奈良県の古墳、寺社、遺跡
越塚古墳を見学した後、一行は石位寺(いしいでら)へ。 なだらかにS字を描く広い谷戸を、街の方へ。 いかにも古道に入って、石位寺の門前。 上記の位置から左を向いた小径。 本堂に参拝してから収蔵庫へ。 こちらには重文の石造薬師三尊像が安置されていま…
今回のツアーで最後に訪ねた古墳が、越塚(こしづか)古墳でした。 前回エントリのムネサカ古墳の700m程南西、赤坂天王山古墳の700m程南東に立地。 ムネサカ古墳からは、棚田が描く曲線が素晴らしい景色の中を歩きました。 途中から折り返すように登り路を。…
”Team 赤坂”主催の「探訪!粟原周辺の古墳探訪」の続きです。 ムネサカ2号墳の45m南東にあるムネサカ1号墳。 こちらのほうが斜面の上側にあります。墳丘の上側を通って開口部前に到達。 ちょっとかがんで入れる高さ。 羨道から玄室を。ツアーの方々を収容で…
前回のつづきの、桜井市粟原の古墳探訪ツアーです。 花山塚古墳から国道166号を西へ戻ってきて、こちらの森本運輸さんの敷地を通り抜けます。ツアーなので、話が通っているところがありがたいです。 古墳への道は結構ワイルド(軽い藪漕ぎ)でした。 一度ル…
前回の花山東塚古墳の西65mにある花山西塚古墳。 山道ですが、ガイドの方に導かれているので大変心強いです。 現地には、こんなに立派な標柱が設置されています。さすが国史跡。 石室は”鉄の檻”で守られています。 檻の上部が開閉するのですが、はしごが無い…
前回の築山古墳とその陪塚を廻った後は、桜井駅へ。 この日(2022年1月16日)は、とし坊さん達の”Team 赤坂”が主催する「探訪!粟原周辺の古墳探訪」に参加することができたのでした。 イベントのお知らせ(全6回シリーズ) - とし坊の「大和の古墳探し」 実…
前回のつづき。この住宅街には大きな前方後円墳・狐井塚古墳も残っていました。 陵西(おかにし)陵墓参考地と記された、宮内庁の高札。 墳丘の北側へ回り込むと、後円部(手前側)・前方部(奥側)の裾が、道路のカーブから見てとれました。 上記の道路を進…
前回の(松島)茶臼山古墳の姿を見た後は、狐井塚古墳のほうへ向かいます。 途中でJR和歌山線沿いに出ました。右奥に望む二上山。 王寺行きが通り過ぎていきました。 線路沿いを歩いていると、思わぬところに墳丘が! 石柱には「陵西陵墓参考地陪塚」と。宮…
前回の築山古墳には周囲に多くの陪塚があります。 後円部南側の住宅街に立地する茶臼山古墳。 周囲を住宅が囲んでいます。直径は45mくらいでしょうか。 回り込みながら入口を探しました。 西側に通路が! 墳丘は2段築成でしょうか。 高札には磐園陵墓参考地…
築山古墳は前回の「かん山古墳」墳頂から、小山のように見えていました。 グーグルアースでも明瞭な前方後円形。 盾形の周濠がめぐりますが北側が一部変形。 墳丘長210mは、全国で30位以内に入ります。 古墳大きさランキング(日本全国版) 堺市 群馬県太田…
1月中旬に訪ねた、東大阪と桜井の古墳旅。 2日目の16日はツアー集合場所の桜井駅へ向かいましたが、近鉄大阪線を途中下車して、奈良盆地の馬見古墳群南縁にある築山古墳周辺を歩いてみました。 朝7時過ぎに築山駅に到着。駅近に展開する築山古墳とその陪塚で…
前回のつづきの東大寺。大仏殿エリアは行列ができていました。 5分ほど並んでチケット(拝観料一般600円)を購入し、回廊の中へ。 木造軸組建築としては今でも世界最大です。 大仏の大部分も、大仏殿も後世の再建ですが、国宝の八角燈籠は天平期のオリジナル…
いよいよ今回の墳行のメインイベント。 発掘調査中だったウワナベ古墳の現地説明会は事前申し込みによる抽選で、11月21日~23日で各日数回ずつ設けられていた参加枠は第2希望まで書けるようになっていたが、運良く22日の13時の回で、2名で当選した。 集合場…
前回のつづきの奈良墳行。 桜井市の古墳を3つばかり廻った後、レンタカーを返却して桜井駅へ歩く。 途中の寺川にかかる幸玉橋から南東方向。 中央の山は音羽山(多分)、その左手前に鳥見山。 桜井駅からは11:57分発の奈良行に30分乗車。 巻向駅の手前(南)…
この日、桜井市で最後に訪ねたのが艸墓(くさはか)古墳。 安部文殊院のすぐ北側で、民家に囲まれています。 丘上側から来ると、この細道が入口。 少し降りて振り返って。 そこから右を見ると墳丘があります。 が、ここから墳丘へは立ち入り禁止。案内図があ…
前回の赤坂天王山古墳の次に訪ねようとして、山中に迷った花山東・西塚古墳にて、1時間ほどロスしてしまった関係で、予定していた2,3基を次の探訪機会へ回し、比較的に訪ねやすい街中の古墳へ向かった。 谷首(たにくび)古墳は、阿倍文珠院のすぐ南側に立…
11月下旬の三連休墳行の2日目。 近鉄日本橋を7時に出て、近鉄電車で桜井駅まで46分。駅からニコニコレンタカー桜井戒重店へ歩き、車を3時間だけ借りて幾つかの古墳を巡る計画。 最初に向かったのは赤坂天王山古墳。 最近ではテレビ番組でも紹介されている、…
前回のつづき。 今回の古墳探訪ツアーの最後に訪れた場所は、シャープの施設の入口検問所のすぐ前にあった。 施設ができる前に存在した石室が道路脇に複数基、移築復元されている。 現地の説明板。 東大寺山古墳群と移築の横穴式石室天理市櫟本町の東側には…
前回のつづき。 和爾下神社から赤土山古墳までは400mほど。住宅街の緩い坂道を歩いた。 坂を上りきると、赤土山古墳の墳丘が出現した。 石碑の横の説明板。 わに氏の里天理市の北部には、かつて「わに坂」と呼ばれた地域があり、古代の有力者「わに氏」の本…
前回のつづき。 東大寺山古墳の見学後は、その麓にある和爾下(わにした)神社古墳を訪ねた。 少しズームして。木々が繁っていてわかりにくいが、後円部に神社を載せた下向き(前方部が北側)の前方後円墳。古墳の向き(中心軸)は東大寺山古墳と同じ。 墳丘…
ウワナリ塚古墳の見学後は、1.3km北西、岩屋谷の対岸の東大寺山古墳へ向かった。 櫟本町東方の丘陵地は中世は東大寺の所領だった。奈良の寺領は興福寺のものが多かったので、”珍しかった”東大寺領の名前の方が今も残っているそうだ。 東大寺山古墳は天理教城…
前回のつづき。 石上神宮参拝後はバスに乗って北へ 、名阪国道が東西に通る岩屋谷へ向かった。 石上・豊田古墳群が所在するエリアで、ウワナリ塚古墳(全長128m)、石上大塚古墳(全長107m)、別所大塚古墳(全長125m)の100mを超える大型首長墓と約150基の…
前回のつづき。 峯岸古墳の見学後は、ひとつ北側の尾根筋にある石上(いそのかみ)神宮へ歩いた。 距離は500mほど。西山古墳からは北東に1kmの地点で、布留川が盆地に出る左岸の台地先端になる。 県道から参道へ入る。この車道は新たに造られたもの。 左から…
前回のつづき。 西山古墳を見学した後、そこから東北東に500mほどにある峯塚(みねづか)古墳へ向かった。 県道から枝道に入るところに説明板が立っている。 峯塚古墳(古墳時代終末期)峯塚古墳は杣之内町に所在する古墳時代終末期の円墳です。東方から延び…
前回の塚穴山古墳の見学後、南に隣り合う西山古墳へ向かった。 周りが開けていて、地表の樹木が伐採されているので、墳丘の形がきれいに見える。 西山古墳は日本最大の前方後「方」墳で、墳形はグーグルアースでも明白だった。 入口にあった解説板。 史跡 西…
前回のつづき。 ツアーで最初に訪ねた古墳は天理高校の敷地内にあった。 古墳へはアーチェリー練習場を横切った先にある(右の高まり、並木の向こうが墳丘の一部) 在校生でも、練習中は古墳に近づけない。 並木の向こうには、天井石が失われた巨大な石組み…
今回からが、いよいよ古墳巡り 2018年3月11日に実施された、天理市主催の「古代豪族の里を巡る歴史探訪ツアー」に参加したときの様子。 ふるさと納税の寄付3万円への、お礼の品(集合・解散は天理駅前) https://www.furusato-tax.jp/product/detail/29204/3…
前回のつづき。 航空自衛隊奈良基地の門を過ぎると、すぐにウワナベ古墳の濠が張り出した部分・ウワナベ池の脇に出た。 周濠の一部が、まるで「古墳の造り出し」のように飛び出している。 左に後円部、中央やや左がくびれ部か。 道は、ほぼ直角にカーブして…
前回のつづき。 ヒシアゲ古墳の拝所から散策路を南東に進むと、コナベ古墳の後円部左上に出る。 コナベ古墳の周濠と後円部(右側) コナベ古墳(小奈辺陵墓参考地)は奈良県のサイトによれば、全長204m、後円部直径125m・高さ21m、前方部幅129m・高さ19m、墳…
前回のつづき。 上狛駅から奈良線に乗って木津川を渡ると木津駅で、次の駅から奈良県に入って平城山(ならやま)、奈良となる。 県境となるのが平城山丘陵。盆地との比高差は80m位でそれほど高くはない。 駅名は丘陵の名に由来するそう。 Wikipedia「山城国…