前回の鏡塚古墳から200mほど東には、心合寺山(しおんじやま)古墳。
まずは古墳の学習館へ向かいました。
入り口前の墳丘模型(墳丘は次回で)
エントランスホールにあった説明板。復元整備された古墳です。
入門 心合寺山古墳
明らかになった古墳の姿
「前方後円墳」という墳丘のかたちをした心合寺山古墳は、この地域を代表する王(地域首長)のお墓と考えられています。史跡整備にさきだつ発掘調査で、たくさんの情報を得ることができました。全長160mの大きさで、3つの「粘土槨」や「方形壇」・「造り出し」をもつ前方後円墳であることがわかりました。あきらかになった情報をもとに、古墳がつくられた当時のすがたに近づける復元整備を行いました。
古墳時代中期、百舌鳥・古市古墳群が築かれた倭の五王の時代の古墳でした。
心合寺山古墳の時代
前方後円墳の広がり
心合寺山古墳の時代は、全国各地で大きな前方後円墳をつくることが権力の象徴となりました。古墳時代中期の心合寺山古墳の出現が、「楽音寺・大竹古墳群」の最盛期になります。河内平野の南に巨大な前方後円墳を頂点とする古市古墳群と百舌鳥古墳群がつくられた時代で、中国の歴史書にみえる大王の活躍のようすから、「倭の五王の時代」といわれています。その後、心合寺山古墳は現代にいたるまで、さまざまな歴史をみつづけてきたのです。
キャラクター・埴輪皇帝の等身大パネル。
ハニワこうていの活躍の様子は公式サイトで。
グッズで賑やかなカウンター。展示室の入館料(240円)はここでおさめます。
こんなに古墳グッズが充実している資料館は初めて見ました。
古墳クッションのバリエーションも豊富です。下記が心合寺山古墳バージョン。
オンラインショップではSOLD OUTが多いですので、ぜひここで!
円筒埴輪のタンブラーも!
迷いに迷って、結局ガイドブックしか購入できませんでした(リュックに全荷物を背負って歩いていたこともあり…)
次回必ず!
展示室のメインは埋葬施設の再現でしたが撮影不可。
公式サイトで様子が見られます。
さあ、いよいよ目の前の墳丘へ。