墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

大田原市なす風土記の丘湯津上資料館・大田原市歴史民俗資料館 栃木県大田原市湯津上

前回のつづき。 下侍塚古墳と道を隔てた斜め向かいに、大田原市の2つの資料館がある。 ひとつは歴史民俗資料館でこちらは無料。 農具だけでなく黒電話やミシン、計算機なども展示されていた。 こちらの「縄撚り機」に惹かれるものがあった。足踏み式の動力で…

侍塚古墳群1号墳~8号墳 栃木県大田原市湯津上

前回のつづき。 国史跡の下侍塚古墳を見た後、北東に隣接する侍塚(さむらいづか)古墳群を巡った。 7号墳と8号墳のそばにあった説明板。散策路があって見学しやすい古墳群だった。 大田原市指定史跡・侍塚古墳群 昭和41年2月15日指定 それぞれの内容は下記…

下侍塚古墳 栃木県大田原市湯津上

前回のつづき。 国宝の那須国造碑のある笠石神社から国道を500mほど南下すると国指定史跡・下侍塚古墳があった。 道路沿いの駐車場から。 パノラマで。右(北)側が後方部。 現地説明板。 下侍塚(しもさむらいづか)古墳は、4世紀に遡る古墳時代前期の前方…

国宝・那須国造碑と秀衡街道跡 栃木県大田原市湯津上

前回のつづき。 侍塚古墳群へ向かう前に、その近くにある笠石神社へ、神社の御本尊でもある那須国造碑(国宝)を参拝した。 鳥居の前に駐車場がある。 社務所へ行くと宮司は不在だったが、家の方(?)に御堂を開扉していただけた。 (拝観料一人500円) 囲…

蛭田富士山古墳 栃木県大田原市蛭田

10月上旬、以前から訪ねたかった那須(といっても大田原市の南部と那珂川町の西部)の古墳を巡った。 那珂川とその支流の箒川に沿って古墳群が残るエリア。「関東古墳ベストガイド」に紹介されている中で最後に残っていた上侍塚古墳・下侍塚古墳がある。 東…

安藤忠雄展 光の教会の実物大レプリカ @国立新美術館

国立新美術館の開館10周年を記念する企画展、「安藤忠雄展―挑戦―」を見に行った。 展示テーマは6つに分かれていて、 プロローグでは建築家となる以前に世界放浪した際のスケッチや最初の作品(現・アトリエ~原寸大で一部を再現)、第一部では「住吉の長屋」…

運慶・興福寺中金堂再建記念特別展 @東京国立博物館

11月26日まで開催中の運慶展へ行きました。 平安末期から鎌倉初期にかけて活躍した仏師・運慶(12世紀半ば~1224年)の現存作品30数体のうち22体が一堂に会していて、父・康慶や実子・湛慶、康弁らの作品も含めて国宝や重文ばかりの作品40点近くを拝観できま…

北千住・旧日光街道界隈の細道と旧家

前回のつづき。 北千住駅の西側は鉄道と国道4号の間、旧日光街道に沿って数多くの細道が残っていた。 こちらのガイドブックにも詳しく載っている。 複雑な構造をしている北千住駅の南西側を出ると飲み屋が沢山入った細長い建築物があった。 ところどころ反対…

大橋眼科 東京都足立区千住

北千住のもうひとつの近代建築は現役の眼科医院。 駅前バス通りのアーケードが切れた(景観に配慮してつけなかった?)ところにある。 近代といっても昭和57年(1982)の築で、それ以前に建っていた大正6年築の洋館の解体後に、部材を再利用したり他の洋館等…

NTT千住ビル 東京都足立区千住仲居町

「東京モダニズム」 のアプリで気になっていた建物を見に北千住へ行った。 駅西口の魅惑的な細道エリアを抜け、国道4号・千住仲居町の信号待ちで、目指す建物が見えていた。 NTT千住ビルは昭和4年(1929)築の名建築。設計は京都タワーや日本武道館、聖橋、…

宝竜寺坂・龍善寺向かいの小坂 東京都新宿区市谷山伏町・早稲田町

草間彌生美術館を訪ねた際、途中にあった坂にも立ち寄った。 宝竜寺坂は、外苑東通りから東に上る石段の坂。市谷柳町の交差点から北に150m位。 標柱がある。 宝竜寺坂(ほうりゅうじざか)昔、この辺りは七軒寺町という寺町で、この坂の上に宝竜寺という寺が…

新宿区立漱石山房記念館 東京都新宿区早稲田南町

2017年9月24日に開館した新宿区立漱石山房記念館は、草間彌生美術館のすぐ北西、徒歩2分ほどの場所にある。 整備されたばかりのようなきれいな石畳の坂。 その中腹に記念館が建つ。建物北側には庭のように漱石公園も。 夏目漱石は、明治40年(1907)9月から…

草間彌生美術館 東京都新宿区弁天町

3連休の間に、10月1日に開館したばかりの草間彌生美術館を訪ねた。 一日4回、時間指定の入れ替え制(最大90分、定員50名)となっていて事前の予約が必要。年内は一杯で、1月以降の発売開始が11月1日の10時から(オンラインで)となっている。一般1000円。 都…

女塚古墳 東京都大田区西蒲田

今回も東急池上線沿線の古墳。 蓮沼駅から徒歩6分、蒲田駅から徒歩7分の女塚神社境内にある。 女塚(おなづか)神社を東側に面した道路から。 すぐ近くに大城通り商店街という一方通行の道があり、池上本門寺方向に一直線に1km伸びる。 まずは拝殿に参拝。 …

光明寺荒塚古墳1号墳 東京都大田区鵜の木

こちらも東急池上線の駅から歩ける古墳。 久が原駅または千鳥町駅から徒歩10分ほど。 最寄駅は東急多摩川線の下丸子駅になるが(徒歩5分) 境内は、多摩川線沿いの多摩堤通りと環8通りとの間にある。 境内入口。右は環8通りで左へ向かうと・・・ すぐに山門に突…

東急池上線沿線のおすすめスポットと、古民家カフェ蓮月(東京都大田区池上)

2017年10月9日は東急池上線が開通90周年を記念しての「フリー乗車デー 」で、無料の一日乗車券が沿線各駅で配布される。 http://www.tokyu.co.jp/information/list/Pid=post_1.html 当日は魅力的な「生活名所ツアー」が何コースも開催されることを知ったが、…

同僚のお墓参り 2017年

前回のつづき。 西大宮と大宮との間の日進には、同僚のお墓のある満福寺がある。 命日には少し早かったが、近くに来たのでお参りさせていただいた。 平成19年に亡くなられたので10年が過ぎた。病に倒れなければ49歳。 墓誌を見て、この6月に御父上が亡くなら…

方墳大塚古墳 埼玉県大宮市大字指扇

前回のつづき。 南大塚駅から本川越駅へ向かい、川越駅まで歩きJR川越線に乗り換えて 3駅目の西大宮駅で下車した。 単線にもかかわらず大きな橋上駅だが、駅の北側にも南側にも店舗が見当たらなかった。 駅前の案内図。現在地の右側の指扇第一踏切のそばに「…

西武安比奈線跡 埼玉県川越市

山王塚古墳の現地説明会へ行った際、前回訪ねて気になっていた廃線跡の続きを訪ねてみた(が、結局途中で撤退) massneko.hatenablog.com 山王塚古墳から入間川通りを西に進むと路沿いの公園の看板に線路跡が描かれていた。かつて河原の砂利を運んでいた貨物…

山王塚古墳・発掘調査見学会 2017年9月 埼玉県川越市大塚

9月30日、南大塚の山王塚古墳の現地説明会の10時の会に参加した。 昨年3月の前回に続き2度目の山王塚古墳。 墳形は全国でも数例しかない「上円下方墳」 下方部一辺は57mあり、上円下方墳では全国最大の規模を誇る。 massneko.hatenablog.com 今回は徒歩で迷…

弾正橋公園(楓川弾正公園) 東京都中央区八丁堀

前回エントリの旧弾正橋(重要文化財)に関連して、現在の弾正橋(だんじょうばし)が中央区に残っていることを知ったので行ってみた。 地下鉄宝町駅と八丁堀駅との間にあって上下を高速に挟まれた橋で、これまで橋の名前も知らずに何度も通った場所だった。…

国指定重要文化財・旧弾正橋(八幡橋) 東京都江東区富岡

東京都にある、国指定重要文化財の橋梁は全部で4つで、勝鬨橋、清洲橋、永代橋の3つをエントリしたので、残った旧弾正橋(だんじょうばし:別名、八幡橋)も訪ねてみた。 富岡八幡宮の東側に表示されている。 八幡宮にお参りして東側に回ると八幡堀遊歩道の…

北大谷古墳 東京都八王子市大谷町

久々の古墳エントリ。 9月のお彼岸の日曜日、八王子市の上川霊園へ墓参し、帰り道に八王子IC近くの北大谷(きたおおや)古墳を訪れた。 中央高速の南側になる。北に谷地川、南に浅川が流れる。それぞれ1km程度の距離。 北側からアプローチすると農園の入口と…

上之橋跡~緑橋~村林ビル~巽橋 東京都江東区清澄・佐賀

前回のつづき。 清洲橋から永代橋へ隅田川左岸(東側)を歩いたときの様子を。 清洲橋東詰から下流方向へ100mほど行くと道路沿いに「平賀源内電気実験の地」の碑が立っていた。 そのすぐ先に残っている上之橋の親柱。道路脇に4本残るうちの一つ。 今も残る仙…

南高橋・永代橋・豊海橋の夜景(ライトアップ)

前回のつづき。 旧稲荷橋の袂あたりから見た南高橋。 湊一丁目側からの南高橋。 四隅の柱上の建築飾りが目立っていた。 鉄骨の内側から照らす、行燈タイプ。 夜の亀島川水門。 隅田川べりの新川公園に出ると、川上側に永代橋。 目の前には石川島(佃)のタワ…

鉄砲洲稲荷神社の富士塚 東京都中央区湊

前回のつづき。 南高橋の西の袂に鉄砲洲稲荷神社が鎮座する。 門前の御由緒から。地名由来として、地形が鉄砲の形をしていたからという説と、寛永の頃に幕府が大砲の射撃訓練としていたからという説が紹介されていた。 京橋地区の生成 並に鐵砲洲稲荷神社御…

南高橋(みなみたかはし)

前回のつづき。 中央区新川地区は周囲を川に囲まれた「島」でかつては霊厳島と呼ばれた。 もとは江戸中島と呼ばれた隅田川の中洲だったが、家康の普請で埋め立てられて中央に掘削された新堀の北側を箱崎島、南側を霊岸島としたそう。 霊厳島の名は、寛永期に…

豊海橋(とよみばし)

前回のつづき。 永代橋の上流側歩道を歩いていた際、日本橋川の河口とそこに架かる豊海橋が見えた。 新川1丁目側から見た豊海橋。 アーチのRがゆったりしている。 御影石の親柱。 石に貼られた銅板に浮き彫りの説明板があった。 豊海橋日本橋川の河口に架か…

国指定重要文化財・永代橋

前回のつづき。 隅田川に架かる清洲橋を東に渡り、対岸の江東区を川沿いに下流へ進むと750mほどで永代橋に至る。東岸から見る永代橋(えいたいばし) 滑り台のようなアーチ。 中央区側から振り返って。清洲橋の”下に膨らむ”吊鎖と、永代橋の”上に膨らむ”アー…

国指定重要文化財・清洲橋

前回のつづき。 箱崎ポンプ所の前から、ほんの150mで清洲橋の袂に出る。 解説が刻まれた石碑。信長の清洲城とは無関係。 清洲橋(きよすばし)清洲の名は、深川の清澄町と日本橋中洲町を結ぶ橋であることに由来し、橋の新設にあたって公募されたものである。…