山畑古墳群の39・40・22号墳を見学した後は、すぐ西にある東大阪市郷土資料館へ。
斜面に立つモダンな建物です。
玄関前には、客坊山(きゃくぼうやま)19号墳出土の石棺底板の一部。竜山石製です。
入館料50円をおさめて館内へ。
旧石器、縄文、弥生、古墳、奈良平安、鎌倉室町、江戸、明治以降と、7つの時代区分でのコーナーがあります。
縄文時代の層から出土したマッコウクジラの骨。当時の河内湾にはクジラも入り込んでいました。
かなりとばして古墳時代コーナー。
生駒山の山腹には約230基の古墳があるとのこと。
奈良盆地から流れ出た大和川が北上した場所にあった河内湖。
神並遺跡の出土物には須恵器などの他に、鉄や馬の生産関係遺物が含まれます。
大賀世2・3号墳出土の埴輪。
にこやかな鹿。
みずらの男性。須恵器っぽい色合い?
刺青のある顔が2体。表情に迫力が感じられます。
こちらは、髷の女性。
山畑33号墳出土の馬飾り。
山畑22号墳の、かつての姿。
出土物も展示されています。
右肩では馬の世話をしていますね。
山畑古墳群は70基。
ズームすると古墳の番号が。
神並・西の辻遺跡の導水施設(古墳時代)のジオラマも。
奈良・平安時代のコーナーでは瓦や竈が。
神感寺跡や、客坊廃寺の出土物も。
昭和も既に歴史です。