横沢古墳などがある広沢公園には、江戸時代からの貴重な建物が何棟も移築されています。
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江戸時代末期の長屋門。

背後の斜面上から。

こちらも江戸時代末期の、豪農の邸宅。その薬医門。


立派な玄関を持つ、瓦屋根建物です。

こちらも江戸末期、樋代官(とよだいかん)を務めた植松家の住宅。換気用の”腰屋根”がついています。


こちらは文化元年(1804)に建てられ、明治期に”兜造屋根”に改築された農家。


横から見ると屋根が兜の形。養蚕の明かりとりのためだそう。

内部も広々としています。

土間から見上げた屋根裏。

圧巻でした。
こちらの擬洋風建築は、大正8年築の杉浦医院。(説明板は撮りそびれ)

室内を覗くと畳敷き。

明治期に吉原町で、料理店の玄関塔屋として建てられた”眺峰館”。

”富士山の眺めが極めてよかった”のだそう。

入室禁止ですが、中は八角形に畳が敷かれていました。

なかなかの”たてもの園”ですが出入り自由の公園にて、しっかりと保存されているところがすごいと思いました。
2023年4月下旬訪問。