墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

常設展、企画展

金剛宗家の能面と能装束 @三井記念美術館・日本橋室町

ぐるっとパスの有効期限が迫ってきたので、気になる企画展を訪ねた。 京都の金剛流宗家が所蔵される能面と能装束の展覧会。 中世の大和猿楽四座の一つ「坂戸(さかど)金剛」を源流とする金剛流26世・金剛 永謹(ひさのり)氏のコレクションを柱とする展覧会…

横浜市電保存館 神奈川県横浜市磯子区滝頭

前回のつづき。 旧根岸競馬場から直線距離だと西に1kmだが、米軍根岸住宅の南縁に沿うように大きく迂回した。旧柳下邸からなら徒歩11分。 入口は国道16号の反対側にあった。 「横浜市電」保存館は、かつての市電の滝頭車両工場、現在の市営バス営業所の敷地…

馬の博物館 神奈川県横浜市中区根岸台

前回のつづき。 横浜森林公園の南側から公園に入る前に、公園に隣接する「馬の博物館」へ行ってみた。敷地内にはポニーセンターもある。 ガラス壁に囲まれた小さな建物かと思いきや、展示室は階下に大きく広がっていた。 入館料は一般100円。この時は企画展…

平塚市博物館 神奈川県平塚市浅間町

前回のつづき。 洋館のある八幡山公園から北に200mほど行くと、平塚市博物館が所在する文化公園に着いた。入るとすぐに大きな炭水車がついた蒸気機関車があった。 昭和43年6月末まで御殿場線で活躍した、D52型403号蒸気機関車。 正面から。屋根の下で大事に…

ゴードン・マッタ=クラーク展 @東京国立近代美術館・竹橋

ゴードン・マッタ=クラーク(1943~1978)は、1970年代にニューヨークで活躍したアーティスト。没後40年だが、アジアで初の回顧展。 建物切断(building cuts)の作品紹介の写真を見て興味を持った。 近代美術館の入口サインは、建築現場の養生シート(?)…

「イサム・ノグチ 彫刻から身体・庭へ」展 @東京オペラシティ アートギャラリー・初台

9月24日まで初台の東京オペラシティ アートギャラリーにて、イサム・ノグチ(1904~1988)の回顧展が開催されている。 入口脇のポスター。 10年ほど前に高松市牟礼町のイサムノグチ庭園美術館を訪ねたことがあり、「エナジー・ヴォイド」などの石彫群に圧倒…

「秋山行旅図巻」明・清代の山水画~淡彩の系譜展より @東京国立博物館東洋館

前回のつづき。 東博の平成館で縄文展を見た後、久しぶりに東洋館へ。 4階の中国絵画のコーナーで「明・清代の山水画~淡彩の系譜」という展示を見た。 パネル解説によれば、明から清にかけて江南地域の蘇州・松江(しょうこう:上海)・揚州・徽州などでは…

「縄文 1万年の美の鼓動」展 @東京国立博物館・上野

9月2日まで開催中の縄文展を見に行った。 JOMONのOが遮光式土偶の目になっている。 展示の”目玉”は6点の国宝(内、土偶の「仮面の女神」「縄文のヴィーナス」は7/31から展示) 「暮らしの美」としての土器など(三内丸山の縄文ポシェットも!)から、「祈り…

「モネ それからの100年」展 @横浜美術館・みなとみらい

7月の三連休の初日、横浜美術館で始まったばかりの「モネ それからの100年」展の内覧会に参加する機会があった。 クロード・モネ(1840~1926)が、大作オランジェリーに取り組み始めたのが100年前になるとのこと。 円形ホールにて30分ほど、学芸員の方のレ…

平田晃久・Discovering New展 @TOTOギャラリー間・乃木坂

まだ「梅雨」の季節だったときに訪ねた建築家展。 平田氏は1971年生まれの建築家。 斜めに組んだ足場のような細い棒に、立体的に建築模型が置かれていた。 「思考の雲」と名付けられている。 表と裏が連続するような形は海草からの着想(と、前回の日曜美術…

チームラボ・ボーダレス展(森ビル デジタルアート ミュージアム エプソン チームラボ ボーダレス)@お台場パレットタウン・東京

6月末の土曜日、オープンしたばかりのデジタルアート展へ家族で行ってみた。 入口は大観覧車の真下。 ネットで予約して、スマホの二次元バーコードで入場する。時間指定はないが1日当りの入場者数を制限していて、当日券は残っていなかった。 大人(15歳以上…

すみだ北斎美術館 東京都墨田区亀沢

前回のつづき。 江戸東京博物館へ行った際に、2016年11月に竣工した「すみだ北斎美術館」も訪ねた。 大江戸線の両国駅から徒歩5分。 住宅街にぽっかり空いたような緑町公園の南側に金属彫刻のような建物があった。 設計は妹島和世。建物上部は青空に溶け込む…

復興記念館 東京都墨田区横網

前回のつづき。 旧安田公園の北東角は道路を介して横網町公園と接している。 まず目に入るのが東京都慰霊堂の背面側の三重塔。 正面側から。 関東大震災の遭難者の遺骨を納める「震災記念堂」として昭和5年(1930)に竣工し、昭和26年に東京大空襲犠牲者も安…

刀剣博物館 東京都墨田区横網

江戸東京博物館で「発掘された日本列島2018」 を見た後、近くの旧安田庭園(入場無料)へ向かった。 池の対岸には今年(2018)1月にオープンしたばかりの刀剣博物館。渋谷区代々木4丁目から移転してきた。 3年前に来た時には大正15年竣工の両国公会堂(本所…

発掘された日本列島2018 @江戸東京博物館・両国

6月3日、江戸東京博物館で開催中の「発掘された日本列島2018」を訪ねた。 会場は常設展示の一画(写真中央の下の階) 平成7年から毎年開催されている発掘資料の巡回展で、毎年8千件超の全国での発掘調査の中から特に注目された近年の出土品が選ばれて出品さ…

天浜線・天竜二俣駅 転車台見学ツアー

前回のつづき。 西鹿島駅から天竜二俣駅に戻ったのが13時40分。 転車台ツアーはその便に合わせるように13時50分スタート。 天浜線・天竜二俣駅の転車台見学ツアーは1日1回(土日祝は2回)開催。大人で天浜線利用者は200円 (予約不要:ツアー以外での転車台…

秋野不矩美術館 静岡県浜松市天竜区二俣

光明山古墳の見学後は、そこから徒歩20分にある秋野不矩(あきのふく)美術館を訪ねた。 すぐ先で天竜川と合流する二俣川。川底までよく見えた。 美術館入口。建物は丘の上にあり、入口脇の駐車場からも結構登る。 最初は砦のように見える建物。 折り返しの…

静岡県富士山世界遺産センター 静岡県富士宮市宮町

前回のつづき。 この日(3/17)のもうひとつの目的地は、昨年12月に開館した静岡県富士山世界遺産センター。 大鳥居は元からあった浅間神社の一之鳥居。グーグルアースではまだ昔の建物・駐車場になっている(2018/5) 昨年「坂茂展」で模型を見て、実物を早…

高砂緑地の松籟庵・松籟荘跡と茅ヶ崎市美術館「版の美Ⅰ 浮世絵・新版画(幕末~昭和)」展 神奈川県茅ヶ崎市

前回のつづき。 戸塚の古墳を見た後は、茅ヶ崎へ移動。東海道線で4駅目。 茅ヶ崎駅前から海側へ向かう通りは、サザン通り・高砂通り・雄三通りの3本ある。 雄三通り沿いにはかつて加山雄三が住んでいたとのこと。高砂通りを進んでいくと、通りの由来の高砂緑…

ビュールレ・コレクション 至上の印象派展 @国立新美術館・六本木

3月中旬に訪ねた美術展。関西墳行が終わってからエントリしようと思っていたが、いつの間にか会期末が迫っていた(~5/7) タイトルどおりの”至上の”印象派コレクションを中心とした素晴らしい展示だった。 エミール・ゲオルク・ビュールレ(1890~1956)は…

「ヌード NUDE 英国テートコレクションより」展 @横浜美術館・みなとみらい

前回の旧足立正邸見学の帰路、横浜での展覧会に寄った。 みなとみらいの横浜美術館で開催中の「ヌード NUDE 英国テートコレクションより」展。 英国のテート・ブリテン(旧テート・ギャラリー)、テート・モダンなどを含む美術館群を運営する組織を「テート…

聖路加タワー界隈 東京都中央区銀座・築地・明石町

4月の初め、 聖路加タワーの展望レストランにて集まりがあって参加。 銀座の方から歩き始めたら、歌舞伎座の近く、昭和通り沿いの「日東コーナー」に張り紙が。 ビル老朽化により3月23日で営業終了、銀座1丁目に移転とのこと。かなり前に来たことがあったが…

「世界の眼で見る古墳文化」展と佐倉城址公園の桜 @国立歴史民俗博物館・佐倉

3月末の土曜日、佐倉の歴博で開催されている「世界の眼で見る古墳文化」展を見に行きました。 https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/project/index.html チラシやポスターにある、眼鏡の武人がインパクト大。 文字をもつ国家や宗教が生み出される前段階に…

市川市東山魁夷記念館 中山の坂道 千葉県市川市中山

前回のつづき。 中山法華経寺で満開の桜を堪能後、400mほど北に歩いた場所にある東山魁夷記念館を訪ねた。以前に一度、来たことがあったがブログを始める前だった。 住宅街の坂道を上った台地の上、木下街道沿いの広い敷地にヨーロッパ風の建物が建っている…

重森三玲庭園美術館(無字庵庭園・旧重森三玲邸・旧鈴鹿家住宅) 京都府京都市左京区吉田上大路町

吉田神社参道の鳥居を背に西に100mほど進むと、きれいな白壁に囲まれた一画があった。 美術館の看板等は無く、閉じた門の表札には無字庵の小さな表札があるだけで、スマホマップを見ながらウロウロしていると公開時間の10分ほど前に門が開いてそれと分かった…

プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光 @国立西洋美術館・上野

前庭の梅の花と、国立西洋美術館。 2月24日から開催されているプラド美術館展、ポスターに使われているこの絵は、巨匠ベラスケスによる「王太子バルタサール・カルロス騎馬像」(1635年頃) 実際の作品は天地が2mを超える大作で、モデルのバルタサール・カル…

「和歌山の埴輪~岩橋千塚と紀伊の古墳文化」展 @東京国立博物館・上野

「仁和寺と御室派のみほとけ」展を見た際に、同じ平成館で催されていた「和歌山の埴輪」を見た(3月4日で終了) 考古展示室の一画で”特集”としての展示。 岩橋千塚(いわせせんづか)古墳群は約850基という日本最大級の数が集まる古墳群。その西端に立地する…

「アラビアの道 サウジアラビア王国の至宝」展ほか @東京国立博物館・上野

週末の夜間開館で仁和寺展を再訪。大阪・葛井寺の千手観音菩薩座像(国宝・8世紀)を拝観。 一般的な千手観音は千手を40本の腕で表すが、こちらの像は実際に千本以上の腕が確認される唯一の千手観音像(1041本) 正面から側面から後ろから、じっくり拝観させ…

特別展 運慶 鎌倉幕府と霊験伝説 @神奈川県立金沢文庫

昨年は東博の運慶展に感銘したが、 それと関連もする運慶展を金沢文庫へ見に行った。 ポスターになっているのは愛知県瀧山寺(たきさんじ)の梵天立像。像高106.5cmの木造で、明治初期に補修された彩色がよく残る。 東博で展示された聖観音の脇侍(帝釈天像…

ブリューゲル 画家一族 150年の系譜展 @東京都美術館・上野

昨年(2017)の「バベルの塔展@東京都美術館」「ベルギー奇想の系譜展@Bunkamura」に引き続いて、今年もブリューゲルの展覧会が東京で開催されている。 今回は「画家一族 150年の系譜」と副題にあるように、16~17世紀のフランドル地方で、ピーテル・ブリ…