墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

小針古墳 愛知県岡崎市小針町

前回のつづき。 県道56号を西へ向かうと、小針町西の交差点にはコメダ珈琲店が。 目指す古墳はその斜向かいにあった。 説明文は記されてから47年を経ていた。 小針古墳と大友皇子(第39代弘文天皇)の塚このあたり一帯は、往時大小14基の古墳があって壮観を…

猿投塚古墳 愛知県岡崎市橋目町

前回のつづき。 北野廃寺跡から古道の雰囲気漂う県道230号を12分歩いて猿投塚(さなげづか)古墳へ。 道沿いの民家の屋根が重厚だった。 妻側を重ねるのが流行っていたのか。 住宅地への枝道を入るとすぐに墳丘が。 南側に回ると解説板もあった。シュロの木…

北野廃寺跡 愛知県岡崎市北野町

12月最初の日曜日、愛知県の古墳を初めて訪ねた。 実は9月30日に長野県飯田市の古墳探訪ツアーに参加する予定で名古屋までの新幹線の切符をチケット店で購入していたが、大型台風の直撃で中止になってしまったので切符を有効活用する必要があった(?) http…

企画展 玉(TAMA)-古代を彩る至宝ー展 @江戸東京博物館・両国

勾玉などの「宝飾」をテーマにした展覧会へ終了間際に出かけた(2018/12/9まで) 古墳時代の副葬品に見られる勾玉だが、そのルーツは縄文時代に遡り、その形はもともと猪などの牙を模したという説が有力であることを初めて知った。 確かに矢じり等で狩りをし…

松塚古墳群1号墳 大塚家住宅 茨城県つくば市松塚・栗原

前回のつづき。 この日の最後に訪ねたのは土浦北ICから車で8分ほどの場所、筑波山西麓から土浦で霞ヶ浦へ流れ込む、桜川の右岸に立地する松塚古墳群1号墳。 桜川沿いには他にも多くの古墳が残っているが、昇寛さんのサイト・埼群古墳館 (現時点で休館中)の…

宮本家住宅(店舗・宮清大蔵) 北条ふれあい館 茨城県つくば市北条

前回のつづき。 旧矢中家住宅(矢中の社)見学の際、その日は斜向かいにある宮本家住宅見学をすすめられたので(その日はご主人が在宅とのことで)、そちらも訪ねてみた。 通り沿いに板と漆喰の壁と塀がある。 2階建ての店舗は蔵のような造り。 西側の駐車場…

旧矢中家住宅(矢中の杜)・室内 茨城県つくば市北条

前回の”外観編”に続く”室内編”。(写真多めです) 旧矢中家住宅・矢中の社(やなかのもり)は2010年からNPO法人による保全活動・公開運営が開始され、通常毎週土曜日に一般でも見学可能になっている。 玄関前にて”邸宅維持修繕協力金500円”を納めて室内へ。 …

旧矢中家住宅(矢中の杜)・外観と庭 茨城県つくば市北条

平沢官衙から1kmほど西に、江戸時代から筑波山参拝の門前町として栄えた北条の町があり、その中心部に昭和初期に建てられた近代和風住宅・旧矢中邸が残っている。 通り沿いの壁にある案内。現在はNPO法人「矢中の杜の守り人」によって土曜日に一般公開が行わ…

平沢官衙遺跡 茨城県つくば市平沢

前回のつづきの筑波山南麓。 史跡・平沢官衙遺跡は、古代(奈良・平安期)の郡の正倉と推定される遺跡群で、3つの建物が復元されている。 詳細な説明板があった。 国指定史跡 平沢官衙(ひらさわかんが)遺跡 平沢官衙遺跡は、いまから千年以上前の奈良・平…

平沢3号墳(前島岩屋) 茨城県つくば市平沢

前回の平沢2号墳と、道路を隔てた山側に平沢3号墳へ続く枝道がある。 実際に「枝」が折り重なる場所を抜けていくと説明板があって一安心。 その内容。 平沢3号墳4基が現存する平沢古墳群の一つで、通称前島岩屋という。一辺約19mの方墳で、南側に横穴式石室…

平沢2号墳(開山岩屋) 茨城県つくば市平沢

前回の佐都ヶ岩屋古墳(平沢1号墳)から少し下ったところ、道路脇の墓地の斜面に平沢2号墳があった。 道路にあった表示。 墓地側へ下りるとすぐ右手に説明板がある。 平沢2号墳4基が現存する平沢古墳群の一つで、通称開山岩屋という。墳丘の規模や形は不詳で…

佐都ヶ岩屋古墳(平沢1号墳) 茨城県つくば市平沢

前回のつづき。 実際の訪ねた順番と前後するが、筑波山南麓の平沢古墳群を。 その1号墳(佐都ヶ岩屋古墳)は筑波国際カントリークラブのクラブハウスへ向かう道沿いの斜面にあった。 ヘアピンカーブの縁に説明板があり、駐車ができるほとのスペースもあった…

沼田八幡塚古墳 茨城県つくば市沼田

11月下旬、筑波山の麓の古墳をいくつか巡った。 一つ目は筑波山口バスターミナルのすぐそばにある沼田八幡塚古墳。 1987年までは筑波鉄道の筑波駅で、筑波山登山の玄関口として賑った。鉄道廃止後もしばらくはバス路線での結節点だったが、登山口・ケーブル…

はてな編集履歴(更新前の元に戻す)機能に救われました。

直前のエントリを下書き中、スマホで途中経過を確認したまま閉じずにいて、PCでかなり書き込んで完成させた後に、スマホで誤って前のバージョンで更新し、元に戻った状態になってしまいました。 もう一度同じ記事を書き直す無駄な労力を思ってしばし呆然とな…

旧平櫛田中邸アトリエ 東京都台東区上野桜木

今回は文化財ウィーク関連ではないが、11月上旬に訪ねた建物を。 彫刻家・平櫛田中(ひらくしでんちゅう:1872~1979)のアトリエは、2年近く前に谷中を散歩していた際に、閉じた門の外から外観をチラリと拝見して気になっていた。 かるびさんのエントリで、…

静嘉堂文庫 東京都世田谷区岡本

今回は東京文化財ウィーク2018の公開関連での最後のエントリ。 今年は、静嘉堂文庫美術館の隣に建つ「静嘉堂文庫」の建物内見学にも当選しました。 11月4日の午前・午後で各15人ずつの枠。往復葉書きでの申し込み。 大学等の紹介状を持つ研究者であれば、事前…

大円寺 東京都目黒区下目黒

前回のつづき。 東京文化財ウィークでは目黒・大円寺の木造釈迦如来立像が特別に公開されていたので11月4日に拝観した。 都内でも指折りの急傾斜・行人坂の途中に山門がある。 入って本堂に参拝。堂内には十一面観音や大黒天が安置されている。 目黒区による…

三岸家住宅アトリエ(アトリエM) 東京都中野区上鷺宮

今回も東京文化財ウィークで拝見した建物の紹介を。 11月4日に特別公開があり、10時と13時の各回30名の枠だったが、事前申し込みで枠内に入ることができた。協力金1000円。 西武新宿線の鷺ノ宮駅から北へ徒歩9分。 住宅街を歩いていると階段があった。 目的…

心光院 東京都港区東麻布

再び東京文化財ウィークの特別公開事業から。 心光院(しんこういん)は浄土宗のお寺で増上寺の別院で、表門と本堂が国登録有形文化財となっている。 https://shinkoin.com/ 境内は東京タワーの駐車場を通り抜けた先にあるがわからずに、とうふ屋うかいの南…

「大報恩寺」展、「仏像の姿」展、「醍醐寺」展 @2018秋TOKYO美術展

2018年秋は西洋絵画だけではなく、仏像展も複数の美術館で開催されていて見応えがありました。 ・東博の「京都大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」展は12/9まで開催中。 会場には広めの仏像ルームが2ヶ所あり、ひとつは快慶の高弟の行快による本尊の釈迦如来坐…

フェルメール、ボナール、ムンク、 ルーベンス そしてフィリップス・コレクション  @2018秋TOKYO美術展

五七五調で・・・ これだけ著名な画家の回顧展が同じ都市で集中開催されることは、世界的に珍しいことではないでしょうか。 ●フェルメール展は2018/10/5~2019/2/3まで。@上野の森美術館 ヨハネス・フェルメール(1632~1675)の現存作35点のうち、9点(展示替…

池子遺跡群資料館 神奈川県逗子市池子

前回のつづき。この日、葉山からの帰路に、池子遺跡群資料館へ立ち寄った(写真も文字も多めです) 京急の新逗子駅から一駅目の神武寺駅で下車。ホームに降りて振り返った新逗子方向。右側にも引き込み線がある。 引き込み線には、左に在日米軍、右に京浜急…

山口蓬春記念館 神奈川県三浦郡葉山町一色

前回のつづき。 神奈川県立近代美術館葉山の敷地と通りを隔てた北側の斜面に、日本画家・山口蓬春(ほうしゅん:1893~1971)の記念館があったので行ってみた。 細道を上がるとすぐに、大きなガラス板が嵌めこまれた門が。 この時は「山口蓬春とやまと絵」展…

葉山しおさい公園・葉山しおさい博物館 神奈川県三浦郡葉山町一色

前回も載せた、神奈川県立近代美術館葉山のエントランス前広場から見た風景。 ここから左側に小道があったので降りてみた。 斜面の下に散歩道があり、彫刻作品が点在する。 西 雅秋による「イノセンスー火」(1991年) 壁面前に立っているのは、アントニー・…

「アルヴァ・アアルト -もうひとつの自然」展 @神奈川県立近代美術館 葉山

11月中旬の土曜日、予報では曇りだったが当日は晴天となった。終了間際の展覧会を見に葉山を訪ねた。 逗子駅東口のバス乗り場③で逗12のバスに乗り、20分ほどの「三ヶ丘(近代美術館前)」で下車すると、目の前が美術館。 建物前広場で、イサム・ノグチの彫刻…

足利市の文化財一斉公開2018(11/24,25)

毎年この時期に開催される足利市の文化財一斉公開が、今週末の土日に開催されます。 市内の69箇所での公開物件があり、今年新規で4つの神社での御神楽が見られるようです。 http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/uploaded/attachment/49068.pdf http://www.c…

東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム 東京都品川区港南

前回のつづきの東京海洋大学の海鷹祭(うみたかさい) ICU祭でもダンスパフォーマンスを見たが、みんなとても上手い。 そこから2棟の建物を挟んで「マリンサイエンスミュージアム」のサインがあった。 屋外展示はノルウェー式捕鯨砲。 手製のポスターがいく…

東京海洋大学 雲鷹丸 @東京海洋大学品川キャンパス 東京都港区港南

前回のつづき。世田谷の国士舘大学から品川の東京海洋大学へと、文化祭を梯子する形になった。 品川駅の東口(港南口)を出て、東に徒歩10分ほど、高浜運河の橋を渡った右側に東京海洋大学のキャンパスがある。 海鷹祭(うみたかさい)と書かれた門柱には魚…

世田谷区役所庁舎(by 前川國男) 東京都世田谷区世田谷

前回のつづき。 国士舘大学と道を隔てた向かい側には世田谷区役所の庁舎があった。 上記の右手にL字型に続く屏風のような大壁面。 そこは区民会館ホール。 モニュメンタルな建物の設計は名の通った人だろうと思って調べると、東京文化会館や東京都美術館、国…

国士舘大講堂 東京都世田谷区世田谷

松陰神社参拝後に、若林公園を隔てて西側にある国士舘大学へ向かった。 キャンパスの中央を縦断する道路。 大学入口には組子細工の門(?)が。 文化祭に合わせての、文化財一般特別公開だった。 受付の学生さんに場所を訪ね、模擬店準備などで大わらわの通…