2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧
前回に引き続き、国史跡・心合寺山(しおんじやま)古墳の墳丘です。 古墳時代中期の5世紀前半に築かれた、全長160mの前方後円墳。 八尾市観光データベース 鞍部から見上げる後円部。 階段を上がって振り返って。 後円部墳頂には埋葬施設(墓壙全体と3つの粘…
前回の資料館から東側の堤を上ると、心合寺山(しおんじやま)古墳の雄姿が現われました。 渡り土手から。 前方部と後円部の一部に、葺石がしっかりと復元されています。国指定史跡です。 グーグルアースでも様子が良く判ります。長軸は南北、後円部が北です…
前回の鏡塚古墳から200mほど東には、心合寺山(しおんじやま)古墳。 まずは古墳の学習館へ向かいました。 入り口前の墳丘模型(墳丘は次回で) エントランスホールにあった説明板。復元整備された古墳です。 入門 心合寺山古墳明らかになった古墳の姿「前方…
東大阪市埋蔵文化財センターのそば(下六万寺2丁目)から、good timingで来たバスに乗り、ちょっと行き過ぎた「大竹」で下車。 心合寺山(しおんじやま)古墳への枝道に入ったすぐに鏡塚古墳がありました。 枝道のさらに枝道。その先に墳丘の裾! 石碑が3つ…
二本松古墳から西へ10分強、歩き下って「発掘ふれあい館」に到着。 建物(右)は円筒埴輪を模したものでした。 すぐ左(北)隣に縄手小学校があります。 入場無料、土器や勾玉づくりの体験などができますが、出土品などの展示もあります。 HOME - 東大阪市立…
前回の、近寄れなかった五里山3号墳ですが、グーグルアースでは開口部が見えていました。 そこからは南西に徒歩6分の二本松古墳へ。 グーグルマップのルートは一旦下って上るように見えたので、東の児童遊園の側から下ってみましたがあまり変わらなかったか…
東大阪市立郷土博物館見学後は南に徒歩15分の五里山3号墳へ。 博物館のすぐ東には山畑12号墳や山畑2号墳が開口していることは今認識しました…(これを見ずして、と下調べ不足を反省) 最後の上りの途中にあった旧春日神社本殿。 一段高い場所に残る社殿(覆…
山畑古墳群の39・40・22号墳を見学した後は、すぐ西にある東大阪市郷土資料館へ。 斜面に立つモダンな建物です。 玄関前には、客坊山(きゃくぼうやま)19号墳出土の石棺底板の一部。竜山石製です。 入館料50円をおさめて館内へ。 旧石器、縄文、弥生、古墳…
前回に続いての、東大阪市立郷土博物館の東側に残る山畑古墳群。 今回は横穴式石室の残る22号墳です。 墳丘の南側に開口部があります。説明板には直径15mとあるので、手前の石は公園整備に伴うものでしょう。 その説明板。 山畑22号墳この古墳は、円形の墳丘…
前回の五条古墳からは、直線距離では南に450mほどの山畑古墳群へ。 行けそうにも見えますがグーグルマップの指示は、一旦西に坂を下り再び登り返すというルートでした。 その割には、こんな裏道を通りなさいと… 抜けた先は、うねうねと登り坂。 上がった先で…
前回の枚岡神社参拝後、駅前まで戻ってから南の五条古墳を目指しました。 出だしの道沿い、家の後ろに松本塚古墳があったことに今気づきました… 左手に生駒山地を見ながら進みます。 出雲井町の由来は枚岡神社境内にある出雲井という井戸だそうですが、そも…
前回の夫婦塚古墳からは額田(ぬかた)駅まで歩きました。 道路の右手に龍王山妙徳寺。 ここでも林立するビル群を遠望。 額田駅に到着。古代氏族との関係がうかがわれる地名です。 駅のホームでも眺め良し。 ズームで。 一駅乗って枚岡(ひらおか)駅で下車…
前回の東石切公園から100mほど南の住宅街には立派な石室を2つも擁する夫婦塚古墳があります。 2車線の道路を進むと、建物の間から墳丘が。 大きな石室材が露出しています。 南側の枝道を入ると開口部。 道路に面して説明板。双円墳という珍しい墳形。 市指定…
今回からは2022年1月15日・16日で訪ねた、東大阪と奈良桜井の古墳旅です。 伊丹空港着陸前に見えた大阪城とビル群。 空港からリムジンバスで上本町駅へ。そこから近鉄奈良線で石切駅で下車。 スマホの乗換案内アプリのお陰で、革命的に便利になりました。 奈…
前回の上浜田6号墳から60mほど北東に、公園内に保存された瓢箪塚(ひさごづか)古墳があります。 400m東には目久尻川が流れ、700m北西には相模国分寺跡、2.5㎞北には秋葉山古墳群が、という立地。 ここも宅地開発で周囲をぎりぎりまで削られていました。 周…
前回の浜田三塚公園の70m北に、上浜田6号墳が残っています。 途中で振り返った公園の木立。真下のトンネルは”ひさご塚隧道”。 すぐ先に、ほぼ垂直の擁壁で残された墳丘が。 階段脇に説明板。 上浜田古墳群第6号墳(上浜田6号墳)この付近には瓢箪塚(ひさご…
前回の上浜田6号墳跡から北北東200mほどに、墳丘が良く残る公園があります。 住宅街を抜ける尾根道です。木々が顔をのぞかせる場所も。 崖下への斜面から伸びる樹木でした。 そのすぐ北に、古墳公園らしき法面が。 丘陵上を造成して平面にするためには標高の…
寒川神社参拝後、宮山駅から相模線を北へ4駅目の海老名駅へ。 線路は単線でしたが、海老名駅ホームでは茅ヶ崎行と橋本行が顔合わせ。 大きな海老名駅にはタクシー乗り場もあって思わず利用。上浜田古墳群の南端そばに「浜田歴史公園」があるので運転手さんに…
前回の大神塚から寒川神社までは徒歩15分。 相模川の支流、目久尻川に沿うような並木の参道を北へ向かいます。 巨大な鳥居をくぐって。車道は渋滞気味。 ここで右へが参道です。 三の鳥居から境内へ。 神門には、ねぶたのような飾りがありました。風神雷神で…
応神塚とも呼ばれる大神塚は全長50mほどの帆立貝形の前方後円墳。相模川左岸の寒川神社の近くに立地しています。 安楽寺の墓地の中に残る墳丘。 墳丘には桜の木も。春が待ち遠しいですね(この時は年末でしたが) 前方部の右裾から。 前方部から後円部を。 …
今回からは昨年(2021)12月30日に訪ねた、神奈川県の寒川町と海老名市の古墳の紹介です。 東海道線の茅ヶ崎駅で降りて相模線に乗り換え、寒川駅で下車。 駅の窓からは大山の雄姿が。 その左をズームすると富士山も。 駅の案内図には寒川神社もありますが、…
今回の墳行での最終目的地は西条盆地の中央丘陵の北端に立地する、国史跡・三ツ城(みつじょう)古墳でした。 前回の甲立古墳からは車で1時間。三ツ城古墳から広島空港までは同30分程の場所です。 駐車場完備(2ヵ所)の史跡公園として整備されていて、説明…
前回の岩脇古墳を見た後に三次市を後にして江の川を遡るように国道54号線を南西へ。 甲立(こうたち)古墳は、西からの本村川が江の川に合流する、甲田(こうだ)町の北側丘陵先端に立地。 芸備線の甲立(こうたち)駅から北北西に1.5㎞。Wikipediaによれば…
前回の若宮古墳から北西に約2㎞、三次市街地を西端から見守るように立地しているのは岩脇古墳。 古墳公園としても整備されています。専用駐車場はありません。 詳しい説明板。南向きの斜面に弥生期墳丘墓、その上に小円墳群、最上部に大型円墳が築かれていま…
若宮古墳は前回の矢谷古墳から北西に2.5㎞の丘陵北端、三次の中心街の近くの立地です。 墳丘西側の道を行くと駐車場もありました。そこから少し戻って墳丘へ。 説明板完備。 県史跡 若宮古墳 所在地:三次市十日町南指定年月日:昭和32年(1957)9月30日若宮…
矢谷(やだに)古墳は前回までの「みよし風土記の丘」の3㎞北西、三次盆地中央の丘陵上に立地。 工業団地をうろうろした末に墳丘の南西側に入口となる駐車場を見つけることができました。通り抜けた先には立派な標柱も。 上がった先には、四隅突出型墳丘墓!…
みよし風土記の丘歩きの最終回です。 公園駐車場に着いてから50分ほど彷徨して、浄楽寺第1号古墳の位置に。 説明板があります。帆立貝式古墳が多さを実感します(広島県が日本一) 浄楽寺第1号古墳浄楽寺第1号古墳は、第12号・37号古墳を中心としたグループ…
七ツ塚古墳群で50基近くを巡ってから、風土記の丘の北西部に続く浄楽寺古墳群へ。 園路沿いの案内板には「浄楽寺古墳群西群」と記載されていました。 上記を左に入っていくとすぐに58号墳。 左手には114号墳。 よく見ると「浄楽寺114号墳」とあるので、前回…