墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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行者古墳 愛知県豊川市大木町鑓水

炭焼古墳群からは豊川右岸の丘陵縁を西へ進みました。

 

愛知県立宝陵高等学校の正門右脇にあるようです。

 

木々の向こうに墳丘らしき影が見えます。

 

右へ回り込んでいくと階段が整備されていました。

 

なかなかの登り。

 

登り切った先に墳丘が。

 

左手(西側)から。

石段の下あたりに開口部がありそうですね。

 

奈良文化財研究所のサイトに、径22.5m・高さ2.7mの円墳とありました。

52987-行者古墳

 

墳頂の様子。

 

ミニ石室のような祠に、役行者さまが。

 

北側は高校グラウンド。

 

墳丘を東側から。

 

そこからグランド側を。

 

登って来た階段を見下ろして。

 

階段の左手に、結構な水量の湧出口がありました。

 

高校の西隣に「花の木古墳群」にピンが立っていますが、そこは国道151号一宮バイパスの工事中。

 

ピンの位置は、この奥の左の林の中ですが近寄れず。

 

あとで調べると、2020年の調査(国道建設に伴う事前調査)で、65㎝ほどの蛇行剣が出土したとのこと。

豊川・花の木古墳群で出土の蛇行剣披露 - 東愛知新聞社 - 東愛知

 

こちらで詳しい資料が読めます。(蛇行剣の分布図も。ただし富雄丸山以前)

http://www.maibun.com/DownDate/chirashi/Hananoki0729-R.pdf

 

前回も紹介させていただいたこちらのブログで、現地説明会の様子がわかりました。

11/3 豊川市・花の木古墳群現地説明会を彷徨う。花の木古墳郡発掘調査現地説明会徘徊編 | 徘徊師:やまあそび・黄昏ひげ爺の妄想彷徨い徒然忘誌

 

発掘調査終了後は切り通しになってしまったようですね。

2025年10月中旬訪問