墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

常設展、企画展

旧和辻哲郎邸(旧川喜多邸別邸・鎌倉市川喜多映画記念館内)神奈川県鎌倉市雪ノ下

前回の石島邸のすぐ先、谷戸を背にした緑の中に目指す建物があった。 道路沿いの建物が、鎌倉市川喜多映画記念館。入館料は一般300円。 記念館は、東和映画を興した川喜多夫妻の自宅母屋が建て替えられていて、映画館も備える。 鎌倉市川喜多映画記念館鎌倉…

「山梨にでっかい古墳ができたわけ。上の平遺跡発掘40周年」展 山梨県立考古博物館@甲府市

前回のつづき。 いよいよこの日の目的地、山梨県立考古博物館(の企画展)へ。 県立の博物館なので、大きくて立派な建物。 バス停を降りたときは止んでいた雨が、銚子塚に上がった時に降り出していた。 入ってすぐのホール。中央が常設展入口になる。一般220…

「コートールド美術館展 魅惑の印象派」 @東京都美術館・上野

言葉どおり、「印象派」の全貌が見渡せるような、「魅惑」の展覧会でした。 セザンヌだけで10点、マネ、モネ、ブーダン、シスレー、ピサロ、スーラ、シニャック、ルノワール、ドガ、ドーミエ、ロートレック、モディリアーニ、ボナール、ビュイヤール、スーテ…

「太田喜二郎と藤井厚二 日本の光を追い求めた画家と建築家」展 @目黒区美術館

9月8日までの展覧会で 、終了間際に行きました。 建築家の藤井厚二(1888~1938)が手掛けた自邸・聴竹居(ちょうちくきょ)は以前にテレビ番組で見てから、一度訪ねたいと思っている建物なので。 美術館入口のポスターに説明文があった。 近代京都の洋画家…

ジュリアン・オピー展 @東京オペラシティアートギャラリー・初台

9月23日まで開催中の「ジュリアン・オピー」展を見に行った。 ジュリアン・オピー(1958~)は、イギリスを代表するアーティストの一人。 「Walking in New York 1」は高さ6.7mの作品。 その隣には同サイズの「Walking in Boston 3」 描かれた対象は人物なの…

東京 橋と土木展 @新宿駅西口広場イベントコーナー

たまたま通りがかったのが最終日の8月31日だったので展示はすでに終了しています。 場所は新宿西口地下一階のイベントコーナー。よく地方の物産展が開催されている一画。 最初に目に入ったのは勝鬨橋の模型。 なんと開閉します。 ちゃんと船も通り過ぎる。 3…

「夢みる力(ちから)ー未来への飛翔 ロシア現代アートの世界」展 @市原湖畔美術館・千葉県市原市不入

8月25日の日曜日の午後、千葉県市原市の湖畔美術館へ。 たまたま知った「ロシア映画上映会」に参加でき、開催中の展覧会もギャラリートークがあって充実した時間を過ごすことができました。 公式サイトによれば本展では、ロシア現代アートの先端的な作品を通…

群馬県立近代美術館 群馬県高崎市綿貫町

群馬県立歴史博物館で、埴輪の企画展と常設展を見た後、となりに建つ県立近代美術館も見学した。 長島友里枝×竹村京「まえといま」展(9月1日で終了しています) どちらの作家も高崎市とつながりがあり、どちらも1970年代生まれ。 長島有里枝(ながしまゆり…

群馬県立歴史博物館 常設展示室 群馬県高崎市綿貫町

前回のつづき 企画展を堪能した後は常設展示室へ向かったが、こちらの展示も実に素晴らしかった。 群馬県の歴史や文化について、原始・古代・中世・近世・近現代の時代ごとに部屋を分け、豊富な資料と模型・映像で学べる仕組みになっている。 入ってすぐの「…

「集まれ!ぐんまの はにわ たち」展 @群馬県立歴史博物館(開館40周年記念展) 

たまたま8月29日、堺市のハニワ課長が部長に昇進したとのニュースを目にしました。謹んでお祝い申し上げます。 https://www.asahi.com/articles/ASM8X4V24M8XPPTB009.html ”部長”の姿は埼玉県熊谷市の野原古墳出土の「踊る人々」をもとにしているようですが…

日本の素朴絵展 @三井記念館・日本橋

こちらの美術展も大変面白かったです。 本展では、埴輪や釈迦誕生仏、絵因果経からの絵巻や社寺縁起絵、大津絵や十王図、白隠や仙厓らの禅画、そして円空や木喰の木彫まで、多様な時代とジャンルから、ゆるくて可愛らしく、そして味わい深い表現の作品が集め…

遊びの流儀・遊楽図の系譜展 @サントリー美術館

8月18日(日)までの展覧会で終了間際ですが、素晴らしい内容でしたので。 展示替えの規模が大きかったので、開催後すぐと松浦屏風(国宝・大和文華館蔵)が展示されている後期の2回訪ねました。 大半は江戸時代・17世紀の作品で、公式サイトにあるとおり「…

八戸市博物館 青森県八戸市大字根城東構

前回のつづき。 阿光坊古墳群から八戸市内に戻った時点で、帰りの新幹線までまだ余裕があったので、さらに二ヶ所を巡った。 一つ目は、八戸市博物館。この日の朝に訪ねた丹後平古墳群の出土品を見に。 入館料は一般250円。展示室は、大きく3つ〜考古・歴史・…

おいらせ阿光坊古墳館 青森県上北郡おいらせ町阿光坊

阿光坊古墳群を堪能した後、八戸市街に戻ろうと国道を進み始めたとき、「おいらせ阿光坊古墳館」の看板に気が付いてあわてて立ち寄った。 あやうく見過ごすところでした。 おいらせ阿光坊古墳館は平成29年3月に出来たばかりの施設。 入館料は一般200円。阿光…

十和田湖底に眠っていた「一式双発高等練習機」 @青森県立三沢航空科学館

前回のつづき。 三沢航空科学館では特別企画展として、零戦21型原寸大模型と、湖底から引き揚げた一式双発高等練習機の展示が行われていた。 一式双発高等練習機は陸軍が採用し、1342機生産された高性能機。開発・製造は立川飛行機。 その内の一機、昭和18年…

青森県立三沢航空科学館 青森県三沢市大字三沢北山

八戸市で是川遺跡を見た後は、高速も使って北へ40分、三沢空港に隣接する航空科学館を訪ねた。 平成15年(2003)に開館した県立博物館で、地上2階建・延べ床面積1ha超の大型施設。 https://www.kokukagaku.jp/02_floormap/02_index.html 大きなアトリウムの…

是川縄文館(八戸市埋蔵文化財センター) 青森県八戸市大字是川長田沢

丹後平古墳からは車で6分の是川縄文館へ。 直線距離で東に2kmほどだが、一度谷を下って別の尾根筋を越えた場所になる。 開館は2011年。公式サイトには「隣接する是川遺跡や風張1遺跡などを通して東北地方の優れた縄文文化を発信し、埋蔵文化財の積極的な公…

大湯ストーンサークル館 秋田県鹿角市十和田大湯

前回のつづき。 小坂町の康楽館で芝居を楽しんだ後は、車で16分の場所にある国特別史跡・大湯環状列石を目指した。 まずは資料館(大湯ストーンサークル館)へ。着いた時には雨脚が強くなっていた。 建物前には円形の屋外広場”縄文劇場”、中央に日時計状の組…

小坂鉱山事務所 秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山古館

小坂レールパークで”動く”ブルートレインを楽しんだ後は、明治百年通りを歩いて500mほど北にある、小坂鉱山事務所を見学した。 木造3階、ルネッサンス風の華麗な建物。 明治38年(1905)に建てられた国重要文化財。 1977年まで小坂川の東側の精錬所で事務所…

青函連絡船メモリアルシップ・八甲田丸 青森県青森市柳川

青森県立美術館からはバスで新青森駅へ戻り、青森駅までの一駅を特急に乗った。 お目当ては駅につながる旧青森桟橋に係留展示されている「八甲田丸」 一旦外に出て駅沿いを歩いて行くと、橋上の線路と、その奥に船が現れた。 かつては船尾の壁が手前側に開き…

青森県立美術館 青森県青森市安田字近野

三内丸山遺跡を見た後は、道路を挟んで南に隣接する青森県立美術館を訪ねた。 隣といっても、歩くと10分弱かかる。 地上2階・地下2階の施設は2006年7月に開館。設計は青木淳。 公式サイトに設計者のコメントがある。 三内丸山縄文遺跡から着想を得て、発掘現…

三内丸山遺跡・縄文時遊館(さんまるミュージアム) 青森県青森市三内丸山

この日は、東北の大規模縄文遺跡をハシゴした。 国特別史跡・三内丸山遺跡は、新青森駅から徒歩33分。ということで、ここでもタクシーを利用。 十数年前に一度来たことがあるが、その後の2002年に竣工した施設は初めて目にした。 三内丸山遺跡へのゲートにも…

御所野縄文博物館 岩手県二戸郡一戸町岩舘字御所野

「きききの吊り橋」を渡ると目の前に御所野(ごしょの)縄文博物館がある。 入館料一般300円。1階・2階に常設展示室。 国指定史跡・御所野遺跡は、世界文化遺産登録をめざしている「北海道・北東北の縄文遺跡群」のひとつでもあり、縄文時代中期後半(4000~…

「生誕125年記念 速水御舟」展 @山種美術館・広尾

山種美術館で開催されている、速水御舟(はやみぎょしゅう:1894~1935)の生誕125年展を見に行った。 御舟コレクションは山崎種二氏(株式会社ヤマタネ創業者、美術館創立者:1893~1983)が旧安宅産業コレクションから受け継いだ「美術館の顔」であり、美…

「塩田千春展 魂がふるえる」 @森美術館・六本木

6月20日から10月27日まで4か月以上にわたって開催される、塩田千春の個展へ行ってきました。 作品はエントランスの頭上空間にも。 作品タイトルは「どこへ向かって」 公式サイトによれば天井から吊られた舟は65艘。 https://www.mori.art.museum/jp/exhibiti…

日立シビックセンター 茨城県日立市幸町

かみね山公園から日立市庁舎に寄ると、レンタカーの返却時間ぎりぎりだった。 満タンにして返却後、再び徒歩で日立駅へ。駅前の歩行者道に着いて一息。 歩行者道を抜けた先の広場から振り返って。 そこから左に目をやると、日立シビックセンターの建物が。 …

日立市郷土博物館 茨城県日立市宮田町

かみね山公園の展望台から公園の中を下り、麓にある日立市郷土博物館へ。 グーグルマップのルート機能は便利だが、上りも下りも同じ分数だったので傾斜は考慮されていないようだ。上りの時には要注意。 入館無料だが、1階に考古・歴史系、2階に民俗・産業系…

日鉱記念館 茨城県日立市宮田町

御岩神社から戻る途中に日鉱記念館の印があったので立ち寄った。 山中の道が開けたところを進んでいくと近未来的な建物が。 かつての日立鉱山の坑道入口で、JX金属グループ、ひいては日立グループ・日産コンツェルン発祥の地であった。 本館のほかに鉱山資料…

藪塚町立歴史民俗資料館 群馬県太田市藪塚町

北山古墳の見学後は、丘を下りて温泉街の中にある資料館を訪ねた。 校倉造り風の堂々とした建物。 地元の温泉旅館・今井館の館主(考古学者)が父子二代で県内外から収集した埋蔵文化財などが旧藪塚本町に寄贈され、昭和53年(1978)に開館した資料館だった…

キスリング展~エコール・ド・パリの夢 @東京都庭園美術館・目黒

前回に続いて展覧会情報を。 モイズ・キスリング(1891~1953)は1920~30年代のパリで「モンパルナスのプリンス」と呼ばれたエコール・ド・パリの画家。 エコール・ド・パリは1920年代を中心にパリのモンマルトルやモンパルナスで活動した出身国も画風もさ…