2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧
【再掲載の写真】 おもろまちの大きなショッピングセンターの前、目抜き通りの交差点。 右手の大きなビル・那覇新都心センタービルの左手の写真中央に、上部が波打った建造物が半分顔を出している。 近づいて行くと丘の上の「水道用タンク」全体が見えてくる…
前回のつづき。 著者による「はじめに」の部分です。 本書の調査をするにあたって、多くの海兵隊員と親しくなった。背の高い者も低い者も、物静かな人物とも、にぎやかな人物とも、負傷したものとも、そうでない者とも。彼らの職業もさまざまだった。億万長…
前回のつづき。 本の内容をもう少し紹介します。 米軍側がなぜ苦戦したかについては、米軍側のリーダーの作戦ミスもあるように書かれていました。 日本軍の速射砲が米軍戦車の装甲を破壊する力を持っていたこともありますが、シュガーローフヒル(安里52高地…
副題は「米海兵隊地獄の7日間」 昨年の夏にはじめて読んで、今回沖縄に行くにあたって再読した。 沖縄 シュガーローフの戦い―米海兵隊地獄の7日間 作者: ジェームス・H.ハラス,James H. Hallas,猿渡青児 出版社/メーカー: 光人社 発売日: 2007/03 メディア:…
前回のつづき。 縄文時代の土器、石器類のコーナー。 こちらは爪形文土器(つめがたもん)のレプリカ。 指先で文様をつける「ヤプチ式」や、爪先で文様をつける「東原式」などがあるそうだ。(時代はわからなかった) 古墳でもよく出土する、貝輪の制作工程…
9月26・27日、那覇での仕事の合間に史跡などを訪ねる機会があった。 那覇空港のモノレール(ゆいレール)の駅から。ポイントがくねくねと動いていた。 沖縄県立博物館・美術館 ゆいレール「おもろまち」駅から徒歩10分。 南側の正面入口。 設計は、石本建築…
2000年11月に「絵筆のいらない絵画教室」として紀伊國屋書店から刊行された本が、ちくま文庫になって8月(2014年)に発行された。 著者の布施英利氏は1960年生まれ、芸術・科学分野の批評家・研究者。すでに40冊以上の著書がある。 子どもに伝える美術解剖学:…
裏表紙にあった、「縄文と弥生は断絶していなかった!我々の古代観を一変させた縄文研究の第一人者が、居住環境、流通システム、葬送の儀礼他、現代日本と縄文との連続性を全く独自の切り口から考察」という案内に導かれて興味深く読んだ。 縄文人からの伝言…
古墳に行くと神社がある、神社があると巨木がある 、というパターンがあり、大きな木に惹かれるようになって手にとった一冊。 日本の巨樹 ~1000年を生きる神秘 作者: 高橋弘 出版社/メーカー: 宝島社 発売日: 2014/08/07 メディア: 単行本 この商品を含むブ…
関裕二さんの著作はいくつか読ませていただいている。大胆な発想で推理小説を読むような面白さがあって思わずひき込まれてしまう。 古事記・日本書記は「勝者の歴史」であり、書かれなかったことに真実がある、ということは、なるほど!と思う。 そんな関裕…
前回のつづき。 芝山はにわ博物館で「芝山の文化財マップ」300円を購入。 手書き風のきれいな地図で、成田空港の南東に広がる町の様子が描かれている。 熊野神社の「なぎの木」と、上吹入の杉と椎の双体樹というのが気になったので、目指してみたが迷ってた…
前回のつづき。 殿塚・姫塚古墳から2kmほどの場所に、芝山仁王尊(芝山はにわ博物館)と芝山町立のはにわ博物館がある。両者の距離は、徒歩5分くらい。 はじめに芝山仁王尊 観音教寺へ。お寺は台地の端にある。石段下の平地に町立の広い駐車場がある。 石段…
前回のつづき。 大堤権現塚古墳から、もと来た道の「芝山はにわ道」を松尾横芝ICまで戻って、さらに2キロほど北に行くと殿塚・姫塚古墳がある。道路左側のサインに沿って農道のような細道にはいり、300mほど進むと目的地。車3,4台が停められるスペースがある…
9月21日、日曜日は朝からよく晴れた。上の子は文化祭出し物の練習、妻と下の子は学園祭のはしご、ということで単独墳行。 行き先は芝山はにわ博物館。先月に大英博物館で「ひげの男(茨城県出土との記載)」を見たら、芝山で見た埴輪とそっくりだったので、…
前回の記事(訂正箇所あり) <a href="http://massneko.hatenablog.com/entry/2014/09/13/000500" data-mce-href="http://massneko.hatenablog.com/entry/2014/09/13/000500">大崎の跨線橋(百反歩道…
9月20日(土)の午後、駿河台の明治大学でシンポジウムを聴いた。 9月28日まで、地階の明治大学博物館で開催中の企画展「ウィリアム・ガウランドと明治期の古墳研究」に合わせた形で開催。 10日ほど前にこの企画展を見たときに、シンポジウムの案内チラシが…
図書館の書棚で知った本。 ウィリアム・ガウランド(本ではゴーランド)が、NHKスペシャルで取り上げられていたとは知らなかった。 NHKスペシャル 知られざる大英博物館 日本 作者: NHK「知られざる大英博物館」プロジェクト 出版社/メーカー: NHK出版 発売…
前回のつづき。 見たかった場所は回れたので自転車を返しに西口へ向かったが、時間があったので市街や港を徘徊した。 前に木更津アウトレットに立ち寄ったときにもらった「ぶらり木更津まち歩き」というパンフレットが役に立った(観光案内所は西口駅前にも…
前々回のつづき。 稲荷森古墳を見たあとは、金鈴塚古墳出土の「金の鈴」の実物を見に太田山へ向かった。自転車で5分くらい。 坂の下の駐車場に自転車を停めて歩いて登る。 中腹の一角で、旧安西家住宅という移築された茅葺民家を見学(無料) 磨きこまれた床…
前回のつづき。 この日に見た木更津の古墳(祇園・長須賀古墳群とも)は、すべてもとの全長80m以上。 高柳銚子塚古墳 墳丘長142m 金鈴塚古墳 墳丘長 95m 稲荷森古墳 墳丘長 80m 浅間古墳 墳丘長 80m (上記の他にもの祇園大塚山古墳:100m、酒盛塚古墳:9…
前回のつづき 長須賀の日枝神社から住宅街の道を進むと、その住宅街の中にいきなり金鈴塚古墳が現れる。下の写真の中央の木々の下。 大通り(県道80号)からは一本北側にはいった場所でわかりにくいが、下の写真のラーメン大将の右側の道をはいると、すぐに…
前回のつづき。 高柳銚子塚古墳を見たあとに、1.5kmほど東南東にある浅間神社(浅間古墳)を訪ねた。 変速機付きママチャリでグイグイ進むと、緑の盛り上がりが見えてきた。 墳丘上には神社があった。参道は墳丘の南東の畑側に面している。 今年初めて見た彼…
連休中日の日曜日、木更津の古墳群を訪ねた。 前日の講演会にその名が出た、未探訪の大古墳(現存は一部のみ)に行ってみなくては、と思い立ち。 家族はそれぞれに用事があり、残念ながら単独行。 好天に恵まれたので電車+貸自転車で。 蘇我から30分強(普…
9月13日(土)の講演会の後、近くの姉崎古墳群の内、前回たどり着けなかった2つの古墳を目指した。 午前の講演会で「六孫王原古墳」が言及されたので、これは行かねばと思ったので。 車で15~20分ぐらいの距離。 ・堰頭(せきがしら)古墳 前方後円墳 6世…
9月13日(土)、自分にとっては2週連続の講演会。 今回は千葉県でも特に古墳が集中する市原市で、しかもテーマは「王賜」銘の鉄剣が出土した稲荷台1号墳であったので、楽しみにしていた。 時間の読みを間違えて15分遅れで到着、会議室の扉を開けたらすでに…
大崎駅南側の旧い方の跨線橋が、いよいよ無くなりつつある。 6月に渡ったのが、最初で最後になった。 <a href="http://massneko.hatenablog.com/entry/2014/06/12/070000" data-mce-href="http://massne…
9/6の午後、明治大学博物館を見たあとに、新御茶ノ水駅から日比谷駅まで出て、出光美術館へ行った。 「宗像大社 国宝展」 2014/8/16~10/13 10時~17時(金のみ~19時、月休) 特別協力:神宮司廳 主催:宗像大社、出光美術館、日本経済新聞社 公式サイト 宗…
9/7(日)、昼頃に外出。 御茶ノ水駅東口から徒歩5分で明治大学駿河台キャンパスアカデミーコモンへ。 地階に博物館がある。今年の5月に初めて訪ねたところ。 <a href="http://massneko.hatenablog.com/entr…
9月6日の講演会の3番目の研究報告 「印旛郡舩穂郷のすがた」(奈良・平安時代):印旛郡市文化財センター 小牧美知枝氏 千葉ニュータウン造成に伴う発掘調査では、奈良・平安時代の遺跡も多数発掘されたが、これだけの広範囲がまとまって調査され、その全…
見出しに初めて動詞を(主語と述語を)いれました。 前回のつづき、9/6の白井市文化会館にての講演会「千葉ニュータウンの昔むかし」の最初の研究報告、千葉県教育振興財団の山岡磨由子氏による「遺跡の中の石材産地」、3万年前の日常を想像する話を紹介しま…