を北に徒歩15分。 https://buaiso.com/access_guide/access.html 緑の豊かな敷地。 入口門前から…

町田市立国際版画美術館「戦争 版に刻む記憶」展 東京都町田市原町田

前回のつづき。 三輪地区の3ヶ所の横穴墓群を見た後、市立の国際版画美術館へ行ってみた。 1987年に版画専門の美術館として開館し、収蔵作品はヨーロッパ中世から現代まで、27,000点以上に及ぶそう。 町田駅から徒歩15分ほど、芹ヶ谷公園の南端にある。駐車…

静嘉堂文庫「~かおりを飾る~珠玉の香合・香炉」展 東京都世田谷区岡本

6月18日の午後、香合(こうごう)・香炉(こうろ)をテーマとした珍しい企画展を静嘉堂文庫へ見に行った。 正門は緑の濃い崖線下にある。 小川にかかる橋を渡り、ゆるやかな上り坂を進む。 坂の上の開けたところに美術館と文庫の建物が並んでいた。 こちらは…

ムットーニ・パラダイス展 @世田谷文学館・芦花公園

日曜美術館のアートシーンで紹介されていた、自動からくり人形作家・ムットーニ(本名:武藤政彦 1956~)の作品展を見に行きました。 京王線の芦花公園駅から南に徒歩5分ほど。 入場料一般800円。ぐるっとパスでは2割引。 絵画や人形パーツの展示もあります…

建築倉庫ミュージアム @天王洲アイル 東京都品川区東品川・寺田倉庫本社ビル

昨年春に開館した建築模型に特化した展示施設「建築倉庫ミュージアム」へ行ってみた。 りんかい線(又は東京モノレール)天王洲アイル駅から徒歩5分、寺田倉庫本社の一階にある。通りに面した本社受付ではなく、横から後ろへ回ったところに入口があった。 こ…

発掘された日本列島2017 @江戸東京博物館・両国

6月3日から開催中の「発掘された日本列島2017」へ行ってみた。 例年通り、江戸東京博物館の常設展の一画にコーナーが設けられている。 今年も全国各地からの、さまざまな時代の遺跡・遺物が展示されていた。 特集展示のひとつは水中遺跡。 日本の遺跡の数は4…

稲毛民間航空記念館 千葉市美浜区高浜

前回のつづき。 現在、稲毛浅間神社前から海岸線までは2.7km。その間は住宅団地になっているが、海岸沿いは稲毛海浜公園となっていて、公園内には稲毛民間航空記念館がある。 9時~17時、月曜休館。入館無料。 稲毛海岸の干潟に、明治45年から大正6年まで日…

千葉市ゆかりの家・いなげ(愛新覚羅溥傑仮寓) 千葉県千葉市稲毛区稲毛

前回のつづき。 稲毛浅間神社がある傾斜面の東端に、愛新覚羅溥傑とその妻の嵯峨浩が新婚時代の半年を過ごした家、「千葉市ゆかりの家・いなげ」があった。 千葉街道側からは参道の左脇、京成稲毛からは稲毛浅間神社の臨時駐車場の先を左に入る。 トタンの壁…