前回の亀ケ森古墳の50mほど南西にある、鎮守森古墳。
同じく4世紀後半の築造ですが、こちらは前方後方墳。
史跡 鎮守森古墳
国史跡指定 昭和51年5月6日
鎮守森古墳は、墳丘の全長が約55mの前方後方墳です。墳丘とほぼ相似形の周堀があるのが確認されました。出土した二重口縁壺から、4世紀後半の築造と考えられています。
町では、古墳の恒久的保存と郷土学習の場としての史跡公園整備をめざして、史跡の公有化事業を進めています。
会津坂下町教育委員会
以下は、亀ヶ森古墳にある説明板からの抜粋。
鎮守森古墳は亀ヶ森古墳より若干後に造られたようです。(逆の説もあるようですが)
鎮守森古墳
亀ケ森古墳の南西50mの位置に亀ケ森古墳とほぼ同方向に並んで築造されている前方後方墳で、後方部には八幡神社が祭られている。全長56m、前方部長30m、後方部長26mを計り、周堀の有無は不明である。築造時期は未発掘のため詳らかでないが、亀ケ森古墳より若干下るものと考えられている。
少し右に回り込むと、背後の前方部も見えました。
説明板があるのは後方部先端側。 墳丘の長軸は、ほぼ東ー西です。
解説板の後ろ、一段上がった平坦部。
そこから見上げた後方部。
斜面を上がると八幡神社がありました。
社の前から見下ろす前方部。
前方部の端からの眺め。会津盆地の西端の山並み。
振り返っての後方部。
後方部に向かって左側を。
後方部上の八幡神社からは東側に参道の石段がついていました。
下りた脇には鎖のないブランコ。
参道の先には鳥居も。葉桜でしたが見事な2本。
鳥居のあたりからみた墳丘。左が前方部、右が後方部。
パノラマでも。
前方部の先端側に回って。右が鎮守森古墳の左裾側、左の木立が亀ヶ森古墳です。