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墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

ふるさと納税・「ヤマト王権の古墳を巡る考古学ツアー」概要 奈良県天理市

奈良県の古墳・寺社

奈良古墳旅のクライマックスが、この日(2/28)

天理市教育委員会が主催するツアーに参加した。

 スケジュールは下記の通り。午前中に講座や展示館での解説を聞いて、午後に「現場」を廻る。

 

概要は検索したらWEB上にもあった。

http://www.city.tenri.nara.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/19/bun.pdf

天理市は大和・柳本古墳群をはじめ奈良県で最多の 1596 基もの古墳が所在する「古墳のまち」です。1998 年には黒塚古墳から出土した国内最多である 33 面もの三角縁神獣鏡や画文帯神獣鏡は当時大きな話題になりました。今回、本年度よりふるさと納税に対するプレゼントを開始する記念として、発掘に携わる本市文化財課職員による「古墳のまち天理」をめぐる特別ガイドツアー『ヤマト王権の古墳群を巡る考古学ツアー』を企画いたしました。古代のロマンに思いを馳せ、ヤマト王権誕生の不思議に迫ります。


行程
天理駅よりバス(山の辺号)9:45 出発

ふれあいセンターで大和・柳本古墳群の説明をはじめ、より深く「古墳のまち天理」を知っていただくための講座を実施

黒塚古墳(三角縁神獣鏡のレプリカ等をご覧いただきます)お昼休憩

中山大塚古墳、燈籠山古墳、西殿塚古墳

トレイルセンター(休憩)

櫛山古墳からの眺望

行燈山古墳(崇神天皇陵)

狐塚古墳発掘現場見学※あるいは市内の横穴式石室へご案内

天理駅(解散)16:30 頃の予定
※発掘現場である狐塚古墳は、先日出土した巨大石室のある豊田トンド山古墳の東側にあり、今年度発掘調査する予定の古墳です。

 

パンフレットにあったマップ。黒塚古墳展示館を起点に赤い線で示されたルートを歩いた。

山の辺の道に沿うように古墳がある。

古墳はその出現期から、台地の縁に平地部から見上げるような立地に築造されていきたことが地図からもわかる。

 

前回のつづき。天理駅前広場にいらした係りの方の誘導でバスへ向かった。前の1台が古墳ツアーのバスだった。

 

バスは黒塚古墳展示館へ。お隣のふれあいセンターの会議室で講義を聞いた。

 

講義は40分ほど。わかりやすい内容で、天理市の古墳を訪ねるのは初めてだった自分にとっては新鮮でとても興味深い内容だった。

ツアーで巡るのは古墳時代前期の3世紀後半から4世紀前半に築かれた、大和(おおやまと)・柳本古墳群。

古墳の形が定形化する4世紀後半より前で、形がいろいろだったり葺石や埴輪があったりなかったりと近くにあるのに違いがあり、その後全国に拡がった前方後円墳の形式を確立する前の試行錯誤の様子が見えるという説明が非常に面白かった。

 

会場には西殿塚、東殿塚から出土した埴輪の実物も展示されていた。

奥が西殿塚古墳の円筒埴輪、手前2つが東殿塚古墳出土の鰭を持つ円筒埴輪と朝顔型円筒埴輪。

 

講義の後は黒塚古墳へと向かった。

このツアー、なんといっても古墳愛好家のグループで回れるのが嬉しく、さらに専門家が同行して解説していただけて、質問にも答えていただけるという夢のような企画。

いただいた資料もA4で24頁になる詳細なものだった。

つづく。