墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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花山東塚古墳 奈良県桜井市粟原

前回の築山古墳とその陪塚を廻った後は、桜井駅へ。

この日(2022年1月16日)は、とし坊さん達の”Team 赤坂”が主催する「探訪!粟原周辺の古墳探訪」に参加することができたのでした。

イベントのお知らせ(全6回シリーズ) - とし坊の「大和の古墳探し」

 

実は2020年11月にも、赤坂天王山古墳を訪ねた後に向かった花山塚古墳ですが、このときは山中を約1時間さまよって未到達(遭難の危険も感じました)

 

ツアーでは近くの停留所までバスを利用。

 

林道からの枝道の正しいルートはこちらです。

前回は左の赤いテープが巻かれている木の左へ入ってしまいました(そっちのほうが道らしく見えます)

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尾根上を登っていきます。

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あっけないほど、ほどなく花山東塚古墳に到着。

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花山西塚古墳の南東側の斜面に築かれた円墳で、西塚と同じく北側斜面を馬蹄形に整形して、中央部に径約17m、高さ3.5mの墳丘を作る。石室は南に開口する磚槨式の横穴式石室で、扁平な石英粗面岩(榛原石)を積み、漆喰で固めて、最後に壁面も塗り固めている。玄室は現存長3.15m、幅1.72m、高さ1.9mあり、羨道部は破壊されている。7世紀後半の渡来系豪族たちの墳墓かと考えられる。
桜井市教育委員会

 

こちらが開口部。

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順番に、四つん這いで入っていきます。

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お仲間と一緒であることで、とても心強くなれることを体感しました。

 

奥壁の様子。煉瓦のような切石が整然と積まれています。

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スマホ広角で。

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漆喰が今でもしっかり残っていることに感動。

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奥壁に向かって右側壁。

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室内から開口部を。

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石室前で解説を聴きます。

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