墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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福市考古資料館 鳥取県米子市福市

今回からが鳥取県になります。

30年位前に鳥取市内と鳥取砂丘へ行ったことがありますが、それ以外の鳥取県を訪ねるのは初めて、もちろん県内の古墳も初めてです。

一泊目を皆生(かいけ)温泉としたので(夫婦行動でした)、初日は米子市の古墳を巡りました。

 

最初に向かったのは、米子市福市(ふくいち)考古資料館。国史跡の福市遺跡・青木遺跡に隣接しています。

 

古代の蔵のような資料館建物。入館無料。火曜休館。

 

目の前の、福市遺跡の案内図。

 

室内には福市遺跡や青木遺跡だけでなく、米子市内各所からの出土品がずらり。

 

埴輪もメインで。

 

別所1号墳の盾持ち人埴輪。


古墳時代のコーナー。出土品で賑わっています。

 

美しい装飾品。

 

貴重な鏡や立派な武具・馬具。

 

鶏形土製品や革袋形土器。

 

石州府古墳群からの金環や博労町遺跡からの双子勾玉。

 

石州府古墳群(5号墳)から出た馬具。金色の表面が一部残っています。

 

奈良時代の遺跡から出た「土馬」


小さいですが、よく形を捉えています。

 

 

 

 

 

 

 

奥壁側センターには様々な「こしき形土器」が並びます。

 

 

 

目久美遺跡(弥生前期)からの大型壷(しゃがんで撮っています)右は貯蔵用、左は埋葬用のようです。

 

池ノ内遺跡(弥生時代)の田舟。現物だと思いますが「生」で。

 

土器が語る米子の歴史コーナーは圧巻でした。


竈(かまど)と甕(かめ)と甑(こしき)のセットも!

 

こんな、五徳のような「支脚」まで!

 

文化財地図も。かつての湾の形が想像できますね。