前回のセスドノ古墳から、ほんの150mほど東に猫迫(ねこさこ)1号墳のピンが立っていたので行ってみました。興味深い名称の古墳が続きます。 現地では地図を見間違えていて、南隣のこちらのお宅の木立がそうかと思っていました。 東側に回り込んで。 ところ…
前回の伊方古墳から、彦山川の右岸を4㎞半ほど遡ったところに、セスドノ古墳があります。 公園に溶け込んだような墳丘。 柔らかな膨らみの墳丘は、土木工事で削られた後に調査・復元されたからのようです。 福岡県指定史跡 セスドノ古墳田川市大字伊田2847番…
前回の夏吉1号墳から西に2.4㎞に、伊方(いかた)古墳があります。 西方700mほどには遠賀川の支流の彦山川。 丘上の住宅街に残る墳丘。 道を挟んで駐車場も完備。 このあたりは弥生時代から続く遺跡でした。 県指定史跡 伊方石丸遺跡田川町福智町伊方3946番…
夏吉1号墳は、前回の21号墳の300mほど北にあります。 この二股を右へ 二股から20mほどに入口あり。 最初の階段を上がると開口部が見えます。 ここも複室構造。 田川市指定文化財(史跡)夏吉1号墳所在地:田川市大字夏吉2667番地指定年月日:平成2年4月9日本…
香春町歴史資料館の見学後は、北西に3㎞の夏吉古墳群へ。 大きな畜産農家の脇道を回り込むと入口があります。すぐ前は細道で駐車できません。 サインに元気づけられて、径を登ります。 途中から鎖もあって安心感が出ます。 堂々とした開口部がゴール。 その…
前回の箕田丸山古墳を見た後は、みやこ町に別れを告げ、標高3~400mの山並みをくぐって西の香春町(かわらまち)へ。難読地名ですね。 最初に歴史資料館へ向かいました。 吹き抜けの明るいエントランス。 その2階に展示室。入館無料。 中央のジオラマは香春…
扇八幡古墳の解説にも記載があった箕田丸山古墳は、直線距離で250mほど南東でした。 集落の中は道が細いので、外に停めて歩いて行きます。 グーグルマップのピンの位置に木立が見えるのですが、なかなか近寄れず。 畑仕事をされていた方に伺うことができまし…
前回の勝山神社からは、長峡川(おさがわ)を挟んで900mほど西の丘陵上の扇八幡古墳へ。 神社の東側裾の鳥居。この背面側のスペースに停めさせていただきました。 しっかり手入れされている参道を上がります。 上がった先に扇八幡。 拝殿左の摂社の後ろに説…
綾塚古墳の次の訪問地は、南西に600mほどの勝山神社古墳を選びました。 このあたり、古墳「群」だらけで舞い上がりました。 道路沿いに勝山神社の解説板がありました。 勝山神社「勝山権現社縁起」によれば、この神社は正保2年(1645)の大干ばつの際に飯岳…
国史跡・綾塚(あやづか)古墳は、前回の橘塚古墳から500mほど西の立地。 道路沿いに広い駐車場が整備されています。 ズームすると開口部も写りました。ビニールハウスの上、赤茶の草で覆われているのが墳丘です。 駐車場にある解説板。 綾塚古墳綾塚古墳は…
前回の庄屋塚古墳からさらに南西に750mに、今回の墳行の主目的地、橘塚古墳があります。 墳丘は黒田小学校の敷地を通って行くので一言ご挨拶します。早朝でしたが開門していました。 校舎の右に金網で囲まれた箇所が。(施錠はされていません) 一段地面が低…
前回の八雷古墳からさらに南西へ1.3㎞、国道201号に平行する旧道沿いの庄屋塚古墳へ。 墳丘の南西、前方部先端側に広い駐車場完備。 駐車場の石碑があります。 その背後が前方部左隅。左奥へ後円部。 2つの横穴式石室をもつ前方後円墳で全長85m、6世紀中頃の…
前回のビワノクマ古墳からは南西方向へ、国道201号・長峡川支流を遡るように幾つかの古墳を巡ります。八雷(はちらい)古墳は直線距離で1.5㎞。 黄金色の田んぼの中を通るのは気持ちがよいです。八雷神社は多分中央右の小山のあたり。 神社に到着。正面から…
2023年9月の北九州古墳旅の2日目、行橋駅前のホテルを後にして最初に向かったのは、ビワノクマ古墳。 ここから国道201号沿いに、南西に巡っていきました。 ビワノクマ古墳には午前6時半に到着。 上記の右の道路脇にあった、地区広域の説明板。 歴史の里・延…
御所山古墳は、前回の番塚古墳から400m南、国道10号沿いに立地。 南北を長軸とする全長119mの前方後円墳で、後円部を南に向けます。 東側の中津街道沿いに立つ、白庭神社の鳥居。 後円部へ続く参道。 参道脇に古墳の説明板。 御所山古墳(昭和11年9月3日 国…
前回の石塚山古墳の南1.5㎞には番塚(ばんづか)古墳があります。 マップに導かれた先は住宅街。右の金網の中でした。 手厚く保護された石室開口部。 解説は陶板。 番塚古墳所在地:福岡県京都郡苅田町大字尾倉字与原4335指定年月日:昭和35年(1960)1月5日…
行橋市歴史資料館からは5㎞ほど北の、苅田町(かんだまち)へ。 町役場に隣接する石塚山古墳を訪ねました。 前方部を南東に向ける全長120mの前方後円墳で、古代には目の前が周防灘だったようです。 こちらが昭和モダンな苅田町役場。老朽化による建て替えが…
隼人塚古墳からは北へ向かい、市内中心部の行橋市(ゆくはしし)郷土資料館へ。 コスメイト行橋という、コンサートホールもある文化複合施設の2階でした。 エントランスホールの壁画。 入館無料。火曜休館。 行橋市歴史資料館 | 観光スポット | 【公式】福岡…
石並古墳見学後は周囲に多数存在する古墳の中から、隼人塚古墳を選択。 個人宅にあるからかグーグルマップにピンは無いですが、グーグルアースでは前方後円の美しい形が目立ってしまっています。 「道成寺駅前集会所」から北西100mほど。 訪ねた際は個人宅と…
吉岡巨石墳を見た後は、周囲にまだまだある古墳に行く余裕がないことを残念がりつつ、行橋市に戻って航空自衛隊 築城(ついき)基地の北の石並古墳へ。 県道25号から枝道を入っていくと左手に進むと、見事な墳丘が出現。 駐車場は無いので、近くに邪魔になら…
前回の山田古墳からは台地を降りて北東に2.7㎞ほど、佐井川と山国川(の支流の黒川)の間の微高地上にある吉岡巨石塚へ向かいました。 県道103号沿いに、石室が露出していました。 道路の先(東)は下っています。 県道を挟んで専用駐車場完備。 石室は金網…
前回の宇野古墳から1.2㎞西、ひとつ隣の舌状台地先端に山田古墳があります。 その間ぐらいの単独丘にある岩木山古墳群は通り過ぎましたが、ドーム状の石室が残っていることを平家蟹さんのブログで、後に学びました。 古墳のお部屋ブログ館 岩木山古墳群 グー…
相原山首遺跡見学後は福岡県に戻り、穴ヶ葉山古墳周辺の古墳をいくつか廻りました。グーグルマップで、沢山ある中から、ほんのいくつかをその場で選んで。 まずは穴ヶ葉山古墳から1㎞ほど、同じ丘陵の北西端の宇野古墳へ。 道路から見える、個人宅のお庭に!…
穴ヶ葉山古墳で「葉っぱ」を堪能した後は、山国川を東に渡って大分県へ。 川から500mほどにある、相原山首(あいはらやまくび)遺跡を訪ねました。 遺跡は、風の丘葬祭場の敷地内に古墳公園として整備されています。 相原山首遺跡 風の丘葬祭場は煉瓦壁の荘…
前回のつづきの穴ヶ葉山1号墳。 ちなみに上毛町は「こうげまち」と読みます。 旧上毛郡の地域で、1㎞ほど東を流れる山国川挟んだ対岸の大分県側にある旧下毛(しもげ)郡と合わせて、古代には三毛郡(みけのこおり)があり、後に川を境に上三毛郡と下三毛郡…
前回の呰見大塚古墳からは東九州自動車道に乗って20数分、福岡県の西端の穴ヶ葉山古墳群へ向かいました。 駐車場にあった説明板は透明パネル式。よく見ると、目線の位置があったのですね。 国指定史跡 穴ヶ葉山古墳群 1号墳・2号墳 正面の小高い丘陵上に見え…
今回の古墳名も難読です。 みやこ町歴史民俗博物館のパネルで知った古墳でした。 呰見大塚(あざみおおつか)古墳この古墳は祓川(はらいがわ)右岸に広がる丘陵(標高約38m)上にあり、祓川下流域を支配した中小豪族の墳墓とみられます。通常を上回る規模の…
前回の八景山から500mほど南西に、彦徳甲塚(けんどくかぶとづか)古墳があります。 墳丘のすぐ西側の字名が彦徳(けんどく)でした。想像もつかない読み方でした。 検索すると、「ひょっとこ」「すっとこ」の読みの隠語もあるようです。 国道496号から枝道…
こちらは前回の甲山方墳を北から。 目の前の橋は県道58号の上に架かっています。 そこから振り返ったあたりにる岩。石室石材の匂いに惹かれて寄りました。 そのそばに「八景山自然公園」の案内板。 ちょっと登ってみることに。 文学碑広場。 藤の花の季節は…
みやこ町歴史民俗資料館見学後は2㎞北へ戻って、甲塚方墳(かぶとづかほうふん)へ。 北東の県道沿いの駐車場を利用。 石に嵌められた説明板には、石室高4.6mと! 甲塚方墳の石室について石室は巨石利用の横穴式石室で、玄室・前室・墓道からなります。長さ…