涌谷町の追戸横穴墓周辺を見た後は、古川駅に戻る途中で小牛田(こごた)駅近くの2つの古墳に立ち寄りました。
京銭塚(きょうせんづか)古墳は小牛田駅から徒歩7分の駅近古墳。
とは言っても入口を探すのに苦労しました。南の道路側です。
そこから北へ入っていくと説明板。日本最北端の前方後方墳!
墳長66m、古墳時代中期の築。
京銭塚(きょうせんづか)古墳
古墳時代中期(5世紀末~6世紀)の古墳と推定され、県内における代表的な中期古墳のひとつです。
古墳の周辺部は部分的に削られ、原形を変えていますが、主軸の長さが66m、高さが4mの前方後方墳で、この種のものとしては日本で最北端に位置するものです。
このような古墳の存在は、この地方においても稲作の生産力が上がり、それを基礎とした階級社会、政治社会が現れ、権力の集中があったことを示しています。
平成4年3月 小牛田町教育委員会
主軸が南北で、後方部が北に。
このあたりが前方部先端でしょう。
西側斜面の様子。
石段を上がった先。前方部墳頂、奥が後方部と思われます。
振り返った南側。
後方部上には民家があって、近寄りがたい雰囲気でした。