墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

「宗像大社 国宝展 -神の島・沖ノ島と大社の神宝」 出光美術館 @丸ノ内(日比谷駅・有楽町駅)

9/6の午後、明治大学博物館を見たあとに、新御茶ノ水駅から日比谷駅まで出て、出光美術館へ行った。

 

「宗像大社 国宝展」 2014/8/16~10/13 10時~17時(金のみ~19時、月休)

特別協力:神宮司廳

主催:宗像大社、出光美術館、日本経済新聞社

公式サイト 

宗像大社国宝展 - 出光美術館(東京・丸の内) - 出光美術館

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鏡や玉、武具や馬具など、4世紀の古墳時代から9世紀の平安時代におよぶ多様な奉献品の62件の国宝をはじめとする数々の宝物を見られる。

 

沖ノ島は、玄界灘に浮かぶ孤島で「海の正倉院」とも呼ばれる。一般人は立ち入り禁止の島だが、5/27(日本海海戦記念日の大祭)だけは、宗像大社に申し込んで選ばれた男性200人が禊の儀式を経て入島できる。

 

1954~71年の学術調査では島内23ヵ所の祭祀遺跡から出土品、約8万点が一括して国宝に指定された。1977年に出光美術館で「宗像 沖ノ島展」が開催され、今回は37年ぶりになる。

 

ところで日本の国宝の数は、1089点(2014/9現在)

文化庁 | 文化財 | 文化財の紹介 | 文化財指定等の件数

宗像大社関連の約8万点の宝物は、まとめて一つの国宝群としてカウントされているが、実際の点数は全部の国宝点数の80倍。仮に100点を1頁に図録つくったら800頁!

今回の出展だけでも62点、こんなに国宝が多い展覧会は始めて見た。

 

自分にとっての一番の収穫は、見事な鏡の複雑な細かい模様をじっくり観察できたこと。

また、沖ノ島出土と伝えられる奈良~平安時代のミニチュア織機・金銅製高機(たかはた、国宝で実際に布が織れるそう)が興味深かった。

 

ちなみに栃木県の甲塚古墳では、日本初の機織(はたおり)の埴輪が出土し、今年(2014年)初めて公開されされ、9/20~11/24の秋季特別展「しもつけの埴輪群像、そのすがたをさぐる」でも出展される。

下野市 - 機織(はたおり)形埴輪を公開します

10/12には特別講演会もあるので行ってみたい。

しもつけ風土記の丘資料館

 

沖ノ島の様子は、千葉県佐倉市の「歴博」で、原寸大のジオラマで見ることもできる。


国立歴史民俗博物館 総合展示第1展示室(原始~古代) 千葉県佐倉市 - 墳丘からの眺め

 

昨年(2013年)春に上野の「東博」で開催された「大神社展」でも、沖ノ島出土の鏡や金属製の祭祀具、勾玉などの展示があった。

東京国立博物館

 

藤原新也氏、安部龍太郎氏による、臨場感あふれる写真・紀行本も昨年出ている。

神の島 沖ノ島

神の島 沖ノ島

 

 いつの日か渡ってみたい「秘境」です。